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2020年02月04日

【自衛隊】フィリピン周辺をめぐる自衛隊および韓国のこれからについて

『南シナ海波高しといったところですか・・・』
(2015年投稿記事です)



ここのところ、スプラトリー諸島(南沙諸島)周辺が一気に騒がしくなりましたね。

2015年10月27日に米艦艇が『航行の自由作戦(Freedom-Of-Navigation operation)』を発動しました。

そんな中で、フィリピン及び日本(自衛隊)や韓国をめぐる動きに注目が集まっています。

今日はそんな事象に注目して今後何が起きるのか検証していきましょう。
\こちらもご参考に!/


(1)日本(自衛隊)はフィリピン周辺にて今回の動きに巻き込まれるのか?

スプラトリー諸島の緊張に自衛隊艦艇が派遣されて、紛争に巻き込まれるのではという報道が多くなっています。


結論から言うと、
『現状においてスプラトリー諸島の争いに自衛隊が派遣されることはない』
といえます。(2015年投稿時)

この問題が自衛隊が巻き込まれるかのような報道がなされる原因があります。

2015年5月ごろに報道された、フィリピンと米国の基地使用協定において、自衛隊部隊の使用も検討されているためです。

この時は集団的自衛権と、スプラトリー諸島との紛争を絡めて報道しているため、自衛隊も派遣されるかのような報道になってきています。

図1 基地使用が検討されているスービック湾
自衛隊2-5 1枚目.jpg

近くには、スカボロー礁や問題のスプラトリー諸島も近い場所です。

地理的のみでみると紛争地への前進基地として使われるように見えます。

ただ、米国国務省の「ジャパンマフィアグループ」としては、自衛隊の派遣を要請しにくいでしょう。

安保関連法案が成立して施行を控えているときに日本国内を刺激したくないという考慮をしているでしょう。

「ジャパンマフィアグループ」:米国国務省内の「知日派グループ」の別名
 リチャード・アーミテージ氏やジョセフ・ナイ氏など対日政策に影響力を持つ

ここで米国国務省と国防総省は、『航行の自由作戦』において段々と圧力を上げるため、艦艇の数を増加させます。

併せて「コアリション」の考えに基づき、この海域に利害を持つ国(日本以外)を巻き込む作戦に出ます。

この時、米国にとって巻き込むにはちょうど良い国があります。韓国です。
\南シナ海をめぐる本/

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(2)韓国がスプラトリー諸島(南沙諸島)問題に引きずりこまれる!

米国にとって、言葉は悪いですが『生贄」にするちょうど良い国が韓国です。

この海域周辺の海軍で中国に対抗できるだけの実力がある国はありません。

そのため、対抗できるだけの装備を持った海軍があり、利害関係のある国として韓国が適任になります。

このような光景が次の段階で検討されているのではないでしょか?

図2 韓国と米国のイージス艦並走航行
記事2-5 2枚目.jpg
引用URL:http://img5.cache.netease.com/photo/0001/2013-03-19/900x600_8QAGUUEK4T8E0001.jpg

韓国にとっても、この海域は石油資源などを運ぶ「シーレーン」となります。
 
『海域の安全確保のため艦艇の派遣を要請する』と米国から要請されたとき、韓国はどう対応するでしょうか?
 
すでに、直接的な非難声明を避けて中国に対する配慮をにじませている状況です。

ここで、先の米韓首脳会談おける「中国の行動に共に声を上げて欲しい」の直接行動として要請を受けたら?

米国は、この機会を狙って韓国が本当に米国と行動するのか、中国側になるのか「踏み絵」を迫るでしょう。



(3)国際会議と連動した動きに注意! 


ちょうど良い時期として、2015年11月18日より、拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)がマレーシアで開催されます。

この会議には、ASEAN諸国の他、米国、中国、日本、韓国といった国々が参加します。

この時期に合わせて行動の段階を上げていくのか、それとも鎮静化を図るのか?
 
国際社会との外交と連動して、スプラトリー諸島の動きは変わってくるでしょう。

米国も行動を活発化させる用意はしているようです。

アメリカ太平洋軍のツイッターに気になる情報も発信されています。
 
『空母セオドア・ルーズベルト(CVN71)がシンガポールに10月24日に入港した』
URL:https://twitter.com/PacificCommand/status/657720698207604736/photo/1
そんな情報も発信されています。

しばらく数か月程度は連続して動きがあるでしょう。




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posted by sstd7628 at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界情勢
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