阿弥陀如来の19願の別名を
いくつかあげてみましょう。
既にして悲願有す、
「修諸功徳の願」と名く、
復「臨終現前之願」と名く、
復「現前導生之願」と名く、
復「来迎引接之願」と名く、
亦「至心発願之願」と名く可きなり。
(『教行信証』)
「有す(います)」とはある、ということです。
「修諸功徳の願」とは、善をしなさいということです。
こういう種まきをしなさい、
というのが修諸功徳という名前です。
結果について、次に3つあげられている。
後の3つが結果から表しています。
「臨終現前」とは、臨終にその人の前に現れましょう、
というものです。
「現前導生」とは?
現れる目的は極楽浄土に導いて、生まれさせるということです。
地獄につれていくわけではありません。
臨終に死に神が現れることはよくあると思います。
阿弥陀如来が迎えにきて極楽浄土へ連れて往きます。
「来迎引接」ともいわれます。
これは私達から見たものです。
阿弥陀如来から見たのではありません。
「至心発願」という心で修諸功徳したら、
極楽浄土につれていってくれる、
それが方便です。
タグ:教行信証
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