20世紀というのは
「科学の進歩や物質文明では人間は
本当の幸せにはなれないことを証明した世紀」
だと言われます。
よくこんなグラフかかれます。
20世紀100年間を横軸。
すると、モノの豊かさというのは飛躍的に進歩しました。
ものすごい勢いでグラフは上昇しました。
しかし、心の豊かさというのは
少しも変らない。
横ばいです。
だから21世紀は
「ものの時代は終わった、これからは心の時代」
と学者は言うんです。
100年かけて、人類は同じところを回り続けた
ということが分かったわけです。
人間は「進歩」という言葉を使いますが、果たして進んでいるのか。
ということです。
ここまでは、政治や経済や社会のことでした。
ここで終わってしまっては、
ただ20世紀を振り返っただけです。
大事なのは、自分の人生です。
流転輪廻が悲劇だということです。
果てしなく輪廻転生するだけでなく、
この世でも同じところをぐるぐる回って死んで行きます。
相当の人たちが汗かいて、努力して、
一生懸命進んだ20世紀ではありましたが、
心の豊かさは全然進んでない。
そこまでの「努力」「苦労」は一切無駄に終わってしまっています。
死ぬまで求道の悲劇というのは、
「無駄な努力をする」ということです。
タグ:科学
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