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2021年09月26日
【事前評価】シャドウバース Dawn of Calamity / 災禍を超えし者
Cygames, Inc.
シャドバ新パックの事前評価ですが、最近あまりプレイできておらず的外れな評価になりがちであり、特にビューも伸びないので今回で最後にします。答え合わせもだいぶ溜まっておりましたが、昔の環境を正確に思い出せないこともあり、止めます。もし楽しみにされている方がいたら申し訳ありません。
シャドバ自体のモチベは多少下がった程度なので続けるつもりですが、そのためには義務感を排除したいのでグラマスを目指すのもやめます。今回は比較的すいすいと上がりましたがプレイ時間自体があまり取れなかったのでMP7193でフィニッシュです。
あ、アニシャドの感想は必ず書ききりますので気長にお待ちください。年単位でかかるかも知れませんが、こちらは見に来てくれる方が多くいらっしゃるので頑張りたいと思います。
さて今回はそのアニシャドのカードたちが登場するパック「Dawn of Calamity / 災禍を超えし者」です。(これがリリースされるまでにアニシャド感想を完遂できなかった僕の怠慢が悔やまれます。)ただアニシャド世界はバハムート降臨までのレギュレーションなので、そのまま令和のシャドウバースに来たらさすがにパワー不足ということなのか大幅に強化されている印象です。
カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準はファミ通Appさんのものを採用。以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
【トリニティモンスターズ】【ホーリーエンチャンター】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
【終末の番人・スピネ】【虚無ノ哭風・グリームニル】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
【プリズムブライト・ジオース】【永劫の吸血鬼・アルザード】【雷滅卿・アルベール】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード
シャドウバース Dawn of Calamity / 災禍を超えし者 事前評価
エルフ
ブリリアントフェアリー ------ B
デッドリーエルフ ------ B
フラワーフォックス ------ B
ブラストフェアリー ------ B
領域のルナール ------ B
ブリーズエルフ ------ A
妖花の捕食者 ------ C
妖精の先導者 ------ C
旋風のランサー ------ B
レイジィスロース ------ A
妖精の芳香 ------ D
フェアリー軸に原点回帰か。ブリリアントフェアリーはコストが軽くなり2プレイで疾走付与できるように強化されているが、それでもフィニッシャーとしてはちょっと軽い&遅いような。フェアリー軸より既存のラティカOTKに入りそうなカードをA評価。
ロイヤル
ビクトリーブレイダー ------ A
モノクロのエンドゲーム ------ A
アサルトナイト ------ C
戴冠の儀 ------ D
星降りの姫君 ------ B
レイピアダンディ ------ C
二刀の騎士 ------ B
流水の槍使い ------ C
結束の騎兵 ------ B
タクティカルドッグ ------ D
戦地への呼び出し ------ B
ビクトリーブレイダーはコストが下がってアクセラが搭載され、これがかなり強力でアクセラが本体と言ってもいいレベル。ただ連携軸が大幅強化とは行かない印象なので主要カードがさほど落ちない撤退ロイヤルの影に隠れる結果になりそう。
ウィッチ
クロノウィッチ ------ A
プレデターゴーレム ------ C
マジカルキャット ------ B
グレートマジシャン ------ C
炸裂の魔女 ------ C
氷塊のゴーレム ------ C
カウンターマジック ------ A
禁書庫の番人 ------ C
クレイソーサラー ------ B
マナリアシャンデリアン ------ B
ストーンバレット ------ C
クロノウィッチは進化権回復と出したフォロワー全進化がつき、前ターン縛りがなくなった。ウィッチは疾走に乏しいので全進化を利用してグリームニルに繋げるか、ジオースから出たドラゴン勢を復活させるのに使う形になるか。プレデターゴーレムは完全に別物になっている。スタックシステムの登場で土ウィッチが扱いやすくなるかどうか。フィニッシャー不足な気もする。
ドラゴン
イグニスドラゴン ------ C
天威のドラグーン ------ A
ジュエルドラゴン ------ C
貫く咆哮 ------ C
オーシャンスピリット ------ B
氷翼の賢竜 ------ D
ドラグーンブレス ------ D
火炎の竜闘士 ------ C
崇拝の竜騎士 ------ D
オーブキャンサー ------ B
竜の目覚め ------ B
親の顔より見たイグニスドラゴンは託宣アクセラに加えてカード補充機能まで追加してきた。ズルい。とはいえ我々はヒイロくんのようにカードを消費しまくって7PP時に都合よくイグニスを引く芸当は不可能で、現状のランプドラはナテラで手札が増えがちなので居場所があるか疑問。バフドラゴン強化カードはそれなりに評価してA~B。
ネクロ
スケルトンレイダー ------ A
マッドネスリーパー ------ B
ゾンビドッグ ------ A
アンデッド・ブレイク ------ B
怨恨の収集者 ------ C
静謐の墓守 ------ B
不死者の訪問 ------ C
白骨の賛美者 ------ C
悪霊の剣士 ------ C
スカルバンデット ------ C
デッドスタンピード ------ C
アニメではアリスのストーリーの良さもあり屈指のカッコよさを誇ったスケルトンレイダーだが、進化でコストが下がる上にファンファーレもネクロマンスが要らなくなりかなり強化されている。入るとしたら進化・機械・ネクロマンスの混合デッキが予想されるが主要カードが残るラストワードのほうが強そうな印象。
ヴァンパイア
ダークエンペラー ------ B
夜天の吸血鬼 ------ S
スカーレットヴァンパイア ------ A
ダークオーダー ------ B
悪魔の令嬢 ------ A
まどわしの魔狼 ------ A
乱舞の獣人 ------ C
強欲の悪魔使い ------ C
デモニックソルジャー ------ C
鉄球のオーガ ------ B
鮮血の首飾り ------ C
ルシアの相棒ダークエンペラーは交戦時能力に加えて復讐なしでも2体破壊、復讐狂乱でおまけ付き、さらにはラストワードで相手にも5点とヤケクソ気味の強化をされているが、コストが重いのが厳しい。長めに戦える環境になるかが勝負か。夜天の吸血鬼がかなり強力に思えるのでついに狂乱がTier1に上り詰めるかもしれない。…と何度言ったかわからないけど。
ビショップ
ゴッド・オブ・カース ------ A
ホーリーセイバー ------ S
カースメイデン ------ B
ミラクルラフター・カルミア ------ A
密かなる代行者 ------ B
ユルルング ------ B
詠唱:天からの助け ------ B
輝きのシスター ------ B
風を呼ぶ翼人 ------ C
セイントフラミンゴ ------ D
不屈の祈り ------ C
アニメではイグニスに次ぐインパクトを与えたゴッド・オブ・カースだが結晶効果で出しやすくなり、しかも手動進化ができるようになったがその代わり体力最大値マイナスは-5から-4に弱体化している。ヤテラントゥとの共演は現実的か。ホーリーセイバーは守護進化デッキの成立を予感させるパワーを感じる。
ネメシス
ジェネシスアーティファクト ------ A
モノリスクリエイター ------ B
クロックワークマギ・リヒト ------ B
アーティファクトインパルス ------ A
フェイクマリオネッター ------ B
鉄翼のエクスプローラー ------ A
多腕のアーティファクト ------ C
知恵のホムンクルス ------ C
幼き糸使い ------ B
魔銅の番人 ------ D
改良実験 ------ C
アニメ第2クールのボス格だったジェネシスアーティファクトは小粒になったがデッキに加える1クッションがなくなった。単純に後4進化で強力な盤面を作れる上に後半はフィニッシャーとしても使えるのが強い。操り人形軸はリヒトこそ強そうだがちまちま20体破壊するより共鳴のほうが早くて好まれそう。
ニュートラル
ユピテル ------ B
安寧の降臨 ------ A
伝統の花火師・フドー ------ B
災いの刻印 ------ C
新鋭の花火師・マーヴェラ ------ C
伝説の古書 ------ C
浄火の天使 ------ D
カエルの演奏家 ------ D
天使の加護 ------ C
ユピテルはわざわざ入れるかどうかという性能。進化系デッキで遅延したいならアリか?安寧の降臨はエクスキューション先輩が憤死する令和性能をしている。災いの刻印は無制限にシャドウが出てくるものではなくなり中盤以降に出すものになりそう。人形と相性がよさそうか。花火師の2人は除去が弱いデッキに入るかも。
以上です。Tier1予想としては守護・狂乱・撤退・ラスワ・共鳴・ラティカOTKあたりでしょうか。次いで連携・スペブ・バフドラ・AFあたりかなあ。とりあえず性能はさておきイグニスドラゴンを始めとしたアニメの相棒カードは思い入れがあるので何度か使ってみたいですね。
アニシャド(チャンピオンズバトル)関係パックなので最後に宣伝。アニシャド感想現在1話〜36話まで書いてますので良かったら読んでね。
シャドウバース 1話感想 主人公の性格に好感 / プレイにはツッコミどころ満載
シャドウバース 36話感想 繊細な戦略描写からの大味な怪獣決戦
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2021年08月22日
【事前評価】シャドウバース リナセントクロニクル アディショナルカード
Cygames, Inc.
「リナセント・クロニクル」アディショナルカードの事前評価です。今回も遅刻しましたがプレイ前の印象をそのまま書きましたのでご容赦下さい。
カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準は以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
【英雄の覚悟】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
【万緑の回帰・ラティカ】【光耀の標・ミストリナ&ベイリオン】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
【モスコの実】【永続の機構・ニコラ】【極致の創造主・ベルフォメット】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード
シャドウバース リナセントクロニクル アディショナルカード事前評価
エルフ
深緑の弓使い・アリサ ------ A
幻惑のラクーン ------ A
アリサは中盤の盤面処理能力が高く、ストームアローも相手次第だがそれなりの打点を見込めそうなので脇を固めるカードとして強そう。ラクーンは盤面処理の出来るドロソとして有用か。
ロイヤル
忠義の剣士・エリカ ------ S
テンペストスレイヤー ------ B
エリカは連携ロイヤルの攻撃力をさらに上げるなかなか強烈なカードに思える。撤退ロイヤルに隠れているが今でも強いのでTier1候補か。テンペストスレイヤーは4/4/4に能力てんこ盛りで令和を感じるカードだが若干重く、入りそうなコントロール系デッキが流行らない気がする。
ウィッチ
究明の魔術師・イザベル ------ S
アンブレラウィッチ ------ B
イザベルはスペブ系フィニッシャーの弱点だった「後半引いても育ってない」問題を解決しているのが強い。5PPで盤面干渉できないスペルは本来使いづらいのだが10点回復でリーサルから逃げられるのがよい。アンブレラのほうは、進化軸はフィニッシュが大味なので細かい打点に需要があるかどうか。
ドラゴン
竜槍の戦士・ローウェン ------ C
オラクルドラゴン ------ A
オラクルドラゴンは邦訳すると託宣の竜。そのまんま。バフドラゴンはドラークが強化されたのでTier1の可能性あり。ローウェンは竜爪の首飾りリメイクで、隙なく出せるようになったがカウントダウンと引き換えで控えめすぎる。もっと令和のインフレに乗って欲しい。黒竜の呪いもストーリーの深刻さに反して地味。
ネクロ
友魂の少女・ルナ ------ B
デッドバイオレーター ------ C
ルナはエンネアのデッキに入ることになりそうだがネクロマンス食べすぎじゃない?ルナを使うならネクロインパルスかニコラを諦めることになりそうなのが痛い。デッドバイオレイターは本体も葬送コストも重く、グレモリーの落ちた環境で葬送系デッキは流行らない気がする。
ヴァンパイア
終幕の吸血鬼・ユリアス ------ A
マリシャスウォール ------ D
序盤に借金して後から取り返していくカードは基本強くなかったのだが、ユリアスに関してはかなり早い段階で起動できるので追い上げが間に合うかもしれない。キーカードに依存するデッキだと捨てる3枚に悩みそう。マリシャスウォールは対峙するとウザそうだが結局採用されない系のカードに見える。
ビショップ
贖罪の司祭・イリス ------ B
神威のユニコーン ------ A
イリスはまさかのイージス復活だが場を埋めすぎるのでカウントダウンアミュなども採用しづらいのが厳しそう。フィニッシュも9T目になるので少し遅いか。ユニコーンは守護ビショップなら十分入る性能に思える。
ネメシス
次元の超克者・ユアン ------ A
オートマティックメイデン ------ A
どちらも共鳴軸の強化。ユアンで共鳴往復が1.5回稼げるのが大きく、7Tマグナゼロからの8Tトレランスでフィニッシュが現実的になりそう。メイデンも5〜6Tに出して破壊されれば共鳴往復ノルマ分は稼げるので自然に入ると思われる。Tier1候補でどちらもA。
ニュートラル
マスターコック ------ A
Nフォロワーのくせに2/2/2守護で能力持ち。こちらも令和を感じる性能。守護か清浄に入りそうな実質ビショップカード。どちらも現状そこそこ強いのでAか。
以上です。スペブとイザベルが好きでウィッチ使ってるので今回はかなり強そうで期待大。
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2021年08月19日
シャドウバース 36話感想 繊細な戦略描写からの大味な怪獣決戦
#36「信じる心」
あらすじ
ヒイロはマウラから託された「プロミネンスフュージョン」でエイジに勝利する。
ヒイロたちは災いの樹の力を抑えようとするが失敗、災いの樹の中に吸い込まれる。
ヒイロが自室と思しき場所で目覚めたとき、そこには母・アサギの姿があった。
感想
「母さんを助けるためには、本当にこの世界を滅ぼすしかないのかよ!」
「その通りだ」
前回から続き。状況を説明するセリフだがヒイロが息子であると理解してないとできないやりとりなので、この辺から「実は気づいているのでは?」と視聴者にほのめかす展開にもなっている。
【ジュエルドラゴン】の能力で【イグニスドラゴン】を手札に復活させるヒイロ。進化権を使い切れば【シャドウイグニスドラゴン】を倒せるところを、【シールドドラゴン】で2点ダメージを与えるにとどまる。【インフィニットフレイムドラゴン】を活用するには進化権が必要だからだが、それが手札にない状況では相当思い切った決断といえる。リアル世界ならなかなかやれないプレイだが、ヒイロのここまでのトップ解決率を考えればかなり「太い」(=実現性の高い)プレイである。アニシャドはデッキを信じれば引ける世界なのだ。
エイジは【竜の力】のシャドウ版【邪竜の力】で影イグニスを強化、シールドドラゴンの守備を突破。影イグニスは本家と違い手札があっても機能するカードなのにこっちも手札が枯渇気味。やはり親子か。ヒイロは【竜の闘気】から【ワイルドハント】を引き、前ターンにダメージを与えておいた影イグニスを撃破。ドローに期待して布石を置いておく、10話その他でも描写された高度な戦術である。闘気のドローが不発に終わることを考えるとイグニスで相打ちに持ち込みたくなるところだが、前ターンでリスクを冒して進化を残したのはインフレドラゴンのためなので、闘気でドローを進めるのは一貫性のある選択。ヒイロの戦略がかなり高い視座になってきており、細かく解説されないのが惜しい。
【デッドエンドドラゴン】登場。自分の大型フォロワーが攻撃したときカードを引いてコストを下げる効果を持つ。エイジはヒイロのターンを経て中〜大型フォロワーを5体展開。ここでエイジがヒイロ本体を攻撃せずフォロワー処理に回ったのが興味深い。フォロワーを残しておくとインフレドラゴン一枚で大逆転負けを喫するので、その可能性を潰していると思われる。(つまり伝説のカードの効果を知っている?)また、デッドエンドがイグニスの3点全体ダメージで破壊されないよう攻撃相手を選んでいる点も面白い。それも【オーブドラゴン】等の盤面に干渉できるカードを引く前提なのが、この子にしてこの親ありと言ったところか。
そして絶望的な状況でインフレドラゴンを引くヒイロ。親の顔より見たトップ解決だが、先述したように今回は「引くため&引いた時のためのプレイング」をしているので納得感がある。エイジのフォロワーをすべて薙ぎ払い、ライフを1点まで追い詰めたところでスペルカード【漆黒の目覚め】によりエイジが虚ろの影を集積(取り憑かれていた人は普通に開放されるようだ)し、【デッドエンドドラゴン第二形態】が登場。さあ、前半は繊細なプレイングが見られたが後半からは大味な怪獣大決戦の様相である。
「アサギからネクサスを引き剥がすためには、ネクサスの目的を叶えるしか、道はない」
「この世界を滅ぼし、災の樹の中に取り込むこと」
漆黒の目覚めプレイ前の会話で災いの樹の目的などが明らかになる。前回も書いたがこのあたりは第3クールの間ずっと漠然としていたので、そのままストーリーが進んでいくのかと思ったがちゃんと説明されてよかった。苦悩が表現されるエイジに対してレオンは「喋り過ぎだよ、エイジ」とつぶやき、もはや真の黒幕がどちらかが明白になってきた。
DED第二形態はなんと本体・両翼・両手がそれぞれ別のフォロワーとして扱われる、なんとも小5マインドをくすぐられるラスボスである。能力を要約すると「本体攻撃用の左手」「フォロワーとの戦闘に強い右手」「破壊されると超回復する左翼」「本体へのダメージを防ぎ、手がある限り無敵の右翼」+本体の5体。フォロワーと戦闘できるのが右手だけなので意外と不便そう。ぶっちゃけ展開の都合上、ヒイロのドラゴンを場に残しておくためのデザインにしか見えない。ヒイロはイグニスも展開し本体以外を撃破するが、スペル【シャドウバースト】でドラゴン二体を封じられる。しょんぼりしてるイグニスとインフレ、かわいいな。
「それだけは奪わずにおいてやる…………ヒイロ。」
雑に強いインチキスペルで大逆転する大味な展開だが、それを補うかのようにストーリーが描写される。エイジはやはり息子に気づいていたようだ。息子をなるべく楽に介錯してやりたい心理が見える。しかしヒイロは仲間の声を受けて立ち上がり、【プロミネンスフュージョン】でイグニスとインフレを融合させた【ゴッドプロミネンスドラゴン】で勝利。後半のゲーム展開はこの二体を場に残しておくためのご都合感は否めないが、まあプロミネンスフュージョンは34話から布石が置かれていたのでストーリー展開としては盛り上がったように思う。
世界を吸い込もうとする災いの樹に伝説のカードを掲げるヒイロたちだが、マウラのスマホがレオンによって無効化されていたので抵抗に失敗する。ず、ズルい。これならヒイロたちが勝っても負けても結果は同じである。(伝説のカード自体は信用に足る存在であることが分かる。)しかしそれならエイジの乱入に若干の困惑を示したのはなぜだろうか。ヒイロたちが今やっていることを根本から疑わない限りは勝ち確なので、エイジの口からなんらかの情報が伝わるのを恐れたのかもしれない。
「……ではまた、災いの樹の中で。」
災いの樹の中に吸い込まれていくヒイロたち。カイがアリスを助けようとするところが好き。ここの描写を見る限り、マルグリットはレオンの真の目的を知らなさそうな感じ。
「そんなに寝てちゃダメでしょー?遅刻するわよ。」
そして衝撃の展開で最終クールへ……!第1・第2クールは話がすっきり区切られたところで終わったが第3→第4クールは視聴者の興味を引いたまま続く怒涛の展開。本放送時もここだけ総集編が挟まらなかったと記憶している。さてあと12話、正直今年中に書き終わるか怪しいが、気長にお待ちいただけると幸いです。
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2021年07月11日
シャドウバース 35話感想 父・エイジが繰り出す上位の闇カードが鮮烈
#35「終焉への序曲」
あらすじ
エイジはヒイロに反応を示さず、ヒイロは父を虚ろの影の支配から開放するためバトルする。
しかしエイジは逆に虚ろの影を支配しており、上位のシャドウカードでヒイロを圧倒する。
感想
ご無沙汰しております。アニメ感想久々すぎて書きかたを忘れそう。夏までには書ききりたいと言ってましたがもう完全に夏ですね、面目ない。別作品では最終回の感想を書くのに5ヶ月や11ヶ月かかった前科持ちなので気長にお待ちいただけると幸いです。「どうして(10年前の)写真と同じ顔をしている?」
子・ヒイロからの呼びかけに応えない父・エイジ。そこへエイジが老けていないことを指摘するレオン。えっ、絵柄の問題じゃなかったのか。ていうかそれを言うとレオンも二十代後半くらいにしか見えないのだが、つまり……?
「私の大事な剣を折り、(中略)君はいったい何を望む?」
レオンの「大事な剣」という言い回しがまた絶妙なところを突いてくる。モノ扱いとも言えるし懐刀の比喩にも思える。エイジは望みの内容こそ答えないが会話は成立する状態のようだ。通信遮断を狙ったエイジの挙動に反応してヒイロがマウラをかばっているのが地味だがなかなか良い描写。変わり果てた父親を前にして混乱しているだろうに立派な主人公である。
ヒイロは父が虚ろの影に取り憑かれているとみなしてバトルへ。バンクは親子でほぼ同じポーズなのが面白い演出。
バトルは序盤がスキップされてPP5からの描写。【海剣竜】進化で【ワイリーワイバーン】を倒すヒイロだが、ワイバーンのラストワードによる【ブレイジングブレス】で処理される。さもプレイミスのように描かれているが他にいい手段もなさそうに思える。なんならエイジの【竜の闘気】後プレイのほうがミスの度合いが高い。(いわゆる「先ドロー」の鉄則)
25話冒頭の描写から推察できるが、エイジの目的は妻・アサギを救うことのようだ。救ったとして滅んだ世界でどう生きていくのか疑問だが、息子に無反応な状態のエイジが合理的判断をできているのか怪しいところ。そもそも災いの樹にとっての「世界を滅ぼす」状態が破壊なのか支配なのかも分からないので第3クール全体がふわっとしているのだが。竜ヶ崎親子のやりとりを聞いてほくそ笑むレオンが邪悪。
ヒイロの家族写真を撮った時の様子が描かれる。3歳ということはやはり約10年前のもののようだ。母アサギ
の長くて派手にハネた黒髪が活発な印象を与える。赤い髪が父方ゆずりということはシゲフミじいちゃんも若い頃は真っ赤だったのだろうか。ここでエイジが「熱い語らいをしたいもんだ」と言っているのに、現在のエイジとヒイロはまったく親子としての会話ができていない点が悲しい。
エイジは虚ろの影に操られているのではなく逆に使う側の立場と判明。とはいえ息子に無反応なのはさすがにおかしいので、視聴者目線では彼が黒幕かもしれないという印象にはならないだろう。ミモリらとの戦いで倒れたモブにエイジの操る虚ろの影が入り込み怪物化するのだが、後のシーンで討伐されて消滅するので中の人物ともども消えてしまったのではと心配になる。人死にが出るような作風には見えないのだが。
エイジのデッキはヒイロと同じドラゴンリーダーだが、シャドウ〇〇という既存カードの上位カードを使用するようだ。すごい、シンプルにズルい。さらにシャドウ系オリジナルカードとして【虚無の衝撃】をプレイ。コスト9で相手のフォロワー1体を破壊し、【シャドウジェネラル】を場に出す。これは2/10・守護で進化時に【シャドウソルジャー】4体を場に出す。進化権なしでは使いづらいのでこのスペルは闇マウラのインチキスペルと比較するとあまり強くない印象。
シャドウジェネラルの軍勢をいつもの【イグニスドラゴン】トップ解決で一掃するヒイロ。しかしラストワードでソルジャーが復活。ここもプレイミスのように描かれているが他にやりようがない気がする。守護を張ってターンを返したところに、なんとというかやはりというか、【シャドウイグニスドラゴン】をプレイするエイジ。7/5/3で体力と攻撃力がイグニスと逆、自陣のシャドウフォロワーを犠牲にして自動進化し攻撃時全体5ダメージ。本家よりも2点高い。生贄を用意する必要があるが本家のように手札カツカツじゃなくてもいいのが強力。住みやすいデッキから変わってくるので本家とはかなり別物のカードと言えるだろう。
これまでドラゴン使いは他にズオウが登場したがイグニスドラゴンは使用してこなかった。この手の相棒カードはアニシャド世界に唯一無二の可能性があっただけに、ここにきて「闇バージョン」カードが登場するのはお約束だがなかなか鮮烈な展開。1話を思い返すとヒイロが使用しているのはエイジ所有のスマホっぽいので当然といえば当然かもしれない。第3クールのラスボスらしい風格を見せたところで次回へ。
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2021年06月29日
【事前評価】シャドウバース リナセント・クロニクル
Cygames, Inc.
シャドバ新カードパック「リナセント・クロニクル」の事前評価です。今回も若干遅刻しましたが全く情報を仕入れず書いたのでご容赦下さい。
カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準はファミ通Appさんのものを採用。以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
【トリニティモンスターズ】【ホーリーエンチャンター】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
【終末の番人・スピネ】【虚無ノ哭風・グリームニル】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
【プリズムブライト・ジオース】【永劫の吸血鬼・アルザード】【雷滅卿・アルベール】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード
シャドウバース リナセントクロニクル 事前評価
エルフ
太陽の勇士・セタス ------ B
万緑の回帰・ラティカ ------ A
妖精の賢者 ------ A
英雄の覚悟 ------ C
採集の獣人 ------ D
幻獣の遣い ------ C
温かな抱擁 ------ C
ヒーリングフェアリー ------ A
スコルの探索者 ------ D
大樹のエルク ------ D
異端の孤独 ------ B
ラティカの8〜12枚プレイは現実的でないので妖精の開花で走らせることになるだろう。つまりアクセラ軸強化でありセタスも本体プレイされる機会はほとんどなさそう。ただ14点疾走だとルヴァンと変わらないので現状維持の可能性も。ヒーリングフェアリーはダンジョンフェアリーが泣く性能。遅延力強化でTier1なるか。
ロイヤル
光耀の標・ミストリナ&ベイリオン ------ B
月光の執行者・リオード ------ C
撲滅の兵団長 ------ B
陽だまりの邂逅 ------ B
ヴァローナディーラー ------ C
ブレイドライツの小隊長 ------ A
隠伏の記憶 ------ D
無暁の残党 ------ D
荒波のパイレーツ ------ C
ムササビの伝令兵 ------ B
威風の団結 ------ D
新リオードはCV石塚運昇さん続投が素晴らしい。ストーリーボイスの流用だろうか。性能としては前回よりわかりやすくなったが地味な印象。ベイリオン親娘も同じく地味。5コストならOTKに居場所があったかもしれないが…。連携軸もTier2止まりと予想。
ウィッチ
清澄の蒼・テトラ ------ B
栄光の華・エレノア ------ A
キマイラマイスター ------ A
ギルド会議 ------ C
フラワリングマジシャン・マリー ------ D
マギスの魔導師 ------ C
叡智の結実 ------ B
霊薬のアルケミスト ------ B
心持つ機械 ------ B
モンスターブック ------ D
天外の片鱗 ------ D
テトラその他の機械関係カードは機械カードが少なくて融合に困りそうな印象。スペブ軸、キマイラマイスターはギガキマの弱点を減らしているが環境のインフレについていけるかどうか。エレノアにも進化権が必要なのもマイナス。
ドラゴン
森の影・ヴァイディ ------ A
気高き雷・ロマロニア ------ B
勇躍の獣人・ジーナ ------ B
森羅の産声 ------ B
爪牙の戦闘員 ------ B
ストーンホエール ------ C
未知との遭遇 ------ A
マーナガルムの斥候 ------ B
メルヘンマーメイド ------ C
フロストリザード ------ B
触れ合う想い ------ B
新ナテラ軸は大樹供給カードが多くて安定感はありそうだが、ヴァイディは昔のほうが決定力が高かった気がする。疾走で勝つなら結局乗り物ドラゴンでいいような気も……。デッキバフ系はドロソと盤面処理能力が上がったがフィニッシャー不在が痛いか。
ネクロ
永続の機構・ニコラ ------ A
創出の紫紺・エンネア ------ A
マンマル2号 ------ A
鋼鉄の希望 ------ A
怨念の呪殺者 ------ C
ファイアゾンビ ------ D
禁絶と均衡 ------ A
鎖杖のネクロマンサー ------ C
ソウルコンダクター ------ C
スカルチーフ ------ C
規律の後継 ------ A
新機械軸はウィッチほどではないがこっちも機械カードが少ない気がする。マンマル2号の場残り性能が高いので、中盤に押して禁絶やエンネアのエンハンスで仕留めるデッキは成立しそう。葬送とラスワはグレモリー、ナイトメアイーターが落ちるのが致命的で穴埋めカードが存在しない印象。
ヴァンパイア
悠久の真紅・モノ ------ A
百獣の大悪鬼 ------ A
デモンディーヴァ ------ A
ライフリカバリー ------ A
ハーベストデビル ------ C
デモニックハンター ------ C
真夜中の語らい ------ A
ブラッディピクシー ------ D
狂爪の悪魔 ------ D
蹂躙のデーモン ------ B
約束の一輪 ------ B
新モノは機械軸のように見えるが別に機械カードをさほど要求しないのがいい。モノ+ライフリカバリー+αを揃えてOTKするコンボデッキになりそう。狂乱関係は密約の吸血鬼しか落ちずデモンディーヴァが1枚で3/7を達成してくれるのがありがたい。
ビショップ
平穏の制定者・マーロン ------ A
実りの参謀・ムニャール ------ B
聖晶の大神官 ------ A
モスコの実 ------ B
明光の翼人 ------ D
エスカマリの巡回者 ------ C
不器用な信頼 ------ D
エスカマリの助言者 ------ C
コンス ------ B
パラディンパンダ ------ D
聖痕の発動 ------ D
清浄・カウント・守護それぞれ包み込む願いくらいしかダメージがないせいか新規パワーも控えめな印象。包み込む願いのドローを聖晶の大神官のサーチで補える清浄が一歩有利か。
ネメシス
粛清の器・メイシア ------ B
極致の創造主・ベルフォメット ------ B
大型機械兵 ------ B
戦慄の侵略 ------ B
糸切り人形 ------ B
機械兵 ------ B
宿願の二刀 ------ D
メカニックヒーロー ------ D
コイルデバーサー ------ B
ミニマムタンク ------ D
名もなき決意 ------ C
だから機械カード少なくない??ネメシスは他よりマシだがベルフォメットに供給し続けられるかどうか。AFは主力がごっそり落ちるので厳しそう。メイシアは昔よりは強化されている印象だが、果たして令和のシャドウバースが準備万端で10ターン目を迎えられる環境かどうか。トレランスで走ったほうが早いのでは。
ニュートラル
黄昏の神槍・オーディン ------ C
母なる慈愛 ------ A
恒久の天使 ------ C
ナテラの未来 ------ B
怒れるワイズマーマン ------ D
アイアロンの残骸 ------ A
ゴスペルエンジェル ------ C
ダンジョンミノタウロス ------ D
イズニアの再興 ------ C
オーディンは操縦こそあれ平成の香りを感じる。どうしてもラストワードが許せない人向けのカード。新母、ナテラの未来はほぼ自然ドラ用か。アイアロンの残骸は機械コンセプトなら入れざるを得ないタイプのカードに思える。恒久の天使、ゴスペルエンジェルは遅延したいデッキなら入るかも。
以上です。今回は「これはS」というカードが見当たらず全体的に控えめな印象。Tier1予想としては乗りドラ、機械ネクロ、モノヴァンプ、アクセラエルフ、清浄、Tier2に守護ビショ、自然ドラ、スペブ、セッカ、OTKロイヤルあたりでしょうか。今期は一応グラマスになったとはいえプレイ時間がかなり少なめだったので自信ないです。毎回ないですけど。
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2021年05月24日
【モバマス】来年の総選挙・ボイスアイドルオーディションで700票獲得するための初心者向けTips 【2021年版】
◆◇◆鷺沢文香さん、10代目シンデレラガールおめでとうございます!!◆◇◆
プロデューサーの皆さん、第10回総選挙並びに第2回ボイスアイドルオーディション、お疲れ様でした。総選挙とVIAが分離されて2度目の選挙ということで、プロデューサーの行動にも一つの参考基準が生まれたように思います。
前年度のVIA3位つかさ社長の陣営は「票交換(総選挙票を相手の担当に入れる代わりにVIA票を自分の担当に入れてもらうこと)」を積極的に行い3位を勝ち取ったと見られ、今年はこの戦略が多数のプロデューサー間に浸透したことで、前年度順位を覆す結果が起きうるのかと個人的に注目していましが、結果としては前年度2位の文香が勝利を勝ち取りました。やはり上位陣は幅広い地盤と「今年こそ」の決意を備えており、番狂わせは起きさせないという強い意思が感じられました。文香Pのみなさん、おめでとうございます。
そしてVIAの1位は浅利七海となりました。VIAは前年結果が3位までしか公表されなかったので今年の結果予測が難しかったのですが、七海はボイス未実装ながら前年総選挙のCo19位にランクインしていたので予測していた人も多いのではないでしょうか。七海Pのみなさんおめでとうございます。デレステTop画面で「アイドルマスターしんれれらガールズ!」が聞ける日が楽しみですね。
今回の僕の投票内訳はこちらです。
今回も前回同様完全に無課金でしたが、モバマスで761票、デレステで806票を獲得できました。
ボイスを獲得したアイドルの得票数はこちら。
1位 浅利七海:13,681,373票
2位 八神マキノ:10,976,370票
3位 西園寺琴歌:10,912,712票
去年は1位あかりと2位あきらの得票数が約2200万票と抜けていたのですが、今年1位の七海は前年3位のつかさと同じくらいの得票数になりました。総票数が前年の75〜80%程度と推定(総選挙上位10名の票数合算から推定)されるのを加味しても、前回よりは接戦になったと見るべきでしょうか。来年もボイスオーディションがあるかどうかはわかりませんが、デレステのみのプロデューサーは票数を倍にするためにやはりモバマスもプレイされてみることをオススメします。
ということで、今年も新規でモバマスをはじめる同僚Pのために、戦力増強とイベント対策のための記事を書いてみたいと思います。(前年度からの更新になりますが、主にイベント内容についての記述を更新しています。)
投票券獲得への道を主題としますので、一般的な初心者向けの注意事項については簡潔に3点だけ。
この3点を守っておけば特別後悔するようなことは起こらないと思われます。
まず、投票券はどのように手に入れるか。ガチャを除くと入手先の大半はイベントです。しかもラウンドごとの獲得ptでもらえる「pt報酬」で多くの投票券が手に入ります。
つまり最終ランキングやチーム勝利には無関係なので他人と競うことはなく、ある程度準備しておけば簡単に手に入ります。おそらく1年も準備期間があれば十分すぎるでしょう。
その準備とは主に「イベントアイテム(以下:ドリンク)の貯蓄」と「アイドル編成の強化」です。
イベントでptを獲得するにはドリンクが必要です。イベントは現在10種類あり、イベントごとに使うドリンクが独立しています(例外あり)。イベントAで使うドリンクは基本的にイベントAでしか手に入りません。
……と書くと鶏が先か卵が先かという話になりますが、まずその日だけ使用できるラウンド専用ドリンクが無償で貰えます。それを元手にptを稼ぐことでドリンク等が増えていき、次回の(ゆくゆくは総選挙時の)同型イベントに備える形になります。
強力なアイドルを編成していればドリンク1個で獲得できるptが増えるので効率がよくなります。ドリンクの貯蓄と並行してアイドルを獲得していくといいでしょう。フリートレードや無課金ガチャでコストの高いアイドルを獲得していきましょう。フリートレードの値段は性能にあまり比例しないので、コスト24〜26で検索してスタミナドリンク1つやマスタートレーナー等で獲得できるアイドルをお迎えするといいでしょう。
※2019年まではメダルチャンスで手に入る「メダルSR」の獲得をオススメしていたのですが、2019年末からメダルSRが新規で登場しなくなり、復刻カードになりました。復刻カードはコストが低めなのであまり性能的には期待できません。
@イベントに参加する
Aドリンク・アイテム・メダルを獲得する
Bメダルチャンスや無料ガチャを引く
Cアイドルを獲得し編成を強化
この繰り返しで資産が増えていきます。
アイドルの獲得自体がモバマスの大目的であり、お好みで自由にやるべき部分ではありますが、総選挙を見据えるという目的があるなら効率を重視する選択もあります。
カードのスキルは2属性の攻撃or攻守UPになっていることが多く、編成が3属性に渡るとスキルがかからないアイドルが出てしまうので、なるべく2属性までで揃えましょう。
Cu/CoならCu属性もしくはCo属性、かつスキルがCu/Coにかかるアイドルということです。属性やスキルが合わないカードはトレードでお嫁に出してしまうのが効率的です。
スキルは編成で上位にいるほうが発動しやすく、リーダーは100%発動します。強力なスキル持ちが手に入った場合はリーダーに設定しましょう。バックメンバーはスキルが発動しません。ステータスが高いが属性の合わないアイドルなどを置いてもいいでしょう。また、スキルが特殊になるブレイク済みのアイドル(後述します)などを置くのにも適しています。
ゲームセンターの景品アイドルはステータスこそさほど強力ではありませんが、スキルが強力かつ全体にかかるので有用です。結構な枚数が要求されますが無〜微課金であれば取っておくようにしましょう。
こいこいの遊び方についてはこちらをどうぞ→【花札(こいこい)のルール・遊び方(前篇)】花札で遊ぶといったらコレ!?「こいこい」のおもしろさ
2018年12月から実装された「ブレイク機能」も有用です。カードにブレイクルージュ1つを使用することで「ブレイク」させることができ、そこからブレイクLvを4まで上げることでレアリティの低いカードでもステータスをコスト23相当まで引き上げることができます。Lv4まで上げるにはスターメモリーが450個必要なので貯めておきましょう。1回のイベントで30〜100個ほど入手できます。
ただし、ブレイクしたアイドルを元に戻すアイテムは現状1つしか入手できないので慎重に行いましょう。……とは言っても、「入手が容易な、好きなアイドルのR+もしくはN+カード」あたりがブレイク対象として適切であり、それらをブレイクさせて後悔することはおそらく無いと思います。詳しくはモバマスWikiのブレイクの項をご覧ください。
フリートレードでアイドルを獲得するには(マイの付いてない)スタミナドリンクもしくはエナジードリンクが必要になってきますが、これらはイベントでは入手できません。主な入手方法は「ガチャを引いた副産物で入手する」「トレードでアイドルを放出して入手する」「週間のプロデューサーランキングで5000位内に入る」になりますが、無課金であれば最後のランキング入賞が確実性が高いです。
ランクインするにはファン数を稼ぐ必要があり、ゲーム中のいろいろなところで稼げますが、最も効率的なのは「道場」と呼ばれるLIVEバトルにわざと負けてくれる人を利用させてもらうことです。道場のリストはこちら。ちなみにランキングは「プロデューサーランク」ごとに分かれており、ランクが上がると多少入賞しづらくなりますので、ランクが低いうちに1000位内などに入ると多少お得かもしれません。週間順位は「メニュー」→「PRA」で確認できます。
イベントは全10種類ですが選挙期間中に開催されるのは4イベントで、どのイベントが来るのかは事前にはわかりません。つまり、どのイベントについてもドリンクを貯めておく必要があります。以下に10イベントを簡潔に紹介します。
<用語解説>
スコア重視:アイドルの攻撃で出すスコアが獲得ptに強く反映されるイベントのことです。
クリア重視:ボスユニットを倒したり、ミッションをクリアした時の獲得ptが高めのイベントのことです。
スコア重視かつチーム戦のため上級者向けです。
スコア重視ですが個人戦なので自分のペースでプレイできます。やや初心者向けです。
スコア重視のチーム戦なので中級者向けです。
スコア重視のチーム戦の上にぷち衣装がないとスコアが低いのでかなり上級者向けです。
クリア重視の個人戦なので初心者向けです。
クリア重視の個人戦ですが攻ステ・スタミナ・マニーといろいろ要求されるので中級者向けです。
スコア重視で現状唯一のプロダクション対抗チーム戦です。難易度は所属しているプロダクションが賑わっているかどうかでかなり変わってきます。地味に他のイベントのドリンクが少数手に入ります。
クリア重視の個人戦ですがシステムが若干ややこしいので中級者向けかもしれません。
スコア重視の個人戦ですがラウンド専用アイテムが貰えないのと、とにかく膨大なスタミナドリンクと時間が必要なので上級者向けです。
スコア重視の個人戦ですがSUPERLIVE時のみ共同戦になります。少々セオリーがありますがそれを把握すれば初心者向けです。
全てのイベントのドリンクを貯めておく必要があると前述しましたが、一つ抜け道があります。
ピンク色のチケット”プラチナオーディションガチャチケット”はそれでガチャを引くことによって、副産物としてその時開催されているイベントのドリンクが入手できるので、どのイベントにも対応できます。総選挙を見据えてプレイするのであれば貯めて残しておくと良いでしょう。
プラチケでガチャを引く以外では、「レアメダル交換」と「ゲームセンター」でドリンクを入手できます。どちらもイベントが切り替わるとドリンクも切り替わりますので、イベント中に入手しておきましょう。
「守には振るな」と前述しましたが、スタミナ振り、攻コスト振り、バランス振りのどれがベストかは意見が分かれるところです。各イベントのスタミナと攻コストの使用傾向を紹介します。
スタミナ:ライバルユニットを探したり、”ちヒール”(イベントお仕事中、まれにちひろさんがポイントを回復してくれること)を受けるために使用します。
攻コスト:攻撃する時に同じプロダクションのメンバーを呼び、攻撃力を上げるために使用します。
・ライブツアーカーニバル
・アイドルチャレンジ
・アイドルライブロワイヤル
・ミュージックJAM(ちヒールは無し・専用アイテムは無くエナドリを使用)
・アイドルバラエティ(スタミナは多少使うことも)
結論として、投票券獲得を目的とするのであればバランス振りが個人的にオススメです。アイプロ(スタミナ偏重イベ)とプロフェス(攻コスト偏重イベ)では多少苦労することになりますが、それでも両方使うイベントのほうが多いことが理由です。
最序盤は”お仕事”を進めることをオススメしますので、まずはある程度スタミナに振ってから攻コストに振るといいでしょう。
僕のステータスは上の画像の通りバランス振りですが、アイバラ以外の9つのイベントで上位入賞できました。おそらくこれで困るケースは年末のアニバーサリーアイプロくらいでしょう。ちなみにアイテムで1度だけ振り直せるので、のちのちアイプロやプロフェスで上位アイドル獲得を狙ってみたくなっても大丈夫です。
投票券獲得にはイベントドリンクとアイドルが直接的には必要になってきますが、他の資産(アイテム)についても紹介します。
スタミナドリンク・エナジードリンク(マイの付いてないもの)
トレードでアイドルを迎える通貨のように使えるので普通にプレイする上では最重要資産ですが、選挙のみを見据えるなら溜め込まずにコスパのいいアイドルを迎える事に使ってよいと思います。
ジュエル
有料ガチャを引ける資産です。アイドルを引けない場合でもスタドリ・エナドリ等が手に入ります。総選挙中はカウントアップガチャのみ投票券を得ることができます。
Sレア5〜10%プレミアムガチャチケット
無料ガチャを引けるチケットです。まれに強力なアイドルが引けます。プラチケと違って貯めておくメリットは特にないのですぐ使ってしまってかまいません。
レアメダル
前述したようにレアメダル交換でドリンクが手に入るので、投票券獲得には価値が高めな資産です。序盤は女子寮建造に使用する場合もあります。イベントの他にR以上のアイドルを特別移籍することでも入手できます。
スターエンブレム
開始するとき選んだ自身の属性以外のアイドルを強化する”アピールボーナス”を交換するときに必要になります。スタンプやエピソードなども交換できますがまずはアピールボーナスを交換しましょう。
マニー・友情pt・トレーナー・トレーニングバッジ
マニーはアイチャレ等で使いますが、放っといても溜まっていくのでさほど重要ではありません。
友情ポイントはローカルガチャでRアイドルを引いてレアメダルに変換するのに使います。
トレーナーさんもトレードでRアイドルと交換してレアメダルに変換していくといいでしょう。
バッジはプロダクションの施設を強化できるので発展途上のプロダクションであれば重要です。
以上、投票券獲得のためのプレイングについて書いてきました。やってみると資産運用ゲームとしての楽しさもあると思います。長いスパンで成果が出てくるゲームですので、1年後に目標を見据えて始めるのはなかなかに王道の楽しみ方と言えるのではないでしょうか。その過程で、デレステとはまた違ったアプローチでアイドルたちの魅力に触れていただければ幸いです。それでは、よきプロデュースを。
Tweet
プロデューサーの皆さん、第10回総選挙並びに第2回ボイスアイドルオーディション、お疲れ様でした。総選挙とVIAが分離されて2度目の選挙ということで、プロデューサーの行動にも一つの参考基準が生まれたように思います。
前年度のVIA3位つかさ社長の陣営は「票交換(総選挙票を相手の担当に入れる代わりにVIA票を自分の担当に入れてもらうこと)」を積極的に行い3位を勝ち取ったと見られ、今年はこの戦略が多数のプロデューサー間に浸透したことで、前年度順位を覆す結果が起きうるのかと個人的に注目していましが、結果としては前年度2位の文香が勝利を勝ち取りました。やはり上位陣は幅広い地盤と「今年こそ」の決意を備えており、番狂わせは起きさせないという強い意思が感じられました。文香Pのみなさん、おめでとうございます。
そしてVIAの1位は浅利七海となりました。VIAは前年結果が3位までしか公表されなかったので今年の結果予測が難しかったのですが、七海はボイス未実装ながら前年総選挙のCo19位にランクインしていたので予測していた人も多いのではないでしょうか。七海Pのみなさんおめでとうございます。デレステTop画面で「アイドルマスターしんれれらガールズ!」が聞ける日が楽しみですね。
今回の僕の投票内訳はこちらです。
今回も前回同様完全に無課金でしたが、モバマスで761票、デレステで806票を獲得できました。
ボイスを獲得したアイドルの得票数はこちら。
1位 浅利七海:13,681,373票
2位 八神マキノ:10,976,370票
3位 西園寺琴歌:10,912,712票
去年は1位あかりと2位あきらの得票数が約2200万票と抜けていたのですが、今年1位の七海は前年3位のつかさと同じくらいの得票数になりました。総票数が前年の75〜80%程度と推定(総選挙上位10名の票数合算から推定)されるのを加味しても、前回よりは接戦になったと見るべきでしょうか。来年もボイスオーディションがあるかどうかはわかりませんが、デレステのみのプロデューサーは票数を倍にするためにやはりモバマスもプレイされてみることをオススメします。
ということで、今年も新規でモバマスをはじめる同僚Pのために、戦力増強とイベント対策のための記事を書いてみたいと思います。(前年度からの更新になりますが、主にイベント内容についての記述を更新しています。)
はじめに
投票券獲得への道を主題としますので、一般的な初心者向けの注意事項については簡潔に3点だけ。
- ステータスは守には絶対に振らない
- マイの付いてないスタミナ・エナジードリンクは大事にする
- 特訓は2枚ともLvと親愛度がMAXで行う
この3点を守っておけば特別後悔するようなことは起こらないと思われます。
700票獲得までの道程
まず、投票券はどのように手に入れるか。ガチャを除くと入手先の大半はイベントです。しかもラウンドごとの獲得ptでもらえる「pt報酬」で多くの投票券が手に入ります。
つまり最終ランキングやチーム勝利には無関係なので他人と競うことはなく、ある程度準備しておけば簡単に手に入ります。おそらく1年も準備期間があれば十分すぎるでしょう。
その準備とは主に「イベントアイテム(以下:ドリンク)の貯蓄」と「アイドル編成の強化」です。
ドリンクの貯蓄
イベントでptを獲得するにはドリンクが必要です。イベントは現在10種類あり、イベントごとに使うドリンクが独立しています(例外あり)。イベントAで使うドリンクは基本的にイベントAでしか手に入りません。
……と書くと鶏が先か卵が先かという話になりますが、まずその日だけ使用できるラウンド専用ドリンクが無償で貰えます。それを元手にptを稼ぐことでドリンク等が増えていき、次回の(ゆくゆくは総選挙時の)同型イベントに備える形になります。
アイドルを獲得し編成強化
強力なアイドルを編成していればドリンク1個で獲得できるptが増えるので効率がよくなります。ドリンクの貯蓄と並行してアイドルを獲得していくといいでしょう。フリートレードや無課金ガチャでコストの高いアイドルを獲得していきましょう。フリートレードの値段は性能にあまり比例しないので、コスト24〜26で検索してスタミナドリンク1つやマスタートレーナー等で獲得できるアイドルをお迎えするといいでしょう。
※2019年まではメダルチャンスで手に入る「メダルSR」の獲得をオススメしていたのですが、2019年末からメダルSRが新規で登場しなくなり、復刻カードになりました。復刻カードはコストが低めなのであまり性能的には期待できません。
強化・貯蓄ルーチン
@イベントに参加する
Aドリンク・アイテム・メダルを獲得する
Bメダルチャンスや無料ガチャを引く
Cアイドルを獲得し編成を強化
この繰り返しで資産が増えていきます。
アイドルについて
アイドルの獲得自体がモバマスの大目的であり、お好みで自由にやるべき部分ではありますが、総選挙を見据えるという目的があるなら効率を重視する選択もあります。
属性は2種類で揃えよう
カードのスキルは2属性の攻撃or攻守UPになっていることが多く、編成が3属性に渡るとスキルがかからないアイドルが出てしまうので、なるべく2属性までで揃えましょう。
Cu/CoならCu属性もしくはCo属性、かつスキルがCu/Coにかかるアイドルということです。属性やスキルが合わないカードはトレードでお嫁に出してしまうのが効率的です。
スキルについて
スキルは編成で上位にいるほうが発動しやすく、リーダーは100%発動します。強力なスキル持ちが手に入った場合はリーダーに設定しましょう。バックメンバーはスキルが発動しません。ステータスが高いが属性の合わないアイドルなどを置いてもいいでしょう。また、スキルが特殊になるブレイク済みのアイドル(後述します)などを置くのにも適しています。
ゲームセンターを活用しよう
ゲームセンターの景品アイドルはステータスこそさほど強力ではありませんが、スキルが強力かつ全体にかかるので有用です。結構な枚数が要求されますが無〜微課金であれば取っておくようにしましょう。
こいこいの遊び方についてはこちらをどうぞ→【花札(こいこい)のルール・遊び方(前篇)】花札で遊ぶといったらコレ!?「こいこい」のおもしろさ
スターメモリーを貯めておこう
2018年12月から実装された「ブレイク機能」も有用です。カードにブレイクルージュ1つを使用することで「ブレイク」させることができ、そこからブレイクLvを4まで上げることでレアリティの低いカードでもステータスをコスト23相当まで引き上げることができます。Lv4まで上げるにはスターメモリーが450個必要なので貯めておきましょう。1回のイベントで30〜100個ほど入手できます。
ただし、ブレイクしたアイドルを元に戻すアイテムは現状1つしか入手できないので慎重に行いましょう。……とは言っても、「入手が容易な、好きなアイドルのR+もしくはN+カード」あたりがブレイク対象として適切であり、それらをブレイクさせて後悔することはおそらく無いと思います。詳しくはモバマスWikiのブレイクの項をご覧ください。
週間プロデューサーランキングで5000位内に入ろう
フリートレードでアイドルを獲得するには(マイの付いてない)スタミナドリンクもしくはエナジードリンクが必要になってきますが、これらはイベントでは入手できません。主な入手方法は「ガチャを引いた副産物で入手する」「トレードでアイドルを放出して入手する」「週間のプロデューサーランキングで5000位内に入る」になりますが、無課金であれば最後のランキング入賞が確実性が高いです。
ランクインするにはファン数を稼ぐ必要があり、ゲーム中のいろいろなところで稼げますが、最も効率的なのは「道場」と呼ばれるLIVEバトルにわざと負けてくれる人を利用させてもらうことです。道場のリストはこちら。ちなみにランキングは「プロデューサーランク」ごとに分かれており、ランクが上がると多少入賞しづらくなりますので、ランクが低いうちに1000位内などに入ると多少お得かもしれません。週間順位は「メニュー」→「PRA」で確認できます。
イベントについて
イベントは全10種類ですが選挙期間中に開催されるのは4イベントで、どのイベントが来るのかは事前にはわかりません。つまり、どのイベントについてもドリンクを貯めておく必要があります。以下に10イベントを簡潔に紹介します。
<用語解説>
スコア重視:アイドルの攻撃で出すスコアが獲得ptに強く反映されるイベントのことです。
クリア重視:ボスユニットを倒したり、ミッションをクリアした時の獲得ptが高めのイベントのことです。
ドリームライブフェスティバル
通称ドリフ・ドリフェス。月末に頻繁に開催されるイベントで、総選挙は月末を必ず挟むのでこのイベントが来る可能性が最も高いです。総選挙が今の形式になった第5回と6・7・8・9回の総選挙で開催されています。スコア重視かつチーム戦のため上級者向けです。
ライブツアーカーニバル
通称ツアー。第6・7・8・9・10回の総選挙時に開催されました。こちらも選挙時開催の確率が高いイベントです。スコア重視ですが個人戦なので自分のペースでプレイできます。やや初心者向けです。
トークバトルショー
通称トーク・TBS。第6回・第7回の総選挙時に開催されましたが2019年12月以降開催されていないイベントです。スコア重視のチーム戦なので中級者向けです。
ぷちでれらコレクション
通称ぷちコレ。第6・7・9・10回の総選挙時に開催されました。スコア重視のチーム戦の上にぷち衣装がないとスコアが低いのでかなり上級者向けです。
アイドルライブロワイヤル
通称ロワ・アイロワ。第5回の総選挙時に開催されました。クリア重視の個人戦なので初心者向けです。
アイドルチャレンジ
通称アイチャレ。第5回の総選挙時に開催されました。2019年2月以降新規イベントが開催されておらず、ずっと復刻イベントです。(ただ復刻イベントが総選挙時に来る可能性もあります。ツアーで前例あり。)クリア重視の個人戦ですが攻ステ・スタミナ・マニーといろいろ要求されるので中級者向けです。
プロダクションマッチフェスティバル
通称フェス・プロフェス。第5回、第8回の総選挙時に開催されました。スコア重視で現状唯一のプロダクション対抗チーム戦です。難易度は所属しているプロダクションが賑わっているかどうかでかなり変わってきます。地味に他のイベントのドリンクが少数手に入ります。
アイドルバラエティ
通称アイバラ。今の形式の総選挙時に開催されたことは現状ありません。クリア重視の個人戦ですがシステムが若干ややこしいので中級者向けかもしれません。
アイドルプロデュース
通称アイプロ。第8回・第10回の総選挙時に開催されました。スコア重視の個人戦ですがラウンド専用アイテムが貰えないのと、とにかく膨大なスタミナドリンクと時間が必要なので上級者向けです。
ミュージックJAM
通称JAM。第9回・第10回の総選挙時に開催されました。2019年から導入されたイベントです。スコア重視の個人戦ですがSUPERLIVE時のみ共同戦になります。少々セオリーがありますがそれを把握すれば初心者向けです。
プラチナオーディションガチャチケットを貯めておこう
全てのイベントのドリンクを貯めておく必要があると前述しましたが、一つ抜け道があります。
ピンク色のチケット”プラチナオーディションガチャチケット”はそれでガチャを引くことによって、副産物としてその時開催されているイベントのドリンクが入手できるので、どのイベントにも対応できます。総選挙を見据えてプレイするのであれば貯めて残しておくと良いでしょう。
イベント以外でのドリンク入手方法
プラチケでガチャを引く以外では、「レアメダル交換」と「ゲームセンター」でドリンクを入手できます。どちらもイベントが切り替わるとドリンクも切り替わりますので、イベント中に入手しておきましょう。
ステータスの振り方について
「守には振るな」と前述しましたが、スタミナ振り、攻コスト振り、バランス振りのどれがベストかは意見が分かれるところです。各イベントのスタミナと攻コストの使用傾向を紹介します。
スタミナ:ライバルユニットを探したり、”ちヒール”(イベントお仕事中、まれにちひろさんがポイントを回復してくれること)を受けるために使用します。
攻コスト:攻撃する時に同じプロダクションのメンバーを呼び、攻撃力を上げるために使用します。
スタミナを極めて活用するイベント
・アイドルプロデュース攻コストを極めて活用するイベント
・プロダクションマッチフェスティバル両方使用するイベント
・ドリームライブフェス・ライブツアーカーニバル
・アイドルチャレンジ
・アイドルライブロワイヤル
スタミナを使用するイベント
・トークバトルショー・ミュージックJAM(ちヒールは無し・専用アイテムは無くエナドリを使用)
どちらも使用しないイベント
・ぷちでれらコレクション・アイドルバラエティ(スタミナは多少使うことも)
結論として、投票券獲得を目的とするのであればバランス振りが個人的にオススメです。アイプロ(スタミナ偏重イベ)とプロフェス(攻コスト偏重イベ)では多少苦労することになりますが、それでも両方使うイベントのほうが多いことが理由です。
最序盤は”お仕事”を進めることをオススメしますので、まずはある程度スタミナに振ってから攻コストに振るといいでしょう。
僕のステータスは上の画像の通りバランス振りですが、アイバラ以外の9つのイベントで上位入賞できました。おそらくこれで困るケースは年末のアニバーサリーアイプロくらいでしょう。ちなみにアイテムで1度だけ振り直せるので、のちのちアイプロやプロフェスで上位アイドル獲得を狙ってみたくなっても大丈夫です。
資産について
投票券獲得にはイベントドリンクとアイドルが直接的には必要になってきますが、他の資産(アイテム)についても紹介します。
スタミナドリンク・エナジードリンク(マイの付いてないもの)
トレードでアイドルを迎える通貨のように使えるので普通にプレイする上では最重要資産ですが、選挙のみを見据えるなら溜め込まずにコスパのいいアイドルを迎える事に使ってよいと思います。
ジュエル
有料ガチャを引ける資産です。アイドルを引けない場合でもスタドリ・エナドリ等が手に入ります。総選挙中はカウントアップガチャのみ投票券を得ることができます。
Sレア5〜10%プレミアムガチャチケット
無料ガチャを引けるチケットです。まれに強力なアイドルが引けます。プラチケと違って貯めておくメリットは特にないのですぐ使ってしまってかまいません。
レアメダル
前述したようにレアメダル交換でドリンクが手に入るので、投票券獲得には価値が高めな資産です。序盤は女子寮建造に使用する場合もあります。イベントの他にR以上のアイドルを特別移籍することでも入手できます。
スターエンブレム
開始するとき選んだ自身の属性以外のアイドルを強化する”アピールボーナス”を交換するときに必要になります。スタンプやエピソードなども交換できますがまずはアピールボーナスを交換しましょう。
マニー・友情pt・トレーナー・トレーニングバッジ
マニーはアイチャレ等で使いますが、放っといても溜まっていくのでさほど重要ではありません。
友情ポイントはローカルガチャでRアイドルを引いてレアメダルに変換するのに使います。
トレーナーさんもトレードでRアイドルと交換してレアメダルに変換していくといいでしょう。
バッジはプロダクションの施設を強化できるので発展途上のプロダクションであれば重要です。
おわりに
以上、投票券獲得のためのプレイングについて書いてきました。やってみると資産運用ゲームとしての楽しさもあると思います。長いスパンで成果が出てくるゲームですので、1年後に目標を見据えて始めるのはなかなかに王道の楽しみ方と言えるのではないでしょうか。その過程で、デレステとはまた違ったアプローチでアイドルたちの魅力に触れていただければ幸いです。それでは、よきプロデュースを。
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2021年05月20日
【事前評価】シャドウバース 暗黒のウェルサ アディショナルカード
Cygames, Inc.
放置しすぎて1ヶ月無更新の広告が出てしまいました。申し訳ない。アニシャド感想も滞っていますが本日「暗黒のウェルサ」のアディショナルカード実装ということで取り急ぎ事前評価してみたいと思います。そういえば事前評価答え合わせも滞ってるんだよなあ……うーん。
カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準は以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
【トリニティモンスターズ】【ホーリーエンチャンター】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
【瘴気の妖精姫・アリア】【終末の番人・スピネ】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
【栄華の加護神・ヤテラントゥ】【プリズムブライト・ジオース】【雷滅卿・アルベール】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード
シャドウバース 暗黒のウェルサ アディショナルカード事前評価
エルフ
ギガンティックブロッサム ------ S
ワイルドリーダー ------ A
Gブロッサムはアクセラが優秀。アクセラのくせにフェアリーサークル+αの性能なのでセッカにもアクセラ軸にも入りそう。Teir1デッキ強化ということでS。ワイルドリーダーは進化軸に入れてソーンやグリームニルをプレイするのが強そうか。
ロイヤル
終撃の鉄腕・ガルヴァン ------ A
キャットアドミラル ------ B
ガルヴァンもアクセラが優秀。ノーリスク1コス3点はインフレを感じざるを得ない。アクセラである(本体がある)ことがリスクという認識なのだろうか。本体も機械と自然がギリギリ残っているので最大12点出せる。キャットAもフローラルフェンサーが泣きそうな性能をしているが、連携系が強いかどうか。
ウィッチ
セレスティアルスフィア・ミリカ ------ B
フェスティバルウィッチ ------ A
どちらも露骨なデッキ掘りマナリアの強化だがミリカは20以下になると掘り進められないのでフェスティバルウィッチのほうが有用か。とはいえTeir1に押し上げるほどではない気もする。
ドラゴン
浄火のフェニックス ------ B
原初の炎熱 ------ D
フェニックスは悪くないとは思うが10PP効果はコントロールゲーム向きなので今の環境に合わない印象。3/5/5を活かす方面でも既存のカードのほうが強そう。原初の炎熱はデッキバフの欠点を補えるタイプの効果ではない印象。
ネクロ
オミナスタイラント ------ B
忌まわしき再誕 ------ B
こちらも露骨なラスワネクロ強化。再誕は効果としては破格だが前提条件が場にフォロワーがいる、2コスラスワが落ちている、落ちたラスワの数、とそれなりにハードル高め。オバヒデーモンをちょくちょく見る状況ではTeir1までは行けないか。
ヴァンパイア
紅魔の淑女・ロゼロッティ ------ B
爪牙の発現 ------ D
ロゼロッティは無料進化しつつ復讐に入れるのはいいが、現状は碑文もいまいち見ないので復讐で強いカードが少ない印象。爪牙の発現は何度も使える上に回復もするデモンストライク!スゴい!と言いたいところだが令和の時代に4コス3点は重すぎるのでは。
ビショップ
アブディエル ------ B
覆われし代行者 ------ A
アブディエル、効果は強いが7T目以降進化できることに価値のある環境かどうか。進化軸ならオバヒデーモンあたりで進化を稼げるが1T早い除去として入れる価値はあるかも。代行者はカウントビショが今でも強めなのですんなり入ってよく見そうな性能。
ネメシス
アブソリュート・トレランス ------ A
水銀の遮断 ------ A
驚愕の30コストだが結構早く出てきそうで怖い。オバヒデーモンで軽く10は下がるのでAFよりは進化ネメに採用されそう。水銀の遮断はパラダイムSを下げるならAFを出すカードのほうが絶対いいが環境的にメタカードとしての出番はかなりありそう。
ニュートラル
輪廻の女神 ------ A
アクセラが本体。ニュートラルのメタ系カードは枠を確保しづらい傾向にあるが現環境はニュートラル入りのデッキが多いので入れる余地がいつもよりありそう。スペブウィッチにおいては1枚で3コス2スペブできる上に序盤の除去になるのでかなり有用。スペブで見る前提でA。
以上です。これまでアディショナルは大外しはしてないはずですけど、正直今環境はあんまりプレイできてないので自信なし。
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2021年04月10日
シャドウバース 34話感想 超常カードの猛攻を運命ドロー連発で凌ぐ熱戦
#34「絶望のバトル」
あらすじ
ヒイロはルシアと共にマウラを撃破し、虚ろの影の支配から彼を開放する。
マウラはヒイロに災いの樹を封じるカードを託すが、そこへ竜ヶ崎エイジが登場する。
感想
アニシャド放送は終了してしまいましたが感想はぼちぼち書いていきたいと思います。遅れに遅れてすいません。思えば全2クールのアニメでも終盤は遅れがちだったので、全4クールの作品は僕のキャパシティをがっつり超えているのでしょう。なんとか夏までには書ききりたい。前回から続き。5/5の【シャドウアサルト】5体という絶望的な盤面を【竜の翼】と【灼熱の嵐】の合算で処理するヒイロ。相変わらずのトップ解決だがチートカードを連発するボスキャラ相手には頼もしく映る。
敗北キャンセルの【インペリアルセイント】をプレイするマウラに対し、ルシアは自傷で復讐に入り【ジュエルデビル・モリアナ】で進化権を回復する展開に。タッグはリソース上は有利にならないと書いてきたが、手札が極端に枯れがちなヒイロにとっては誰かと組むだけでメリットになっている。ルシアとしてはインペリアルセイントを倒せず、無理やり進化権を回復させただけのターンになるのだが、この進化権がのちのち活用されることになるのが面白い。
「なあマウラ、今って楽しいか?」
「お前は変わってない!」
ええーーーー?!いやめちゃくちゃ変わっとるがな。特筆すべきはここの声色が明るいことで、ヒイロとしては心からそう思っていることが分かる。マウラもこれには怯んだようで20話の展開が思い出されるが、仲間が闇落ちしようとシャドバを絶対楽しむサイコ野郎(失礼)のスタンスが崩れないのがすごい。これもヒイロの「心の力」を示す描写と言えるが正直かなり意表を突かれたセリフ。
「シャドバは、言葉より深く心に刺さる!」
第1クールで発せられていたらネタにされまくっただろうパワーワードだが、第3クールまで見てルシアの物語が結実する29話を経た後だとなかなかアツいセリフ。【イグニスドラゴン】→【レディアンスエンジェル】→【ダークエンペラー】とそれぞれ象徴的なカードをプレイしていくゲーム展開がクライマックスを演出する。強力な「神器」を擁するマウラだがリソース切れでイグニスドラゴンを処理できず、ヒイルシのメンタル攻撃も相まって視聴者的にも勝機が見えてくるシーン。
【プロミネンスフュージョン】なるカードを引くマウラだが使用できず、それが「第三の神器」【ジャッジメントスピア】に変化する。闇落ち勢が伝説のカードの封印を解けなかった現象と同じものに思えるが、このカードの詳細は今回では分からない。次回以降への伏線をゲーム展開に影響がない形で自然に挟んでくるのが面白い。
3つの神器を揃えたことで虚ろの影に完全に乗っ取られてしまうマウラ。ジャッジメントスピアの能力は【神器の使者】2体を出し、自分のリーダーに攻撃力を2付与する。さらにこれは神器の使者のラストワードで強化される。これは本家シャドバにも今のところ存在しないかなり特異な効果。絶対除去されないフォロワーが生まれるようなものなのでなかなか有用に思える。さらに3つの神器が揃った効果でイグニスとダークエンペラーが破壊・消滅させられてしまう。マウラのリソース切れで勝機を感じさせたところに絶望を与えてくる展開がお見事。
【ジュエルドラゴン】でイグニスを復活させるおなじみコンボで神器の使者を破壊し、インペリアルセイントの体力を1まで追い詰めるヒイロだが、【神器の裁き】によりフォロワー全破壊を受けた上に回復されてしまう。コストはわからないが片面テミス(相手側だけ全破壊)+全フォロワー4回復+神器の使者を上限まで出すこれも相当なチートカード。返しのターンでルシアが伝説のカード【アビスドゥームロード】をプレイしインペリアルセイントの破壊に成功。体力が1になるが進化時能力で次の自分のターンまで自身とリーダーの体力を保護する。えーそんな効果あったの?!本家シャドバの【大いなる調停者・ゾーイ】をさらに強くした能力だが29話では明かされなかったはず。これなら破滅的な自傷を1ターンカバーできるのでヒイロのインフレドラゴンに負けず劣らずの強力カードと言える。前半にリスクを取って進化権を回復させたのも納得。
「俺たちはみんな違うさ!だけど、シャドバで繋がってるんだ!」
さらなるチートカード【神器の番人】をプレイして強力な盤面を作るマウラに対し、大ピンチながら泰然とターンを迎えてカードを引くヒイロ。ここで2コスの【ドラゴンライダー】あたりを引いたら笑うのだがそんなはずもなく、全ての視聴者が引くカードを察したことだろう。【インフィニットフレイムドラゴン】が登場し全てを焼き払う。……こういうクライマックスでのトップ解決は非常に盛り上がるからこそ、普段から濫用するのは控えてほしかった気持ちもなくはない。
「この一撃は!」「君に届く!!」
インフレドラゴンのファンファーレ3点+進化時破壊効果2点+攻撃時効果8点+アビスドゥームロードの12点でヒイルシ組の勝利。前回の感想で「チートデッキ相手に普通のデッキでどうやって活路を見出すのか楽しみ」と書いたが、またスーパーウルトラ新カードが降ってきて解決させるのでは?という危惧も正直あった。しかしながら結果としては、超常デッキの猛攻に対してヒイロとルシアの二人が交互に神がかりドローを連発してしのぎ切る展開となり、既知のカードのみで解決した大変見応えのあるバトルだった。ヒイロもルシアも相方のフォロワーを使うターンがあったのがエモい。
「孤独じゃない!俺たちがいるだろ?」
「……そうでしたっけね。」
先程のプロミネンスフュージョンをヒイロに託すマウラ。今回のエピソードを経た後だとレオンの言が信用できるかはなはだ疑問だが、闇落ちマウラに使われることを拒んだことから災いの樹に対抗する存在であることは間違いなさそうだ。レオンへの不信も含めてマウラを取り巻く状況自体は好転していないのだが、レオン以外の拠り所を得たことでマウラの心理には変化が見られたのがよかった。キャラクターの変化をもって物語が成立するので、マウラの物語はひとまずの進展を得たと言える。3クールをかけただけあってここで彼が「改心」することに説得力を感じる。
レオンが信用できないならじゃあどうすんだ、と疑問が出てきたところでついに父・エイジ登場。しばらく残しておきたい謎があるときは息もつかせぬ展開でキャラクター・視聴者に考える時間を与えないところが上手い。当然ドラゴン使いだと思うがネメシスの可能性も……?どんなデッキを使ってくるのかが注目される。
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2021年03月31日
【事前評価】シャドウバース 暗黒のウェルサ
Cygames, Inc.
いつものように「暗黒のウェルサ」の事前評価です。今回もちょっと実装までに間に合いませんでしたがほぼ情報を仕入れず書いたのでご容赦下さい。
カードはSSからDまでの6段階で評価し、基準はファミ通Appさんのものを採用。以下のようになっております。
SS----Tier1デッキに採用され、ナーフされるパワーを持つカード
【トリニティモンスターズ】【ホーリーエンチャンター】等
S------Tier1デッキに採用され、ナーフはされないパワーを持つカード
【フォレストレンジャー・ウェルダー】【未来への飛翔】等
A------Tier1デッキに採用される or カード単体で評価できる強カード
【ソウルガイド】【一角獣の祭壇】【始原の竜・バハムート】等
B------カード単体としては平凡 or 環境デッキでたまに見るカード
C------ネタデッキで採用されたりごく稀に遭遇するカード
D------ローテ落ちするまで存在を忘れるカード
シャドウバース 暗黒のウェルサ 事前評価
エルフ
瘴気の妖精姫・アリア ------ S
宿命の狐火・セッカ ------ A
オシャレハザード・ネルシャ ------ A
エレメントスラッシュ ------ B
陽光のエルフ ------ A
妖精の弓使い ------ A
ワンダーツリー ------ D
ブルームドワーフ ------ D
ブレードエルフ ------ C
大木の巨人 ------ D
フォレストフェアリー ------ B
中盤に下準備いらずでトートが起動したような状態になる闇落ちアリアがヤバそうな感じ。アマツ以来のフェアリー軸復権なるか、ということでフェアリーorウィスプを集めるカードは高め評価。セッカは相性がいいがX=20になる前に終わりそうな気もする。
ロイヤル
雷滅卿・アルベール ------ A
曙の乙女・セラ ------ A
暴威の武人・ジェノ ------ A
剣聖の一太刀 ------ C
王城の司令官 ------ D
生還の突撃兵 ------ B
戦果のオークション ------ D
ドレスアサシン ------ C
ストライクガード ------ D
ウォーボア ------ D
入念な支度 ------ B
今回は原点回帰してフォロワーを並べるコンセプトのようだ。闇落ちアルベールは進化不要になったが進化があれば14点。ジェノで削っておけばフィニッシュできそう。問題は7〜8T目あたりに強力な盤面が形成されそうな環境で9T目までたどり着けるかどうか。
ウィッチ
マナリアクイーン・アン ------ B
プリズムブライト・ジオース ------ C
レグニスロード・グレア ------ B
混沌の流儀 ------ D
グリモアソーサラー ------ C
ハリケーンゴーレム ------ D
グランドブレイク ------ B
猫使いの魔女 ------ D
サークルウィザード ------ D
マジカルリス ------ C
魔力による複製 ------ B
クオンの抜けた穴を埋めるほどのスペブカードが追加されないのが痛い。アン&グレアだが、デッキ削りは本来重大なデメリットではないのだがこのコンセプトではデッキ切れ負けが頻発しそうなので安定した勝ちは望めない印象。
ドラゴン
覇道の君臨者・フォルテ ------ C
焦熱の竜翼・ドラーク ------ S
殺竜騎士・ロイ ------ A
光翼の天上竜 ------ A
炎柱の竜人 ------ A
コーラルシャーク ------ A
火竜の火山 ------ D
マーガライトマーメイド ------ A
大地のドラゴニュート ------ C
ドラゴンヒーラー ------ A
竜人の羽ばたき ------ B
新コンセプトのデッキバフが強力な予感。どれも+2から強くなるのでテンペストドラゴンを使えと言わんばかり。回復除去で粘りケツデカスタッツを押し付ける展開になるか。フォルテは疾走もどして…。闇落ちすると弱くなるというやつだろうか。
ネクロ
常闇の花嫁・セレス ------ B
一刀の幽鬼・カゲロウ ------ B
人外魔境・クリストフ ------ B
死門を繋ぐ者 ------ A
求魂の死霊術師 ------ B
ノーブルファントム ------ D
白骨の邂逅 ------ D
ゴシックリーパー ------ B
スマッシュミイラ ------ D
四腕の死兵 ------ C
ソウルサプライズ ------ C
久々のラスワ推しだが直接火力が低めなため結局盤面押しになりそうで、それなら百鬼夜行が落ちたとはいえグレモリーでよくない?と思わないでもない。令和のウルズこと求魂の死霊術師はいろいろ悪さはできそうだが要求値が高めか。
ヴァンパイア
クリムゾンウォー・ラウラ ------ B
永劫の吸血鬼・アルザード ------ B
衝動の人狼・リベルテ ------ B
方舟の魔神 ------ B
デコレーションデビル ------ B
霹靂の悪魔 ------ C
デモンズアサルト ------ B
シルヴァリーブレイダー ------ B
双頭のスコーピオン ------ C
魔界の処刑人 ------ D
銀矢の乱射 ------ B
特に新しいコンセプトがなく既存の復讐・狂乱・渇望・背徳バアルの強化がなされた……と言いたいところだがニューカマーがイマイチピンとこない。環境の変化で相対的に強くなる可能性はあるが絶対的なパワーを感じる新カードは見当たらない印象。
ビショップ
絶望の聖女・ジャンヌ ------ A
栄華の加護神・ヤテラントゥ ------ A
ダーティジャスティス・パイン ------ A
ネズミ神殿 ------ B
ステッキアルミラージ ------ A
ルナールの聖騎士 ------ C
神愛の一撃 ------ C
極彩色の翼人 ------ B
フレイルプリースト ------ D
聖地の守護獣 ------ C
セイントスローイング ------ B
ジャンヌさん毎回闇落ちしてない?直ダメージや疾走カードが増えたので教会疾走ビショップが成立しそうな予感。守護系はユカリとウィルバートが落ちたのでかなり厳しそうだが清浄とアミュレットはまだいけるのでは。
ネメシス
終末の番人・スピネ ------ S
マグナゼロ ------ C
反逆の命・ミリアム ------ A
アーティファクトシップ ------ A
デュオパペッター ------ C
ガジェットユーザー ------ A
空間の開錠 ------ C
エナジーサプライヤー ------ B
アームメカニック ------ B
強襲の小型機 ------ C
調整失敗 ------ C
AFの離脱がヴァーテクスコロニーだけで追加がスピネ・シップと強力なので復権が期待される。PP余らせ進化ネメはカルラが落ちるのが厳しいか。マグナゼロの非共鳴→共鳴は10回でも強いけどそれでもハードルが高いのでは。
ニュートラル
サハクィエル&イスラーフィール ------ B
ワールドブレイク ------ B
虚無ノ哭風・グリームニル ------ A
紅蓮の凍結 ------ C
マジカルグロッサー ------ C
ディテクティブガール ------ C
天使の伴奏者 ------ D
アーマーゴブリン ------ B
記憶の軌跡 ------ D
サハイスラが本当にサハイスラになった。8コスバハムートと思えば全体除去のないクラスには有用か。ワールドブレイクは実にカードゲーム的で面白い。コントロール系には入りそう。グリームニルは8T目に盤面を弱くすると20点近く飛ばされるので進化系デッキのフィニッシャーになるうるか。
以上です。Tier1予想としてはフェアリーエルフ、AFネメ、グレモリーネクロ、デッキバフドラゴン、Tier2に清浄ビショップ、教会ビショップ、連携ロイヤルあたりですかね。落ちたアルコロが精鋭揃いだっただけにその補充になる今回は新コンセプト多めで、環境の多様化が楽しみです。
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2021年03月16日
シャドウバース 33話感想 迫力の作画と熱演で描かれるマウラの脅威と悲傷
#33「滅びの行方」
あらすじ
エイジの介入によりマウラは大量の虚ろの影に侵入されて支配される。
滅びを望むマウラに対し、ヒイロとルシアは彼を阻止し救うためにバトルを挑む。
感想
「これが僕の運命……なのだとしたら……許せませんよ!!」
大量の虚ろの影に侵入されて闇落ちするマウラ。彼の力が衝撃波となり、大地をえぐりビルを粉々にする。すごい、カードゲームのアニメっぽくなってきた。マウラの顔芸がえぐいことになっていて遊戯王っぽい……と思ったら「遊☆戯☆王VRAINS」で作画を担当されている金子優司さんが作画監督なので同氏のお仕事かもしれない。
「今の彼に通じるとすれば……これだけだ!」
「伝説のカードを手に入れていようが、勝てるはずなどない」
この世界のシャドバは挑まれたら乗るしかない強制力でもあるのだろうか。先程のビルを粉々にする力で物理的にミンチにしてしまえばいいのに、マウラ、そんな姿になっても律儀なやつ。ヒイロへ向けるルシアの微笑がこれまでと違って明らかに険がとれているのが印象的。二回に分けたバトルなので尺に余裕があるのか今回はバンクもあり。ルシアのバンクはかなり久々。
マウラは最初のターンに「第一の神器」【ギルティシールド】をプレイ。効果は「自リーダーへ全てのダメージを-2する能力を与える。」らしい。……は?ぶっ壊れすぎる。アミュレットなら盤面を埋めるし破壊することもできるがリーダー付与スペルだと欠点も対処法もない。アグロデッキはこれを見た瞬間にリタイアするレベル。まあ対人戦では使えないストーリーモードのボス専用カードみたいなものだろう。ちなみにリーダー付与効果は現行の本家シャドバではおなじみだが、アニシャドのカードプールの時期には存在しなかった、とヒイロの驚きで気づく。そういえばそうだったね。(おそらく「ワンダーランド・ドリームズ」の【邪悪なる妖精カラボス】が初出。)
ギルティシールドがあるので【蠢く死霊】の攻撃を見送るヒイロ。今回はちゃんと対戦相手の話を聞いていたようだ。成長したな……!まあそこはさておきルシアが【ダークジェネラル】をいわゆる実質守護としてダメージカットのために置いたりと、複数回をまたぐバトルだけに細かい戦術が描写されている。バトル描写もクライマックスにふさわしいものになりそうな予感がする。
「それなのに僕は……約束を破った!!」
優勢でドヤったかと思いきや急に苦しみだして感情のアップダウンが激しい。29話のシオリと同様の状態に見える。生きたい「願い」を自覚したマウラがどうするつもりだったのか、前回はハイテンションのままバトルが中断したのでよく分からなかったが、レオンの思惑に反するつもりだったようだ。現在は腰布に付いているレオンからもらった髪飾りに触れているカットが印象的。
「救うのは世界だけじゃない!マウラ!お前も救う!!」
世界とマウラを両方救う方法のあては一切ないのにこう言い切るところがヒイロのいいところ。ルシアやカイでは……というかそれなりに計画的な思考をするタイプだととても断言できないだろう。そもそも全員ここまでレオンを信用して戦ってきたのに、それをひっくり返す状況ですぐさま断言できる拠り所は、知性や計画性ではなく「心の力」としか言いようがない。24話でレオンに対して「どちらも選ばない」と言えたヒイロだからこそのセリフ。
「君という存在は消え、一人の救世主が生まれる」
「生贄」の詳細が明らかに。お、おぞましい……。恩義・愛情・正義などの本来ポジティブな事象を盾に、自分以外の誰かに多大なリスクを背負わせる、なんとも生々しい洗脳の描写。若年層向けのアニメでやって大丈夫か?いや、これを見ている若年視聴者は社会に出たときこういう社長に騙されないように教訓としてほしい。「二択しかないように思わせる」のは人を操る手口の一つで、そんなときは第三の選択肢を探るべき。ヒイロのセリフ「お前が犠牲にならなくていい方法が絶対あるはずだ!」がまさにその光明として提示されているのが素晴らしい。
マウラの切り札【ゴッドオブカース】降臨。ギルティシールドのダメージカット効果が凄まじいのでそちらで防御しつつ、潜伏を持ち相手のライフ最大値を下げ続けるゴッドオブカースを4ターン維持する戦略がかなり強力に思える。二度倒さなくてはいけないこのカードの対処をもってヒイロとルシアの絆を描いているのが面白い。ヒイロのデッキで潜伏に効果があるのは【イグニスドラゴン】と【灼熱の嵐】くらいなのでゴッドオブカースは倒せず、【黙示録】を擁するルシアとのコンビネーションが描写されている。いいぞもっとイチャイチャしろ。
「だァからどうしたァァァーーッ!!!」
「遅゛い゛ん゛で゛す゛よ゛!友゛情゛も゛!仲゛間゛も゛!こ゛の゛世゛界゛を゛救゛う゛の゛も゛!!」
すさまじい。マウラCV井口祐一さんによる喉が心配になるほどの超演。以前感想を書いたグランクレスト戦記でもかなり重要な役を演じられていたがここまで感情を露わにするキャラクターではなかった。マウラ役で真骨頂を聴くことができて嬉しい。
「第二の神器」【エターナルドグマ】登場。効果はなんと自リーダーの体力を40にする。これはひどい。コスト8とはいえ実質2回の敗北キャンセルに等しく、打ってターンを返すだけでも強力。相手は1ターンもらっても40打点は出せないだろう。「神器」はおそらくボス専用カードということでバランスのバの字もないのがいっそ清々しい。しかも神器二つが揃うと5体の【シャドウアサルト】(効果は28話参照)が場に出る、先述したゴッドオブカースを守る戦略やらがどうでもよくなるレベルのヤケクソぶり。神器というからには3つ目があるのだろうが、どんなぶっ壊れカードかもはや楽しみになってきた。
「さあぁ続けましょうよ!ぜぇつぼぉのヴゥァトォルをォォ!!」
井口さんノリノリすぎて好き。超楽しそう。31話感想で書いたがルール上はタッグを組んでもそんなに強くならないので、ヒイロもルシアも普通のデッキである以上勝ち目がない気がするが、どうやって活路を見出すのだろう。感想が遅れに遅れているので大筋のストーリーは知っているのだが、バトル展開までは確認していないので楽しみにしたいところ。
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