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2024年03月21日

【911日目】赤い世界:テストプレイ&デバッグ/マップ修正

赤ちゃんは1日に平均400回笑い、対して大人は平均15回しか笑わないというデータを知って、膝が笑っているゲーム作家のkuroです。
不機嫌な顔をして得することは一つもないので、機嫌よく生きようと心がけている今日この頃です。

本日の制作動画です。
https://youtu.be/YaeVRGPlPek

#赤い世界
##テストプレイ&デバッグ/マップ修正

マップ制作というゲームプレイから離れた作業をしていると、ゲームが面白いのかわからなくなります。
教科書を基に勉強しているとき、試験の点数に繋がるのか不安になるのと同じです。

点をとるための効果的な試験勉強は、過去問題から逆算することのように。
テストプレイから逆算して、感覚を確認して安心を得ています。

時間をおいてプレイすると、セリフ回しが気に入らないこともしばしば。
台詞を書いたときの感性と、プレイしてみるときの感性は変わっているからなのですよね。

面白い作品を知れば知るほど、自分の作品を見る目は厳しくなり、そこそこ自信もなくしたり、凹んでいても制作は進まないから、とにかく手を動かしたり。

上手くいかない日の方が多いので、その辺りも飾ることなく書いて参ります。

本日の進展
・台詞の修正
・マップエフェクトの修正
・不具合修正
台詞を繰り返さないようにフラグを設けた
説明文のアイコンミス
台詞と表情の不一致
posted by tabirpglab at 23:54 | 制作記

2024年03月20日

【910日目】赤い世界:マップ制作

2年に1回の頻度でスマートフォンやクレジットカードを落とし、その度にキチンと返って来る日本の治安の良さに惚れ惚れしているゲーム作家のkuroです。

昨夜は勉強のために仕事後に移動しており、更新が遅れました。
後半はそのことに少し触れられればと思います。

#赤い世界
##マップ制作
早朝の筋トレを終え朝8:00から作業開始。
睡眠時間を最優先するようにしてから、生活サイクルが健康的に戻りました。

数日ぶりになってしまったので、直前のマップ制作作業から再開です。
反転するギミックがあるので、淡々とこなしていました。
画面効果も反転させなければいけないので、作業量は多そうです。

1日は始まったばかり、どんどん進めます。
まずは昨日更新できなかった分として、投稿します。

#雑記
##AIの得意領域と人の得意領域
脚本、静止画、動画、音楽、キャラクターデザイン、あらゆるクリエイティブ領域にAIが活かせるようになりました。

2022年は驚きと警鐘を鳴らされている印象でしたが、2024年現在は共存を認める風潮が強くなってきたと感じています。

AIは使う/使わないが区別されるものではなく、グラデーションがかかったように少しずつ生活に浸透し、割合を増やしているようです。

たとえばBingブラウザで検索すると、検索結果の右にChatGPT風のテキスト結果が出るように。
これはクラウドサービスを使うぞ!と意識せずとも、気付いたら使っている現状にも似ています。

話を戻すと、AIは得意領域において徐々に浸透している。
人はAIと得意領域が重ならない部分を意識した方が良く、その立ち回りが2024年はとても重要だと感じています。

大まかな私の理解は次の通り。
AIの得意領域は、問いに対して、平均的な結果を大量のパターンで出力すること。
人の得意領域は、問いを立てること。

問いを立てる能力を磨くことが、この先の創作活動に影響を与える気がしています。

##記憶のつくりかた
人にできてAIにできないことを探すのも大事なポイント。
創作活動で人にサービス、作品を提供する側においても同じことが言えます。

FR2というアパレルブランドが参考になります。
インターネット勃興期に他店に先駆けてオンライン販売を初めて売上を伸ばしました。
要因は次の通り。

・他店は携帯電話の小さい画面、粗い画素数で服の善し悪しはわからない=売れないと考えていた
・実際は手軽・便利に購入できる利点が上回った
・競合がいなかった

売り手の目線で想像した購入基準と、購入者の購入基準の違いですね。

2024年現在はオンライン販売が当たり前になりましたが、#FR2はオンライン販売を撤退しました。
現在の戦略は観光地に出店をして、海外観光客向けにおみやげとしてのアパレルを売る。
ポイントは次の通り。

・海外観光客をターゲットにした(2050年には日本人は1億人以下になり、老人が増えるのでアパレルの顧客が減る)
・海外観光客の目的は観光地(京都、沖縄、原宿)なので観光地に出店した
・顧客がメルカリに販売することで疑似的なオンライン販売の構造を残した(転売を禁止していない)

結果、#FR2は7割が海外顧客、10年間セールは行わない、利益率は40%越え(ユニクロ、ユナイテッドアローズ、ビームスなど日本のアパレルは大体13〜16%)を果たしています。

これらは人の行動を起点にしているということ、そして人の記憶に残るようにサービスが設計されていることがポイントと言えそうです。

多くの方にとって観光はお金を使う機会。
観光に必要なのは価格ではなく、体験。
(安いから京都に行こうではなく、紅葉の季節だから京都に行こう)

体験は手軽さよりも、手間がかかった方が思い出になります。
一説によると、思い出とは苦労、時間と体験のかけあわせ。
記憶が思い出になるには、負荷が必要らしいのです。

1週間前の食事内容と味は思い出せなくても、初めて緊張したデートの食事や味は覚えているように。

AIでは「時間、歴史、工程」が絡む思い出は生成できない。
ハイクオリティが標準になる世界で、思い出をどう絡めていくのかが問われている時代だなと感じております。

それでは素敵な休日をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 09:35 | 制作記

2024年03月18日

【お休み回2】能登半島復興ボランティアで瓦礫撤去した話

ブッキングコムでWi-Fiの評価が低いホテルに宿泊していて、案の定Wi-Fiが切断された状態で記事を書いているゲーム作家のkuroです。
当たり前の事をなんのひねりもなく書いています。

本日は被災地で寄付した後は移動する予定でしたが、避難場所で人手が必要な状況でしたので終日ボランティアに参加してきました。
夜中の移動は危険なので、一泊して帰ります。

■知人がいないから知人を作った
私は石川県は初めてで、知人もいませんでした。
そこで知人を作りました。

どういうことかというと…
最初はクラウドファンディングで支援を募集されていた飲食店さんを目的地にして、利用しました(求めている人に支援をさせていただく)。

そして会話して知人になり、他にも求められている場所を聞き、穴水という地域を知り、向かいました。

穴水の避難場所では確かに人手の需要がありました。
予めボランティア保険とヘルメットや長靴を用意していたので、そのまま参加できたのです。

■現地の復旧の段階
実際に聞いた話を整理すると、復旧には段階があります。

段階1.生活インフラの復旧
上下水道、ガス、電気、道路、電波などの要素です。
2024/03/17現在、輪島はまだ水に不自由しているそうです。

段階2.瓦礫の撤去
この段階になって、瓦礫の撤去が行えます。
穴水はこの段階でした。
そして次の3要素がバランスよく整うことが大切。

・軽トラックとドライバー
・作業員
・瓦礫の受け入れ場所

例えば作業員が多くても、軽トラックが不足していると人の数を活かせません。これがボランティアの人数制限がある理由のひとつ。

段階3.サービス業、観光業の再開
この段階になると、経済が回り始めます。金沢駅前はこの段階。外食産業が潤えば、卸業者、従業員、彼らの家族の生活に寄与します。

■需要と供給
先の点をふまえると、需要と供給の最優先は義援金の寄付です。

特定の物品や人手ではなく、汎用性の高いお金が一番求められます。求められていることをするのが大切。

そのうえで現地と関わりたい、直接何かをしたいというのであれば(自分都合ということを理解したうえで)募集を見て、保険に加入して、宿泊地、滞在に係るコストは自前で負担し、ゴミは全て持ち帰るとしたうえで、ボランティアに参加してどうか、となります。

私は義援金を支援させて頂き、自分で全ての道具を揃えて、段取りを整えたうえで、参加しています。

それでも今回の移動費用すべてを寄付に回した方が、現地のためになっただろうなと思います。

一方で利用したホテル、飲食店、ガソリンスタンドには直接お金が流れたわけで、そこには個人が関わる意味が見つけられます。

またボランティアには段取りの説明コストもあるので、できれば連泊や複数回訪れることが出来た方がありがたいのかも、と想像しています(言われた訳ではなく私の想像。間違いなくあると思いますが)。

■できること
石川県外の方は石川県に向けてお金を動かすこと。
石川県産の通販やアンテナショップの利用や、金沢駅への観光、クラウドファンディングへの支援などです。

いよいよ当たり前のことを書いている気がしますが。

また長期的な支援に繋がるように、その土地の好きな場所を見つけるのもオススメです。

私は熊本地震を経て、毎年、大観峰という観光地に行っています(グランドキャニオン、テカポを見てきてもなお、日本が世界に誇る景色!)。

■現地の人々は最高
瓦礫になる前の家財のことを話してくれたおばあちゃんは、笑い話に変えながら最高の笑顔で過去から進んでいた。

大学を休学して復帰に励んでいる男性は、目を輝かせて地元の素敵な場所を紹介してくれたり、将来の復興の可能性を語ってくれた。

ガソリンスタンドで給油してくれた子は、車のナンバーを見て、遠くからありがとうございますと言ってくれた。

地震から三ヶ月、悲しみにくれている段階は過ぎていて、現地は活気に満ちているんですよね。

自分が見た世界が全てではありませんが、興味が向いて、必要な人の支援に繋がれば幸いです。

さて2日後からゲーム開発記事に戻ります。
明日は1日かけて家路につきます。

それでは素敵な週末をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 09:35 | 制作記

2024年03月17日

【お休み回】能登半島支援のためにボランティア&観光

本日は開発日誌をお休みして、能登半島復興に向けて個人でしていることをお話します。

仕事が一区切りついたので、3日間のお休みを繋げて、金沢にやって来ました。

■どんなことをしていたか
能登半島地震が発生して、まず行ったのは石川県を対象にした義援金の寄付をふるさと納税を活用して10万円。

どの自治体に寄付すれば良いか、優先度がわからないので、石川県にした次第ですね。

その他には、クラウドファンディングで復興支援系の寄付を2件。応援できる仕組み(とそれを実行できる知識は)大切です。

■ボランティアと観光の話
3月12日からボランティアの募集を確認したので、早速休みを使って申し込みました。

ボランティアは自治体がとりまとめている事前登録が必要。

事前登録をしても空いているボランティア枠がないので、観光で貢献できればと思い来た次第です。

石川県の方に伺ったところ、能登半島の方で観光して経済を回すだけでも、喜ばれるとのことらしいので、明日はそのつもりで北上します。

金沢駅周辺は日常を取り戻しているとのことです。
宿泊しているホテルもほぼ満席でした。

飲食店は売上が大幅に落ちているとのことです。
被害が大きい地域への寄付とか、備えのために節約しているのかもしれません。

地域に依らずインターネットでできる支援、物理的にできる支援、まだまだ色々とあります。

ご自身の生活に余裕がある方は、ぜひご検討してみて下さい。

3/18(月)か3/19(火)には開発の更新ができればと思います。
それでは素敵な週末をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 09:34 | 制作記

2024年03月14日

【909日目】赤い世界:マップ制作/思い出補正の正体

https://ci-en.net/creator/4244/article/1094851

本屋大賞2024のノミネート作品のうち「成瀬は天下を取りに行く」を一押ししている、ゲーム作家のkuroです。
上の句が言いたいだけです。

200歳まで生きたくなるし、滋賀県に行きたくなる一冊です。

そんなこんなで本日の進捗です。
https://youtu.be/cCZckneZ81c

# 赤い世界
## マップ制作

昨日の日誌の続きです。

建築物のマップはドアの開閉で進行方向を見失いがち。
演出、エフェクトを使い、迷わないためのヒントを模索しています。

https://x.com/rpgmaker_kuro/status/1767935038690336944?s=20

・上から下に光と背景画像を流す
・半透明のイベントをドアに向かって歩かせる

特に後者は環境を使った誘導テクニック。
ゼルダ、Sky 星を紡ぐ子どもたち、最近ではFF7 Rebirth(フクロウが誘導する)でも見られました。
書きながら気づいたのですが、効果音の位相を使って誘導することもできそうですね。

消音や音が聞こえにくい環境でプレイする可能性もあるので、音だけに依存するのはよろしくありませんけれど。

なにはともあれ、前進です。

## 思い出補正の正体

子供の頃に遊んだゲームが記憶の中では、とても魅力に溢れていて、2024年現在でも遜色なく遊べると感じる「思い出補正」。

人間の脳は記憶を改ざんすることが頻繁に行われているので、ある程度は情報を圧縮、要素を抽出した結果なのだろうと思っています。

興味深いのがオクトパストラベラーの開発者インタビュー。

スーパーファミコンやプレイステーションのドット絵が味わい深く感じられるのは、ブラウン管テレビのにじみがフィルターのような(カメラのぼかし効果のような)からではないかという説を話されています。

https://youtu.be/r7_sWDIJOUo?t=1321

本当に「思い出」は美しかったという話です。
「思い出補正」という言葉で考察を止めてはたどり着けない境地ですし、考えることの大切さを改めて気づかされます。

それでは素敵な1日をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 01:16 | 制作記