去年から今年にかけて燻らせたキューバ産のシガリロ類について少し書いておきます。
まずはサン・ルイ・レイのクラブ。cocで購入したロメオのクラブより美味く、後半の喫味が異様に芳醇でした。
この写真では分かりにくいですが表面にブルームがびっしり付いていて、、箱もどこかしら黄ばんでます。到着時のセロファンは茶色で、相当長い事何処かに保管されていた様です。
ユーロ最安時に送料税込みの1本単価が55円で購入出来ました|ノ*ω*)ノ
スペインのpuroexpressという店からオーダーしたものですが、今は既に売り切れで次に入荷するときに同じ状態の物が買えるかは不明です。
再入荷した折にはまた買ってみるつもりですが、今回の物と同じ保存状態の品は期待しない方がいいでしょうね。
ちなみにスペインは葉巻の消費が第三位の国だそうで、ヨーロッパの中でも特に葉巻が安いという印象があります。
まぁ、puroexpressには偽物も混ざってるそうですが、さすがにこのサイズでは無いでしょう。
次にグロリア・キュバーナのプリトス。
日本でも5本1500円で取り扱いがあるプリトスです。
開封してヒュミで加湿するとコィーバのクラブに近い表面香がしました。
ラ・キャピターナ・デミタスより濃く強さもそこそこあり、デイリーで食後に燻らせるには丁度良い一本でした。
惜しむらくはpuroexpressの取り扱いリストから消えてしまったこと。
ひょっとしたら廃止になる銘柄かもしれませんね。
お供はイギリス版のトワイニング・チャイ。水と牛乳と共に煮出して作るインド式の紅茶ですが、シナモンやクローブ等の香りが素晴らしく、葉巻のお供に淹れる機会が多いです。
それにしても、Photoshopで角度を変更した画像なのに元の状態で表示するファンブログって一体……。
そしてロメオのプリトス。
日本ではロメオのミディアムというものがありましたが、同じ物だと思っていました。
箱のデザインも一緒でPuritosの字のみがミディアムと違うと思っていたんですが、開けてみるとラッパーが粗くてゴツゴツした印象があります。
日本売りのミディアムはもっと作りがキレイで、リングの印刷の色がほんの少しオレンジ寄りです。それにリングのサイズもミディアムの方が若干小さい。
どういう事情のものかと思いましたが、ミディアムが国内販売終了となっていますので次からはこのプリトスに変わるのかもしれません。
味ですが、薄甘いだけだったミディアムと違い、ロメオのクラブの旨味をより濃くした様な感じで現在かなり気に入っています。
後半の甘みが素晴らしく、ミディアムよりロメオのプレミアムを彷彿とさせる要素が濃いです。
安いウチならまたpuroexpressから買うかもしれません。
しかし……
いつのまにかTabaqueria de Filipinasの1898が豪華木箱仕様からスタンダード木箱仕様になったのでコロナを2箱ほど仕入れる方にしようか検討中。
1898はTabaqueriaの中で一番気に入っているブランドですが、ヒュミ並にがっしりした特殊仕様だった為送料が5ドル以上余計にかかるのがネックでした。
救済策として30本入りの紙カートン版があったのですが、コロナはフィリピン国内でも人気で在庫が常に少なく、紙カートン版はオーダーから発送準備まで待たされる難儀な品だったのです|;-ω⊂)
ハバナに比べるとライトなフィリピン産ですが、素晴らしいドローと甘みがあり、コストパフォーマンスは最強。
次の記事でレビューを掲載するDJUも良い出来ですし、今年も最も消費量の多い葉巻になりそうです。
さて、最後に先日の記事について。
政治についての不満を思いっきり書いてしまいましたが、実際に不満を覚えているのはマスコミの報道姿勢で、ご存じの無い方の方が多いでしょうけど現在のマスコミは完全に政治妨害を行っています。
首相が発言しても居ない早期解散の連呼から始まり、発言を細かく切って趣旨をねじ曲げる言葉狩り(野党民主党の発言を同じ手法で報道すると彼等は解党させられるんじゃにないかと)。
国会を見ていると普通に納得できる話でもマスコミを経由してTVに流れると別の趣旨に置き換わる。
給付金絡みの報道に関しても発言のブレというより状況の推移に併せた柔軟さでは? 子供の喧嘩バリに云った云わないの話になっていて、ワイドショー並の低俗さに辟易していました。
彼等がもし真っ当に麻生内閣の昨年十月からの成果を報じた上でこの様な事を報道しているのならまだ問題は小さいです。
しかし、北朝鮮に対してミサイルの発射を行えば朝鮮総連等在日系の資金を凍結する方針を示したり、ロシア相手に北方領土問題で強気の外交を行ったこと、尖閣諸島問題が日米安全保障の枠に入っている事を明言させたり、というここ数日間の出来事すらありません。
国の為に内外で行っている一切の活動を報じず、揚げ足取りでワイドショーレベルの報道を繰り返す姿を昨年10月から見てきているのでさすがにかなり頭に来ています。
先日は民主党の重鎮で小沢代表の側近、藤井議員の事務所(現在の主な使用者は本村議員の様ですが)が燃えました。
小沢代表の秘書が捕まった日の深夜です。
藤井議員は自由党解党前に返却の義務があった5.6億円を小沢代表の政治団体に全額寄付した人物です。
この事を指摘した阿部政権時代の松岡大臣は直後に事務所費問題が発覚し、マスコミと野党に追い込まれて自殺しましたね。
西松建設の献金事件に絡んで捜査の手が及んだときに小沢代表と藤井議員にとってとても不利な材料になる物だったのでしょう。
雨上がりの神奈川で卸市場ごと盛大に燃えたのですから放火の可能性が高いです。
しかも、この火事の通報者は本村議員だったようです。
西松献金事件絡みでこれだけあからさまに証拠隠滅と受け取れる出来事を、マスコミ各社はどの放送局も全く放送しませんでした。
朝日新聞のウェブ版に小さく卸市場燃えるの記事が無ければネット上ですらどれだけの人が知っていたか。
タイムスケジュール的にこの件が放送されていただろう時間帯のニュース番組は自民党にも献金を受けとった議員が、とかそんな話題です(まぁ、実際に性質を知っていたのならちゃんと捜査を受ければ良いでしょうけど)。
小沢代表の件も会見で「企業からも個人からも一杯献金を貰ってます」と堂々と語っていた小沢氏の様子を報道したテレビ局は無く、TBSの記者からの誘導で陰謀論を語った部分が大きく取り上げられるなど奇妙な案配です。
国民が知るべき事を知らず、どうでも良い情報をねじ曲げて作った話ばかりが報道され、ラジオでは「間違いなく陰謀!」と吠えるアナウンサーが居たり、一体これは何なのかと疑問と不満が堆積していましたが、
麻生内閣が再び広告税を審議するつもりだ
という事を知り、納得しました。
バブル崩壊以降日本の広告費は一般企業の営業接待経費と違ってまるまる非課税です。
広告税は何度か与党自民党が景気対策の一環として立案していますが、マスコミの攻撃でことごとく潰されています。
平均年収1250〜1560万円貰ってるマスコミ各社の方々にとって「この国の経済の為に自分達だけが割を食う課税をする与党は悪だ!」という事なんでしょう。
なのでまだ上げることを決まっていない消費税の話で与党を叩いておきながら(増税条件という前提条件を無視し過ぎ。子供かと)、広告税が上がる事は全く報じていません。
民主党には真っ当な経済対策も外交カード作りのノウハウも何もありませんし、そもそも彼等は財源の提示も出来ない政策しかありません。
教育に左翼的政治思想を取り込む事を日教組の支持が厚い輿石議員が宣言していますし、彼等が政権を取ったら本当の国策捜査もやるんじゃないでしょうか。
こんな政治集団を与党にしてでも広告税を潰したいと考えているマスコミの浅ましさにはうんざりしましたが、彼等の政治工作に等しい報道でも変わらない人は変わらないでしょう。
既に某ラジオ番組での統計調査では自民党支持が67%に回復。
そもそも麻生政権の支持率9%も回答人数が567人だったとか? 分母である実施人数は何人だったんでしょう?
今日日の報道のでたらめ具合の根っこの部分が分かって少しスッキリしたものの、自分らの身銭の為に国の未来まで売る姿勢には心底呆れましたよ。
国民を舐めすぎですわ。