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ロシアのT-14アルマータ戦車は、量産車両がなかなか出ず写真も限られていました。
出てくる写真は、軍事パレードでのきれいな姿ばかりです。
図1 T-14アルマータ
引用wiki
そんな中で、T-14アルマータの装甲を外した無修正全○写真が登場してきました。
ロシアって、写真流出にとことん無頓着だよね・・・
(前回記事):『Technical Answers to Richard's Japanese Submarine OSINT Questions【軍事技術】
』
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(1)T-14アルマータの無修正写真だ!
ウクライナ戦争で全く投入された実績のない、T-14アルマータ戦車についてはどうなっているのか不思議でした。
図2 T-14正面
引用wiki
2022年よりロシア軍事展覧会アルミヤで、展示が始まったばかりです。
1.1 装甲を剥がした無修正写真が流出してるのか・・・
そんな中で、装甲を外したT-14アルマータの写真が出ていることが分かりました。
図3 装甲を外したT-14
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/F6s2Zi-WoAAJdkl?format=jpg&name=small
2015年に初登場した最新鋭戦車なのに、装甲を外した写真がもう出回っているのか・・・
しかしながら、なかなか砲塔部分の隠れていた部分が全て見えており貴重な写真です。
どうも2021年あたりに、すでにロシア国内放送でこの映像が流れたようです。
対戦車弾を物理的に無効化する、ハードキル型アクティブ防御システム(APS)のZaslin設置位置もしっかりわかる大変貴重な画像です。
しかしながら、どこかで見たことのあるシルエットだなー?
1.2 T-95戦車オブイェークト195の試作車写真に似てるんだ!
記憶をたどると、2019年に紹介したT-95戦車の試作車両写真がありました。
図4 T-95戦車
引用URL:https://ic.pics.livejournal.com/bmpd/38024980/6039392/6039392_original.jpg
ロシアの軍事を知るときに利用させてもらっている、BMPDニキ(https://bmpd.livejournal.com/)が2018年に公開した写真を、いつも利用させてもらっています。
ホントにオブイェークト195に、そっくりなのがT-14アルマータの内部構造といえます。
まあT-95戦車の技術を利用して、無難に完成させたといえます。
以前にも、T-95戦車の記事を書きましたがT-14の装甲を外した写真が出てくるとは思いませんでした。
(関連記事):『【ロシア】幻の「T-95戦車」スクープ写真流出か?!』
1.3 T-14は量産できていないとみるべきか?
2022年11月ごろに、T-14アルマータ戦車はロシア南西部地域の軍事訓練場に移動したという情報が駆け巡りました。
図5 T-14ドンバス
引用URL:https://www.armyrecognition.com/images/stories/news/2022/december/Russian_latest_generation_tank_T-14_Armata_would_be_deployed_in_Ukraine_Donbas_region_925_001.jpg
いよいよ最新鋭戦車投入か?!と思われましたが、結局は実戦投入が確認できないままです。
20両程度という生産数で、ウクライナ戦争の戦車損耗補填が最優先となり量産に移行できていないようです。
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(2)ロシアって写真がいつも漏洩するよね
ソ連時代はともかく、ロシアになってからよく写真情報が漏洩するようになりました。
図6 巡洋艦モスクワ撃沈
引用URL:https://topwar.ru/uploads/posts/2022-04/thumbs/photo_2022-04-18_04-03-08.jpg
巡洋艦モスクワの被弾した写真なんかは、本来漏洩しちゃいけない画像情報なのに・・・
2.1 なんでドックで揚陸艦と潜水艦が大破するんですかぁ!
ここ最近のニュースで一番驚いたのは、クリミア半島のロシア海軍基地セバストボリで揚陸艦と潜水艦が撃破されたことです。
図7 大破揚陸艦
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/F56CjxTWUAA7rSi?format=jpg&name=large
まあ、揚陸艦はあれだけ炎上していたから目立ちやすいでしょう。
しかしながら潜水艦の方は、撃破できたか戦果不明で衛星写真からでしか確認できない状況でした。
BDA(戦闘損傷評価)を相手にさせないためには、写真情報などは絶対漏洩してはいけないものです。
潜水艦が生きているかもしれないというだけで、脅威評価が上がるほどです。
2.2 なんで潜水艦撃破写真がネットに上がるんですかぁ!
そんな中で、2023年9月18日にはドック入渠中に攻撃を受けたキロ級潜水艦の写真が流出します。
図8 キロ級潜水艦
引用URL:https://twitter.com/CITeam_en/status/1703736274484334701/photo/1
何で詳細な写真が出るんですかあ!これは完全に大破でしょうが!ウクライナ海軍大喜びですよ!
ホントにロシアの防諜体制が機能してるのか、疑問を呈するしかありません。
電子機器の発達により、簡単に写真をネットに挙げられるとはいえものすごい時代になりました。
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(3)マジにウクライナ戦争はどうなる?
ウクライナの反撃と共に、黒海艦隊司令部が巡航ミサイル攻撃で攻撃されるなど混沌としてきました。
図9 黒海艦隊司令部攻撃
引用URL:https://ichef.bbci.co.uk/images/ic/512xn/p0gg7v3z.jpg
こりゃあ、クリミア半島が早期にウクライナによって奪還される可能性も出てきたといえます。
今後も、ウクライナ情勢とロシアから目が離せないですよ!
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キロ級潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーが再度攻撃され、相当なダメージを食らったようですね。
1回目の攻撃で、耐圧殻がぶち抜かれておりこの時点で潜水艦の潜航能力は大幅に低下したと言えるでしょう。
意地で修理したのでしょうが、2回目の攻撃を受けてしまっている以上もはや修理して戦線復帰はほぼ不可能と言えます。
世界戦史を見ても、2度の攻撃損傷から復帰できた潜水艦はありませんので当該潜水艦は放棄でしょう。
ただロシアが意地になって修理・再進水を試みるかもしれません。
(ノヴゴロド造船所での新造・輸送が厳しいため、黒海艦隊残存の潜水艦戦力を維持するため再度修理するかもしれません。)
記事内で触れられていたドッグ内部で大穴が開いたロストフ・ナ・ドヌーですが
先月に修理完了が報告されていたのですが……
ttps://tass.ru/armiya-i-opk/21379787
>出典:黒海艦隊のロストフ・ナ・ドヌ潜水艦のドック修理が完了しました
一月もしないうちに又やられたとの報道があるようでして
ttps://nordot.app/1192386201922207824
>ロシア潜水艦撃沈と発表 ウクライナ、クリミアで
更に今回は内部情報が流出していない模様ですが衛星画像総ざらいしているOSINT勢からはこんな比較画像も出ているようで
ttps://x.com/JustAJaneJ/status/1819798224687055346
拠点としてのセヴァストポリの価値が底値なのはさておいても果たして二回目の大破ともなると果たして該当艦に修理する価値は残っているのでしょうか?
構造体の歪みなど是正しきれないダメージも考えたくないレベルで溜まっていそうなものですけども