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2017年10月05日

札幌二日目

2日目はずいぶん寒くなった。雨も降ったり止んだり。午後で車外温度は13度。
最終の得意先のアポが17時。仕事を終え、ホテルまで送ってもらう。

今回のホテルはド派手な女社長で有名なAホテル。札幌市内にも知らない間に多く建っていた。札幌出張は、ホテルの空きがポイント。観光シーズン以外も訪日外国人で空きが少なく、空いていてもかなり高い価格。そのため、得意先のアポよりもホテルの確保を先にやらなければいけない。

ホテルには19時前に到着。この日はKさんと飲みに行く約束をしていた。
Kさんは元得意先の社員。8年前に新規で取引を開始した時の窓口だった。その頃、Kさんは東京に勤務していた。出身地の札幌にKさんが転勤したのは5,6年前だったか。
ある新製品を出した時に、とても熱心に販売いただいた。

Kさんが突然会社を辞めたのが3年前。僕が受傷する数ヶ月前だった。会社内で色々あったようだ。
辞めた後に、札幌出張時に会って飲んだことがある。
年齢は僕より1つ2つ上。お互い酒好きなことと、飲むペースが同じくらい。
酒を男二人で飲む時、飲むペースと酒の強さが同じくらいというのは重要だ。楽しく飲める。それと、酒癖の悪い奴とは飲まないことにしている。

雑居ビル内のKさんが最近行った事があるという料理屋へ。ママとアルバイト1人のこじんまりした店。
北寄貝や氷下魚を肴に、けっこう熱燗が進んだ。Kさんは新たな仕事を一人でしているという。
何故誘ったかというと、入院してすぐ、Kさんが見舞いに来てくれた。
その時は札幌に住んでいたはずだが、用事で東京に来て、自分が住んでいた隣町の病院ということで、馴染みの寿司屋に行くついでに見舞いに来てくれたようだ。
ついででも何でも、寄ってくれたことが嬉しかった。

酔いもいい感じになり店を出るのだが、しばらく歩くとまた雑居ビルに入ろうとする。同級生がバーをやっているので、最後に一杯飲んで帰ろうとのこと。
同級生・・・といっても50代後半、驚いたことに美人のママさんだった。
2杯くらい飲んで店を後にする。Kさんはかなり酔っている感じ。またの再開を誓って、すすきの駅で別れた。
posted by shigenon at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年10月03日

札幌一日目

札幌は30年前に住んでいた街だ。
この30年で何度も来ているが、来る度に賑やかになっている気がする。

最近のパターン、まず千歳空港についたら空港のラーメンストリートへ。
本店がススキノでも外れにあるので、「一幻」のラーメン。ここは海外のガイドブックにも載っているのか、東南アジアの観光客も多い。11時前に20人の列。

仕事を終えたら、現地担当者とジンギスカン。ここは5年通っている小さな店。いつもは食べ・飲み放題なのだが、そんなに食えなくなったのと、違う部位を食べるため単品で。
結局は食べ飲み放題の3倍の支払いになったが・・・。

これまでは、そのあとラーメンいくぞ!とパワハラをしていたが、自分がそれほど多く食えなくなったので、3年前からお気に入りの「おにぎり屋」へ。ここは現地でもテレビで紹介されるなど有名になったようだ。

ネオン街も新しい店も多くなったようだ。後ろ髪を思いっきり引かれながらホテルへ。
ホテルでそのまま寝たのがいけなかった、風邪をひいてしまった。
今日は昔の知り合いと会う予定。
posted by shigenon at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月21日

谷垣さん

谷垣さんが次回の立候補を断念するというニュースがあった。ご存じの通り、自転車で転んで頸髄損傷。
驚いたのは1年以上経った今でも病院でリハビリということ。今の医療制度で、そんなに長く入院リハビリが可能だったっけ?それとも政治家だから?完全自費?

まあ、そんな事はどうでもいいけど、政治家が政治家を辞める決断は重いものだろう。
消費税積極導入派で嫌なイメージを持つ人は多いかと思うが、理路整然とした考えを持ち、僕は嫌いではなかった。

それほど重度なのだろうか。これまでの報道では、そんな重度ではないようなことも言っていたような。

政治家は体力仕事だと思う。地元廻りや講演や。
でも谷垣さん位のクラスであれば、そんなに走り回る必要もないようにも思う。

気持ちが萎えたのだろうか?頭はしっかりしていても、思い通りにならない四肢にイラつきを感じたのか?

不自由さで精神的に弱る人が多いと聞く。受傷を他人からの危害や事故で受ければ、尚更かもしれない。
僕は受傷後に言われたことがある。「良かったね、自分で転んで。恨む人がいなくて」

これを言われた時はとても腹が立った。でも、だんだん納得していった。
生きるためには自分の状況を受け入れ、どう復活するかだと思う。その時に出来ないことやくじけた時に人は責任を転嫁しがちだ。その時に思うことは「あの日、こうしなかったら・・」とか、今更どうしようもないこと。
その時に具体的な“人”が起因していたら、怒りは増幅すると思う。

あきらめることで頑張れた自分の個人的な意見でした。

28キロの荷重でマシンを動かせる自分だけど、アスクルのカタログを片手で持てない自分、まだまだだ、復活は。酒の復活はもう十分すぎるほどですが・・・。
posted by shigenon at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月20日

疼痛の引っ越し!?

先週くらいから違和感がある。以前は三角筋と三頭筋の間くらいに疼痛の中心があった。
それが、少し背中にずれて疼痛を感じる。肩甲骨に近いあたり。

疼痛は神経の暴走とか言われるし、幻想痛(手が無くなっているのに感覚を感じるなど)も“脳”が痛みを判断している。だから、「痛くない」と思うようにしている。
その他、冷感を感じる部分や、触れるだけでくすぐったい部分など色々あるのだが、いちいち気にしていたら生活できない。

ただ、症状があまり変わっていないのに何で疼痛の場所が移動したのかが解らない。
疼痛なのか、関節炎なのか?
この障害で難しいのが、何か違う病気や症状になっていても、その部分の神経がバカになっていたら感じ取れないこと。

僕の場合、上体の右半分の感覚がぼんやりしている。これでは内臓に疾患ができても感じ取れないかもしれない。

疼痛の痛みに近いのが関節の炎症だろうが、先週は通常の筋トレをしただけだしなぁ。
替えたことといえば、リリカの服用方法。25mmgを毎食後から、朝に50mmg、夕方に50mmgに。
これまでリリカの効用を感じなかったが、50mmg飲んだ後は痛みが和らいでいる感じはある。
薬には頼りたくないのだが・・・。

今日は居酒屋KでHちゃんの誕生会。酒で痛みを忘れるか。
posted by shigenon at 11:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月12日

ゴルフの話

10日は小料理屋Hのコンペ。Hは2月に亡くなったAさんに連れて行ってもらった店。花街にあり、ゴルフコンペは年4回。12年くらい参加しているか。
Aさんが亡くなっても温かく迎え入れてくれる。月1回程度は一人で顔を出す。

以前にも書いたが、ゴルフはリハビリの指標としている。神経障害は急な膝折れに代表されるよう、力のコントロールを一定に保つことに難がある。
ゴルフのスイングはバックスイングからフォロースイングまでの流れが重要。
何も考えずにスイングすると、腕が途中で力が抜けてしまうことがある。

ゴルフの結果はスコアだ。どんな球が打てたとか、良く飛んだホールがあったとかは関係ない。
僕はかつて、「高い球でバックスピンをかける」とか「250ヤード以上はドライバーを打つ」とかばかり考え、一向に上達しなかった。4回に3回実現してもスコアには繋がらないのだ。
それでも受傷前は85前後から90ちょっとで回れていた(時には100を叩くが)ので、これからゴルフが更に成長できるという気持ちでいっぱいだった。

受傷後、「腕が振れない」「パターの時に痙攣っぽく手が動く」とかが続いた。
115を超えたりして、クラブを捨ててゴルフをやめようかとも思ったことは何度もある。

もうサイトは見つからないのだが、脳梗塞か脳出血で後遺症があり1種1級の障害を持たれた方が、生活のリハビリ方法とかゴルフの話を書かれていた。発症前はシングルだったようで、発症後もリハビリに励まれて80台とかで回られていたようだ。

障害があれば、工夫すれば何とかなる。生活もゴルフも。左手の力が弱いので右手で打つ。右利きの場合は左手が肝心なのだが、そこは工夫。右脇をしっかり締め、ボディターンでドライバーを打つ。
クラブも替えた。今までは重くて硬いシャフト。今は軽くて柔らかいシャフト。
どうにか当たれば220ヤードは飛ぶようになった。

170ヤードが打てない。今までは6番アイアン。
ミドルホールなら2オン2パットでパー。でもなかなかそうはいかない。今は3オンでうまく寄せれば1パット、2パットでボギー。
オールボギーだと90で回れる。でも、やはりそんなにウマくいくわけはない。
退院後のベストは96。亡くなったAさんの追悼コンペを、Aさんと良く行ったゴルフ場5月に。
しばらくは行っていなかったが、健常な時でもここでは96はなかったように思う。Aさんがパットを入れてくれたのだろう。

9月10日のゴルフは99点。なんとか100は切れた。最後のトリがなかったら優勝だった。
ゴルフも人生も“たら”はないものだ。
posted by shigenon at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月08日

T君

一昨日、整形外科に行くべく会社を出たら電話が。T君からだ。「どこですか?」「帰るところだよ」「じゃあ、行きますか」で整形外科から居酒屋へ行先は変わった。
彼との付き合いは8年くらいかと思う。当時毎日通っていた居酒屋Sで知り合った。

見た目はヤンキーだ。サングラスに日焼けした顔。
僕が座るL字カウンター端の反対側によく座っていた。この店は殆どが顔見知りで、来た人とは楽しく話していた。

T君のその風貌から、“関わってはいけない人”という感じを受けていた。これは今でも普通の人はそう思うだろう。この当時、彼は30半ば。僕とは10歳年下。

しばらく、その居酒屋で顔を合わすが話したことはなかった。
その居酒屋ではゴルフコンペや旅行会をしていた。僕は幹事。ゴルフコンペにT君やその後輩も参加することになった。確か、そのコンペ前位から話をするようになったと思う。

ゴルフでは“握る”。つまり、スコアの勝ち負けで○○の授受。それぞれの実力でハンデをあげたりもらったりはあるが。T君は昔ゴルフはやっていたものの、すこぶる久しぶりだったようだ。
本来の「いいかっこしい」もあり、ほぼ全員と握って負けた。

この頃から店で見かけると並んで座って飲むようになった。
彼を知れば知るほど、「男一匹ガキ大将」の主人公のように思えてきた。やんちゃだが、人に優しい。
自分を実現するために、人から学ぶ姿勢も持っている。

僕と仲良くなったのも、サラリーマンでありながら毎日1人で飲みに来て、彼のこれまでの中でいなかった普通の人だからかもしれない。

その後、福島で会社を立ち上げて苦労しながら会社は大きな成長をした。

居酒屋Sが店を閉め、それからも連絡を取り合ってよく飲みに行くようになった。彼もゴルフにはまり、年間80ラウンドはしていたか。
受傷した2014年はほとんど毎週、T君とゴルフに行った。ブログの一番最初にも書いたが、受傷前日も。

入院中は本当によく来てくれた。
今はその頃よりもっと会社は発展している。これも彼という人の凄さだと思う。

今でも僕を“先輩”として遊んでくれている。彼と一緒に飲んでいると楽しいので、つい予定を優先させてしまう。

さあ、今日こそは整形外科で薬をもらわないと。
posted by shigenon at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月06日

お医者様に診てもらうこと

今はリハビリをしていた病院と近所の整形外科の2軒に通院しています。
病院は薬をもらいに行くだけ。「リボトリール」は近所の整形外科では処方できない薬。
朝、7時45分くらいに病院着。受付は8時15分。受付までの順番は椅子に順番がつけられている。
9月1日に行ったのだが、いつもは7.8番なのだがラッキーなことに3番目。
3番目の椅子に鞄を置き、裏口の喫煙所で一服。

病院の場所が移転し、駅から遠くなった。以前は椅子で場所を取って、駅近くのロッテリアで朝飯を食ったのだが。
8時15分まで時間を潰し、受付の機械に診察カードを通す。
いつも3か月分の薬を処方してもらう。来るのが大変でしょ・という先生の配慮だ。

そりゃそうだ。9時から診察開始なのだが、先生(院長)が来るのが9時半から10時。
診察内容は「変わりないですか・そうですか・じゃあ薬を出しましょう」で1分。
「痺れが強く感じる」とか色々言うのだが、優しく「そうですか、大変ですね」程度。優しい先生で、殆どが院長診察を受けたくて長蛇の列になる。特にお年寄り。

近くの薬局で薬を貰うまで、結局2時間半は費やす。こんなもんらしいが、病院ってところは。

近所の整形外科も優しい先生。リハビリという名のマッサージに集うお年寄りが多い医院。
診察はそれほど待たない。ここは「リリカ」を処方してもらっている。時々湿布も貰う。
湿布は疼痛に効くわけではないのだが、貼っているとスッキリ感がある。毎日ではないが、朝起きて痛みの強い時に貼る。

診察では色んな話は聞いてくれるが、「治しようがない」という前提での会話なので悲しい。
筋トレとかで頑張っていることを褒めていただくのが嬉しいが。

今日は早めに会社を出て、整形外科に薬を貰いに行かないと。
「リリカ」25mmgを3回という飲み方だが、それは間違っていると健康診断の医師と病院の薬局の薬剤師に言われた。普通は2回らしい。これを今日、先生に言うべきか。「リリカ」もずっと飲むのもイヤだから、今回貰うだけもらって勝手に止めてみるかどうかかな。

posted by shigenon at 16:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月05日

生活パターン(極めて個人的でつまらないですよ!)

僕の平日の生活の基本パターンは、05:50分起床。以前は06時:00起床だったが、退院後はマッサージ機に乗らないと身体が覚醒しなかったので10分早起きになった。
今は、起き上がると同時に肩の疼痛が始まる。そのため、“トントン叩くタイプ”のマッサージ器をモーニングサテライト見ながら使用している。

当初は便秘だったが、随分解消した。出ない時はかなり時間がタイトだった。
シャツのボタンは、相変わらず苦手。左人差し指の力が弱い。そのため、ボタンダウンは着る前にボタンを閉める。今はクールビズだから良いが、ネクタイ着用時は着る前に首に通している。

朝チャンに変えて井田さんの天気予報を見て、6時52分に家を出る。
何度か階段を降りてから“杖”を忘れたことに気づいて、再び部屋に上がることがある。杖は満員のホームと電車内で人にぶつからないために必要。杖が無ければ無いで歩けるのだが、持っていると杖をついている。

駅のホームまでは10分弱。当駅始発があるので、15,6分並んで待っている。いつもの場所。いつもの親子が先に並んでいるので、その後ろの階段の壁にもたれられるのでラクだ。
8時前には会社に着く。喫煙所で一服してからオフィス階へ。

営業部門なので外出も多い。夕方出ていって直帰できるよう“営業努力”することが多い。
タバコは会社に居る時は2時間に1本。午前2本、午後3本。吸った後には痺れが強くなる。

大体は得意先→直帰が多い。友人のT君から電話がかかってきて一緒に飲むことが多い。受傷前日に一緒にゴルフをした友人。一番よく見舞いに来てくれた友人。
一緒に飲むことが多い。多い時は週4日。
その他は、近所の居酒屋Y(これも受傷前日に一人で飲みに行った店)へ一人で行く日が1日。その他最近仲良くなった仕事関係とも月1日程度。
基本、22時にはベッドに入りたい。睡眠が不足すると、健常者でも辛いが、僕はもっと辛い。

金曜は最高な日だ。好きなだけ遅くまで飲める。翌日は9時半には起きればよい。起きたら1週間分の洗濯。そしてジムへ。
11時までにクリーニングを出せば、当日出来上がる。ジムの近くだ。
2時間程度のジム、帰りはなか卯で親子丼。帰って気が向けば掃除。それから鍼灸院。予約時間はいつも同じ。

鍼灸院が終わって15時半。一旦帰って、17時には週一行く少し離れた居酒屋へバスで。帰りはタクシーなので行きは節約。そこへは金曜に行けば土曜は行かない。週一の檀家参りだ。

日曜は大体がゴルフだったのだが、今シーズンはあまり入っていない。
ゴルフに行かない日は午前中ゆっくりし、なんでも鑑定団の再放送を見てからジムに行く。
シャツのクリーニングを引き上げ、帰ってからズボンにアイロン。
日曜がゴルフだと、終了後は飲み会。翌日に影響しないよう抑え目で。

ゴルフに行かない日曜は、家で食事。ケンミンの冷凍の焼きビーフンなど、冷凍食品が中心。
そして、早めの就寝。本を読みたいのだが、手の不自由さでページがめくり辛くなってから少なくなった。

ジムや鍼灸院、ゴルフで1週間分動くゼンマイを巻いている気がする。
酒は毎日の潤滑油。
これで何とか不自由な身体ながらも、少しは動かせているという実感がある。

昨日は月曜からやってしまった。
普段、T君は月曜には福島の自分の会社に行くのだが、腰痛で東京に居たようだ。夕方電話があり合流。

受傷までもT君とはほぼ毎日のように飲んでいたのだが、彼は元々そんなに酒が強くなかった。
一緒に飲んでも遅くても22時位。眠くなるタイプだ。ただ、飲んだ後に毎日のように締めのラーメン。そこでもギョーザに焼酎。

それが、退院してみると酒が強くなっていた。夜も0時まで平気だ。
彼と飲むのは楽しく、大体が2人でスタートして、彼の後輩たちが来る。

昨日、結局帰ったのは23:30。
辛いです、今日は。早く帰って、今日は22時までに就寝だな。

posted by shigenon at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年09月01日

肩こり対策

子供の頃から身体が固かった。小学校の時は先生から「小学生の身体やないな~」というお言葉を受けたこともある。

どのように固いかというと、「うんこ座り」が出来ないのだ。「うんこ座り」とは、足の裏が全て地面に着いた状態でしゃがみ込んだ姿。
身体の固さは、運動能力にも影響するようだ。中学半ばまで、はっきり言って運動オンチだった。
(高校からは見違えたように身体能力は良くなるのだが)

前にも書いたが、ずっと肩コリに悩まされていた。特に首の付け根に硬い固まりがある。これは筋硬結というらしい。これは身体の硬さもずいぶん影響しているようだ。
常に余分なチカラが入っているのだろうと自分なりに原因は理解している。

展示会などで一日立っていると、脚が痛くなるというより、脚から首までが板のように硬くなる。
身体が固いから、クッションとしての役割がないのか?

入院中に担当外のOTさんから「肩甲骨をリラックスさせると体の動きがよくなる」と教えていただいた。壁に手を付けて肩甲骨を寄せる方法などを教えてもらった。

入院中はそんなことはすっかり忘れて、というか、それ以外に歩くや掴むなどの訓練に一生懸命で、肩甲骨のことは忘れていた。
退院して、少し動けるようになると以前と同じようにコリが気になりだした。
大方の筋肉が落ちて、新たに筋肉を付けたのだが、コリは同じ場所に来た。

鍼の先生から教えてもらった。「ストレッチポール」をするといいですよ・と。
それから、毎週ジムでの筋トレの前にストレッチポールに乗って肩甲骨を回している。筋トレ終了後にも。

週末まで5日間何もしていない身体の状態で、ストレッチポールに乗るとすごく気持ちいい。
やはり肩甲骨をストレッチすることは大事なのだと、昨日肩こりが酷くてマッサージ機に乗りながら考えていた。(マッサージ機も気持ちいいけどね、その時だけだから)

首こりの筋硬結には超音波治療器が効果があるらしい。これも続けないと。
posted by shigenon at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷

2017年08月28日

ゴルフの効用

ゴルフは22歳から始めているから、もう32年になる。受傷したのが51歳だから、その時でも30年近い経験。30年ゴルフを続けた人は、大体いくつ位のスコアなんだろう?
僕の場合は、「飛ばすこと」「高い球で止める」に憧れ、随分スコアメイクからは遠回りしたかも。
ベストが81だし、受傷前でも100叩くこともあった。

受傷後は飛距離(まともに振れて)が8掛け。左手がうまく可動せず、フォロースイングがとれない。
ヘッドスピードも45以上だったけど、今は恐らく30前半かも。
こんな身体になっても、ゴルフは好きだ。続けたいという気持ちがリハビリのモチベーションになった。

「好きで続けたい」だけでなく、これまでずっとやってきたスポーツだから、受傷前と受傷後で、筋肉の動かない場所・可動しにくい場所などが比較できる。これが元で、次のリハビリポイントが発見できる。

右利きの場合、ゴルフは左手主導のスイング。僕の場合は左に軽く麻痺があるので、スイングを変えないといけない。右腕は充分にうごくので、右脇を体につけてボディターンでスイングする。
理屈では解っていても、これがなかなかうまくいかないのだが。

また、握力の弱い左手(20程度)だが、グリップは左手でしっかりと握る必要がある。
クラブを握ることで、中指から小指までの可動がよくなった。

26日に仲の良い得意先とゴルフだった。なんとか100は切れた。飛んでいた今までとは全く違うゴルフ。
ドライバーが飛ばないから2ndで乗せようという欲もでない。160ヤード残ったら間違いなく3オン狙い。これまでとは打つ場所の景色も変わった。

26日はコース乗り入れOKだったので、それほど多く歩かずに済んだ。芝生のアップダウンを歩いた翌日は、杖が必要ないくらい歩ける。なんとか年内にハーフ45を切るのが目標だ。
posted by shigenon at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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