2017年07月20日
損益分岐点
今日は、「損益分岐点分析」についてお話します。
「損益分岐点」とは、売上高と総費用が同額で利益も損失もない点、即ち収支ゼロの点のことです。
損益分岐点を求めることによって、売上高と総費用(固定費+変動費)と利益の相互関係を分析でき、
現在の経営状態の把握や今後の経営計画のために利用することができます。
損益分岐点以上の売上高で利益が、それ以下では損失が発生するため、
損益分岐点が低い方が経営体質が強いとみることができます。
損益分岐点を低くするには、次のような方策が例として挙げられます。
@適切な食材料管理を行い、食材料費の節減を図る。
A効率的な人員配置を検討し、人件費の節減を図る。
B消耗品などの経費の支出を見直し、その節減を図る。
※売上高=利益+経費(経費=変動費+固定費)
利益<経費:赤字
利益=経費:損益分岐点
利益>経費:黒字
・固定費:売上げの増減に関係なく発生する一定の費用のこと。
例)家賃、支払い利息、施設・設備等の減価償却費、正社員の人件費、
水光熱費の基本料金、管理費など
・変動費:製造または販売ごとで売上高に比例して発生する費用
例)原材料費、外注加工費、販売手数料、パートの人件費、消耗品費、水光熱費の使用料金など
※正社員の人件費は固定費、パートの人件費は変動費に入ります。
水光熱費の基本料金は固定費、使用料金は変動費に入ります。
間違いやすいので注意してくださいね。
ヒントを参考にじっくり考えてみてください。
解答は次回説明しますね。
「損益分岐点」とは、売上高と総費用が同額で利益も損失もない点、即ち収支ゼロの点のことです。
損益分岐点を求めることによって、売上高と総費用(固定費+変動費)と利益の相互関係を分析でき、
現在の経営状態の把握や今後の経営計画のために利用することができます。
損益分岐点以上の売上高で利益が、それ以下では損失が発生するため、
損益分岐点が低い方が経営体質が強いとみることができます。
損益分岐点を低くするには、次のような方策が例として挙げられます。
@適切な食材料管理を行い、食材料費の節減を図る。
A効率的な人員配置を検討し、人件費の節減を図る。
B消耗品などの経費の支出を見直し、その節減を図る。
※売上高=利益+経費(経費=変動費+固定費)
利益<経費:赤字
利益=経費:損益分岐点
利益>経費:黒字
・固定費:売上げの増減に関係なく発生する一定の費用のこと。
例)家賃、支払い利息、施設・設備等の減価償却費、正社員の人件費、
水光熱費の基本料金、管理費など
・変動費:製造または販売ごとで売上高に比例して発生する費用
例)原材料費、外注加工費、販売手数料、パートの人件費、消耗品費、水光熱費の使用料金など
※正社員の人件費は固定費、パートの人件費は変動費に入ります。
水光熱費の基本料金は固定費、使用料金は変動費に入ります。
間違いやすいので注意してくださいね。
例題
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
ある給食会社において月間の売上高が800万円、変動費が600万円、固定費が300万円であった。
この会社の損益分岐点での売上高を求めよ。
<ヒント>損益分岐点の算出公式
・損益分岐点=固定費÷(1−変動費率)
・変動費率=変動費÷売上高
ヒントを参考にじっくり考えてみてください。
解答は次回説明しますね。
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