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体罰はタブーというけれど…

テーマのとおり、今日は体罰についてお話したいと思う。


最近では、体罰による事件や学校関係者の懲戒処分が良く目につく。

教育基本法11条にも個別具体的に体罰を禁ずる規定があるが、法律による規制があるから「体罰は悪」と言っているのであろうか?あるいは人格を否定することになるからであろうか。

まあ、どちらにしても現代の社会では体罰はタブーになっている。
※この法律は「学校教育」において適用されるものである。


では、家庭内ではどうであろうか? 民法では822条に親権者の養育する子に対する懲戒権について規定されている。これが根拠となって子の非行に対して懲戒処分をすることができると思われるが、この懲戒内容が行き過ぎると、逆に親権者が刑法を犯してしまうことになるかもしれない。

私は「体罰」の定義を明確に認識している訳ではないが、最近ではハラスメントと同様に、体罰を受けた本人の主観も重要な要素になりつつある。

だから直接的に叩く・蹴るなどだけでなく、長時間苦役を与えることも体罰になる可能性が高い。


そもそも「罰」とは、子が学校や家庭(生活範囲)内において、法令・規則・家庭内でのルールを犯すところから始まるはずである。

刑法だけでなく、その他の法令にも違反者には「罰」が定められているのはご存知のとおり。
犯した罪の軽重により、罰にも軽重がある。


例えば、(複数の)殺人に対しては「死刑」が適用される可能性が高く、最も重い罰だ。
その他傷害などの「人を物理的に傷つける」罪は、罰が重い。
対して、人を直接傷つける罪でない場合には、軽い罰の場合が多い。


これを教育現場や家庭に当てはめてみると、子供の犯した罪の重さで「罰」も決められるべきであろう。

例えば、
(1)門限までに帰ってこなかった ⇒ 小言
(2)人のゲームソフトを無断で借りてきた ⇒ まず叱り、ゲーム所有者に謝罪
(3)友達に暴力をふるいケガをさせた ⇒ 以下
などあげればキリがない。

私の個人的な感覚で言えば、(3)の場合にはまず状況を聞き、客観的に私の子供に原因(非)がある場合には「手をあげ」、そして被害者に対する謝罪となる。 家庭内では重い罰に相当するであろう。

その他の重い罰には「勘当(家を出ていけ)」がある。
今時勘当?と思われるだろうが、手をあげない罰の中では一番の効き目である。 「文句があるなら、よその家の子になれ。すぐに出ていけ。」といえば、子供も諦めて?おさまる。

しかし、このカードは子供が高校生位になったら切れなくなる。
本当に出て行かれるからだ(笑)


このようにウチでは犯した罪の重さによって、手をあげることもある。

子供達はなにをすれば怒られるかを敏感に感じ取っている。
しかもどの程度怒られるかもある程度認識しているはずだ。

これは大人社会における法令のサンクションと同様だ。

子供社会では大人や先生が良くも悪くも「法律」なのである。

だから、悪いことは悪いと教えないといけないし、言っても分からない場合には効き目のある罰を与えなければならない。

いわゆる「体罰」がダメならば、ウチの子供であればゲームを取り上げることが一番効き目が高いか。

しかし、罰により「精神的苦痛を多大に受けた」などと言われれば大人はすぐに弱腰になる。

特に教育現場ではその傾向がある。

私は家庭内ではもちろんであるが、教育現場でも遠慮せずに「悪いことは悪い」と教え、その度合いによって「罰」を与えるべきだと思う。

そして、教育委員会は現場の学校教員を援護する施策を取るべきだ。
そうしなければ学校教育は機能しない。 (もちろん、ケースバイケースであるが…)


性善説では成り立たない世の中だ。

時代が変われば対処方法も変える必要があると思うが、根本的な部分はいつの時代も同じはずである。

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プロフィール

たけみん
40代ガンコな親父ですが、娘にはデレデレ。 独立という夢を抱きながら、自己研鑽中!
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