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お客様は本当に神様か?

近頃、新聞やテレビ、ネット上のニュースで売り手と買い手のトラブルをよく目にする。

これは物を売る事業に限らずサービスを売る事業にも関連している。

ここ数日間では西松屋と客のトラブルにおける謝罪強要事件が記憶に新しい。

この事件の概要は、商品不良に対するクレームが行き過ぎて、来店用の交通費を要求し、更には土下座をして謝罪をさせた上、その様子をネット上にアップしたというものだ。
これがいわゆる強要罪にあたり逮捕につながった。

この場合、商品に対するクレームまでは問題ないだろうし、店側の対応としては商品交換と謝罪が妥当なところか。

私見では、買い手がかなりの遠方から来店し相当の費用を要するのであれば、交通費支給についてもやむを得ないと考えるが、近所であれば遠慮いただきたい所だ。


私も当然仕事をしているので、このようなクレームを受けることもあるのだが、
最近の社会の風潮として、
「 買い手(客) >>> 売り手(店)」
の図式が成り立っている。

もちろん、お客様がいなければ全ての事業が成り立たないことは認識している。
私が問いたいのは「お客様は全てにおいて絶対なのか?」ということだ。

売り手はそれなりに企業努力をして安価で質の高い物(サービス)を提供している。
そしてその企業努力により、買い手も相応の利益(物を買い、あるいはサービスを受ける)を得ているはずだ。

とすると、お互いの利益が一致しているのだから、
「売り手<<<買い手」ではなく、「売り手≒買い手」の構図が成り立つのではないだろうか。

売り手側の「数ある中からウチの商品を購入していただきありがとうございます」という姿勢は当然なのだが、買い手もその物を購入し目的(質が良いとか安価などを示す。)を達成できたのだから、常に買い手が優位と考えられるのも疑問である。

購入してもらおうと必要以上に売り手が「お客様」と崇めるため、それが誤ったサービスであっても当たり前となり、買い手は「買ってやった」という傲慢さによりモンスター化を促進しているように思う。

売り手が負うビジネス上の義務、これは当然負わなければならない。
それと同様に買い手にも負わなければならない義務があるはずである。

その義務を履行できない買い手に対しては、売り手が「あなたには売りません」と拒否することがあっても良いのではないだろうか。

ちなみに私は、店舗で物を購入し、あるいはサービスを受けたときに「ありがとうございました」と言われれば、例え相手がアルバイト学生だとしても「ありがとう」などの声をかけるようにしている。
それは先に述べたように、売り手と買い手に優劣は無いと思っているからだ。

しかし、その対等な関係は売り手と買い手の双方が負うべき義務を果たしたときにのみ成り立つもので、どちらかの果たすべき義務を欠くとトラブルに発展する。

その時は丁重に謝罪し、損害が発生すれば賠償するしかない。


ストレス社会と言われる現代、少しでもいいから「思いやり」や「敬いの心」を持つようにすれば、気持ち良く毎日が送れるように思うのだが…。

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プロフィール

たけみん
40代ガンコな親父ですが、娘にはデレデレ。 独立という夢を抱きながら、自己研鑽中!
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