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posted by fanblog

2018年03月19日

病院から件数アップを求められる栄養指導

病院で管理栄養士の求人が増えない理由は分かりますか?
管理栄養士は稼ぎ頭になりにくい。
管理栄養士が唯一患者さんからお金を頂けるのが栄養指導です。
いくら栄養管理を頑張っても給食管理を頑張ってもお金はいただけないのです。
悲しい現実ですが、病院は経営を考えないといけないので、
やっぱり…こんな理由で管理栄養士はなかなか募集がかからないんでしょうね…。

そんな私たちにも朗報が!
国家試験を受けた皆さんならわかると思いますが、診療報酬改定で栄養指導料が変わりました。
個人栄養指導が130点から260点(初回)となり、
指導対象病名にがん、摂食嚥下機能低下、低栄養の患者が加わりました。
指導時間も長くなりましたが…。
この病名の追加は正に現在の医療を反映しているなぁというのが私の感想です…。。。
そして、入院中の栄養指導はベットサイドで行うことも多いのですが、
初回の場合30分以上行わないといけないのでさすがにこの時間はきつい…。
初回だと栄養指導というよりは病院で提供している食事の説明にとどまることも多く、
必要に応じて栄養指導の回数を重ねていくこと多いのです。
それに患者さんの状態が落ち着いている時も見計らっていくのですが、
体調が安定していなかったり寝ていたり。
医療行為やリハビリなど他の医療スタッフとの予定もあるので、
そんな中栄養指導を行うのは、患者さんだけでなく周りのスタッフにも気を使います。
こんな理由で、ベットサイドでの栄養指導は栄養指導と呼べる内容にならないことも多いです。

しっかりと患者さんと向き合って話を出来る栄養指導室という環境で栄養指導を行えるのが、
管理栄養士としては嬉しいです。
とはいえ、栄養科が病院の中でしっかりとした組織として認められるためには、
収益も上げなくてはならないので、栄養指導件数をあげることは病院側から求められることです。
栄養指導件数をあげるためにはベットサイドの栄養指導が一番件数を上げやすいので、
ベットサイドの栄養指導に頼るという悲しい現実が…。
理想と現実のギャップですね…。。。

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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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