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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2017年09月26日

趣味生き甲斐の喜びと人生の目的達成の喜び

私たちのささいな趣味とか生き甲斐とか、
そういう身近なことだけの話をしているわけではありません。
オリンピックもそう。
インタビューで、金メダルとってこれからどうしましょう、
と言っていた人もいた。
田村亮子。

 

実感わかないですねえと言っていた。
これらすべて上の心を満たしているにすぎない喜び。

 

貴乃花、株で10億円の借金。
横綱になったといっても満足できなかった。
今色々なトラブルが続いている。
横綱といえばトップだけれどもそういうトラブルはなくならない。

 

下の心が全く少しも動いてもいないのです。
それを心の病といいます。
蓮如上人という人はこれを無明業障の恐ろしき病と言われている。
いくら満たそうとしても下の心は満足できない。
それを無明と言います。

 

なぜ恐ろしいのか、それは自覚がないから。
どうしてガンが恐ろしいのか、
それは自覚症状がないから。
自覚のないままに病気が進行する。
だからおそろしい。
同じく、この無明は自覚がない。
下の心も、私たちの本心もスポーツなどで満足できるんじゃないの、

というのが無明。

 

いつもは覆い隠しているだけ。
本当の幸せというのはその真っ暗な心が日本晴れの明るい心にガラッと変わる体験なんです。

 

下の暗い心がガラッ明るい心に変わる、それが人生の目的なんです。
私たちの本心、奥底にある心がガラッと大転換する、体験です。

 

この世でどんな喜びを得ても、
全体からいったら氷山の一角と言えるような部分が反応しただけで、
まったく動かない部分があったのに比べて、
これは、私の魂を揺り動かすような、明らかな、体験なのです。

 

大変な喜びの心が起きます。
その暗い心が明るくなる事を何というか、破無明闇と言われます。
親鸞聖人は、
已能雖破無明闇
といわれている。

この一言で人生の目的を表現されている。
また信心決定とも言います。

タグ:蓮如
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