2017年12月22日
A傷病者の栄養アセスメントと栄養投与量の算定【ポイント】
本日は、傷病者の栄養アセスメントと栄養投与量の算定のポイントをお話します。
【栄養スクリーニングと栄養アセスメント】
〇栄養障害のスクリーニング方法
・主観的包括的栄養評価法(SGA):医療者の観察によって患者の栄養障害リスクを判定する方法
・MNA−SF(簡易栄養状態評価法):問診を主体とする簡便なスクリーニング方であるMNAを簡便にしたもの
@食事量の有無、A体重減少の有無、B自力歩行の可否、C精神的ストレスや急性疾患経験の有無、
D認知症またはうつ状態の有無、EBMIで評価
〇栄養状態の判定基準
【栄養投与量の算定】
〇エネルギー投与量の算定
推定エネルギー投与量=基礎代謝量✕活動係数✕ストレス係数
※現場での基礎代謝量の算出には、性別、現体重、身長、年齢により求める
ハリスベネディクトの式が広く用いられています。
〇炭水化物投与量の算定
1日の総エネルギー量の50〜65%とし、糖質の投与量を増加した場合はビタミンB₁の投与量も増加します。
〇たんぱく質投与の算定
24時間蓄尿での尿中尿素窒素(UUN)を測定して求められる窒素出納が用いられています。
たんぱく質の投与量を増やした場合はビタミンB₆の投与量も増加します。
〇脂質投与量の算定
脂肪エネルギー比率を20〜30%にします。
〇水分投与量の算定
成人で30〜40mL/体重sとされています。
次回、問題を出題します。
【栄養スクリーニングと栄養アセスメント】
〇栄養障害のスクリーニング方法
・主観的包括的栄養評価法(SGA):医療者の観察によって患者の栄養障害リスクを判定する方法
・MNA−SF(簡易栄養状態評価法):問診を主体とする簡便なスクリーニング方であるMNAを簡便にしたもの
@食事量の有無、A体重減少の有無、B自力歩行の可否、C精神的ストレスや急性疾患経験の有無、
D認知症またはうつ状態の有無、EBMIで評価
〇栄養状態の判定基準
【栄養投与量の算定】
〇エネルギー投与量の算定
推定エネルギー投与量=基礎代謝量✕活動係数✕ストレス係数
※現場での基礎代謝量の算出には、性別、現体重、身長、年齢により求める
ハリスベネディクトの式が広く用いられています。
〇炭水化物投与量の算定
1日の総エネルギー量の50〜65%とし、糖質の投与量を増加した場合はビタミンB₁の投与量も増加します。
〇たんぱく質投与の算定
24時間蓄尿での尿中尿素窒素(UUN)を測定して求められる窒素出納が用いられています。
たんぱく質の投与量を増やした場合はビタミンB₆の投与量も増加します。
〇脂質投与量の算定
脂肪エネルギー比率を20〜30%にします。
〇水分投与量の算定
成人で30〜40mL/体重sとされています。
次回、問題を出題します。
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