ある、祭り見物の中で、我が子を見失った長者が、
2017年08月22日
長者窮子の譬えとは?
その子を見つけるために遠大な計画をたてた。
長者窮児の譬え。
貧しい乞食の子、これにたとえられたのが、私達で、
長者にたとえられたのが、阿弥陀仏であります。
長者の方は、窮児をずーっと心配し、
なんとかして全財産を渡そうと思っている。
ところがぐうじの方は、まさかそんな長者の子だともわからずに、
とんとわからんと、とにかくその日にいくらかのお金があがる、
そういう気ままな生活をしている。
窮児を本当に幸せにしようと、
真剣になっているのだけれど、
親の心子知らず。
一計を案じまして、窮児にとっては、
長者さまは、雲の上の人で、
びっくりしちゃう。
そこで、長者さまは、窮児に近くて、親しみのもてる、
掃除夫に頼んで、窮児を連れてきてもらう。
こういうのを、仏教の言葉で、調機誘引といいます。
阿弥陀仏が、私達の心を調える。
そして、真実の世界に誘って、
そしてぐいぐいと真実の世界にひっぱり出して下される。
そういう阿弥陀仏の働き、お力、
それを調機誘引というのです。
タグ:阿弥陀仏
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