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2021年02月20日

コロナワクチン 国内初の副反応の疑い 富山県でじんましん発生

新型コロナウイルスのワクチンをめぐり、政府は医療従事者向けの先行接種が始まった富山県の病院で、副反応の疑いがある、じんましんの発生があったと公表しました。国内での接種で副反応の疑いが公表されるのは初めてです。
新型コロナウイルスのワクチン接種はおよそ4万人の医療従事者を対象に今月17日から始まり、各地で進められています。

これについて、政府は、19日から接種が始まった富山県の富山労災病院で、副反応の疑いがある、じんましんの発生があったと、総理大臣官邸のツイッターで公表しました。

そのうえで「厚生労働省は、引き続き、副反応の疑い事例について情報の収集に努めるとともに、接種後15分以上は、接種会場で様子を見るなどの安全対策の周知に努めていく」としています。

厚生労働省によりますと、ワクチンの接種を受けた人は、19日午後5時の時点で5039人となっていて、国内での接種で副反応の疑いが公表されるのは初めてです。

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今日の東京の感染状況

現在の重症者(速報値)は82人、
本日の患者の発生状況(速報値)は327人、うち65歳以上の高齢者は69人、
新規陽性者数の直近7日間移動平均は355.7人、前週7日間移動平均は388.3人、対前週比は91.6%、
検査実施件数は8,072件(目安となる3日前の件数)です。

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新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための「接触確認アプリ(COCOA)」の最新バージョン1.2.2が配布開始もさらなる不具合が見つかる

厚生労働省は18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止に資するように昨年6月より提供しているスマートフォン(スマホ)など向け「接触確認アプリ(COCOA;Contact Confirming Application)」の最新バージョン「1.2.2」をAndroid版・iOS版ともに配布開始したとお知らせしています。

バージョン1.2.2ではすでに紹介したAndroid版における陽性登録を行った利用者との1メートル以内15分以上の条件に該当する接触があっても接触として検知・通知を行っていない不具合や1メートル以内15分以上の条件に該当する陽性者との接触があった場合に本来通知すべきよりも多い接触件数が表示される不具合が修正されています。

またiOS版において利用開始後しばらく経った後にデータが初期化される(利用規約などへの同意画面が再度表示される、または継続使用日数が0日に戻る)問題が一部で発生していた不具合についても改善を図っているとのこと。ただし、これらの問題とは別にバージョン1.2.2でも現時点で把握している不具合や指摘されている問題があるとしています。

そのため、Androidでは接触通知を正確に受け取れるように定期的(速やかに通知を受け取るためには1日1回程度)にアプリの再起動を実施するよう案内されているほか、iPhoneではiOS 13.5の場合に接触通知を受け取れないケースが見つかっているため、OSバージョンを最新のiOS 14.4にアップデートした上で利用するようお願いしています。
COCOAは昨年6月に提供が開始され、当初は試行版(プレビュー版)となっており、その後、正式版としてリリースされ、順調にダウンロード数を伸ばし、2月18日時点でのダウンロード数は約2538万、陽性登録件数は約10753件となっています。対応OSはAndroid 6.0(開発コード名:Marshmallow)以降およびiOS 13.5以降となっており、アプリ配信マーケット「Google Playストア」および「App Store」にて配信されています。

一方、アプリのバージョンアップの過程で接触確認の通知について条件が見直されたりしていたため、今月3日にAndroid版において昨年9月28日のバージョンアップ後から陽性登録を行った利用者との1メートル以内15分以上の条件に該当する接触があっても接触として検知・通知を行っていないことが判明するなど、複数の致命的な不具合が報告されていました。

今回、バージョン1.2.2によってこの問題を含む複数の不具合が解消されたものの、リリースする際に動作検証を行ったところ、新たな不具合が見つかったとのこと。検証の結果、Androidでは陽性者との接触を検知・通知できない不具合はバージョン1.2.2において解消されていることが確認できたものの、アプリに陽性登録を行った場合、iOS 13.5では陽性者との接触があっても通知を受け取ることができない事例が見つかりました。

動作検証では以下のさまざまなOSや機種の組み合わせで合計36ケースを1メートルの距離で20分間近接(接触に関する情報の交換時間を考慮)させ、一方の機種からアプリに陽性者としての登録を行い、テスト環境にてもう一方の機種において接触が検知・通知されることを確認、また1メートルを大きく超える距離や15分に満たない接触について通知がなされないことを確認したとのこと。

・Android 10または11を搭載した製品を使用し、メーカー独自仕様による差異を考慮する必要があるため、上位3メーカー(メーカーカバー率73.9%)を利用
・ iOS 13.xおよび14.xを使用

また本来であれば、Googleが提供する接触通知機能と連動して陽性者が通知サーバーに登録した接触に関する情報を1日に1回程度各製品にダウンロードされ、各製品内の記録と照合・通知を行う仕組みとなっていますが、検証を行ったAndroid搭載機13台13ケースでは36時間後の状態を確認した限定的な検証の結果、

アプリがバックグラウンドから強制終了されてしまうことによって当該処理が実行されないケース、あるいはバックグラウンドで起動している状態であっても当該処理を定期的に実行していないケースが7ケース見つかったということです。

いずれのケースについてもアプリを再起動(アプリを立ち上げ、アマビエのイラストと「STOP感染拡大」の文字の画面が表示されることを確認)することで当該処理が実行され、陽性者との接触があれば通知を受け取ることができることが確認できたため、定期的に再起動を行えば、きちんと接触通知が速やかに行われるものの、今後、Googleの協力を得ながら改善策の調査を進めていくとしています。

なお、同省では引き続き、接触通知が行われていなかった不具合を含めてさらなる調査を総括審議官をヘッドとして厚生労働省職員数名で構成する「COCOA不具合調査・再発防止策検討チーム」によって進め、外部のITの専門家をアドバイザーとして、技術的助言を得たり、調査を進める中で必要があれば、弁護士や公認会計士などの助言を受けて年度末をめどとしてとりまとめを行うことを発表しました。

このアプリ使ってる人いるのかな・・・・・

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