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2017年08月13日

Cたんぱく質・アミノ酸の構造と機能【解説】

昨日の問題の解説です。

Q1.たんぱく質の構造に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)インスリンは、A鎖とB鎖の2本のペプチド鎖からなる。
(2)コラーゲンは、二重らせん構造をもつ。
(3)インスリン受容体は、7つの膜貫通領域をもつ。
(4)ヘモグロビンは、α鎖とβ鎖からなる2量体である。
(5)IgGは、各4本のL鎖とH鎖をもつ。


【解説】…正答(1)
(1)正しい。
   インスリンは。21個のアミノ酸からなるA鎖と30個のアミノ酸からなるB鎖が、
   2カ所でジスルフィド結合(S-S結合)をした構造をとっている。
(2)誤り。コラーゲンは、三重らせん構造をもつ。
(3)誤り。インスリン受容体は1つの膜貫通領域をもつ。
   7つの膜貫通領域をもつのは、Gたんぱく共役型受容体であり、
   アドレナリン受容体やグルカゴン受容体がこれにあたる。
(4)誤り。ヘモグロビンは、α鎖2本とβ鎖2本からなる4量体である。
(5)誤り。IgGをはじめとした抗体は、短いL鎖と長いH鎖各2本、
   合計4本のポチペプチドからなるY字型構造をとる。

たんぱく質の構造をしっかり理解しておきましょう。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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