2009年03月20日
DJU Cigars
早起きしてしまったんで仕事前にさっくり書いておきます。
黒い素晴らしいデザインの紙パックで5本入りのフィリピン産高級葉巻Don Juan Urquijo(ドン・ファン・ウルキホ)です。
ラッパーはコネチカット、バインダーはマニラ葉、フィラーはドミニカとブラジルのブレンド。
通常は25本の箱売りですが、フィリピン国内でしか販売されてないっぽい黒い紙パッケージ版が気になったのでイザベラに直接交渉。
去年の秋か冬頃からでしょうか? 彼等はメール無精でメールサーバが落ちても全く気にしない人達です。
翻訳サイトではどうにもならない略語混じりの英語なので割と苦労しました|;-ω⊂)
ほぼ現地価格で入手していますが、値段を書いて良いのか分からないのでレビューだけとさせていただきます。
まず試した全ビトラに共通するのは「リンゴの香りが着いている」という事と全く雑味を感じないという事。
ドミニカ産のライト〜ミディアムテイストで、バインダーのマニラ葉がより甘みを引き出している印象があります。
別のブログのレビューで読んだとおり、和三盆を彷彿とさせる上品な甘さです。
そしてドローが素晴らしい|ノ*ω*)ノ
8mmのパンチカットのみで愉しんでいますが、どのビトラも吸い込みで苦労はありません。
特にコロナサイズ以上のものはとてもスムーズで、イザベラの職人達の技術の高さが伺えます。
ヒュミドールでの保管ですが、殆ど時間をかけていません。
届いたその日から燻らせていますが、フィリピン葉巻にしては珍しい程熟成が行き届いています。
それぞれのビトラの印象ですが、
──パナテラ
最もリンゴの香りが薄いです。着いてないと云って良い程。
一番最初に火を付けたビトラで、ドミニカ産の高級なプリトスという印象が強いです。
似たようなビトラだと前に紹介したCIBAITOSがありますが、CIBAITOSよりライトで非常に美味いです|*ω*)b
CIBAITOSの場合アヴォXOやジノプラチナムのXSの様な辛味がありますが、DJUのパナテラは落ち着いた甘みとドミニカ葉の味がしっかりと感じられ、味の方向性ではダビドフに近い印象を受けました。
ドローは他のビトラより若干バラツキがあるもののCIBAITOSと同レベルで許容範囲です。
デイリーとしてはCIBAITOSより優先したいと思えるとても良い葉巻でした。
──ハーフコロナ
これもコロナに比べるとリンゴの香りが薄いです。
パナテラが美味しかったので期待したのですが、最初の一本は今ひとつでした。
パナテラを5本とも吸い切った所で再びチャレンジしてみた所、パナテラより濃いドミニカの葉の味を感じました。
これも素晴らしい……。
しかし、パナテラの完成度がとても高いので敢えてこのビトラをリピートするかは微妙です。
──コロナ
ドローがとてもスムーズで、今まで燻らせたコロナサイズの葉巻ではNo.1|ノ*ω*)ノ
リンゴの香りがブレンドされたドミニカ葉の旨味が素晴らしく、コロナサイズならではの味の変化も良い。
コロナサイズはブランドの味が最も表現されているという話を以前聞いた事がありますが、その通りかも知れませんね。
Tabaqueriaでちょくちょく買っている1898もコロナサイズが一番味の変化が面白いです。
──ロブスト
甘みと味の濃さでは最も優れている1本かもしれません。
値段を考えると非常に贅沢な一本です(フィリピン葉巻にはよくある事ですが)。
ただ、1898のロブストと比較すると若干ライトな気がします。
イザベラの葉巻全体に云える事かもしれませんが、大きなビトラでも強い酩酊感を伴う事は殆どありません。
最も強いと思しき1881シリーズでさえ軽い部類かと。
フィリピン葉巻はリラックスタイムの後にもう一仕事できる、という感じで捉えています。
葉巻でガッツリ酔いたい、という人向きでは無いかもしれません。
自分の場合強い葉巻は気分が悪くなるのでこれくらいの方がありがたいですね。
──チャーチル
味の印象はロブストに近いですが、中盤のマイルドさはこちらの方が上。よりのんびりとした印象を受けます。
そして残り四センチになると強さが増します。
短くなったときの味が濃すぎたのがちょっと残念。
それに美味しいのは間違いないんですが、比較用に燻らせた半年熟成の1881 Traditonalに全く勝てませんでした|;-ω⊂)
このDJUも半年寝かせれば恐ろしい美味さが出るんでしょうけど、チャーチルサイズはTabaqueriaの1898の方が好みかも知れません。
以上、体験できた5ビトラのレビューでした。
ドミニカフィラーとリンゴの相性はとても良く、あまり着香好きでは無い自分的にもとても好印象です。
1898のキャラメルの様な甘みとは別種で、同じフィリピンで作られた葉巻でも全く別の個性を放っています。
どれも素晴らしい出来ですが、リピートしようと考えているのはパナテラ、コロナ、ロブストです。
プリトスやハーフコロナを愛用する事が多いのでパナテラサイズは是非おさえておきたい。
そしてしっかり味を愉しむならコロナかロブスト。
ハーフコロナももう一度トライしてみたいところですが、優先順位的にはこの3ビトラでしょうか。
問題はいつ次のオーダーが出来るかという事で、現状輸出担当のフリメのアドでしか取引が成立しません(汗
以前のイザベラの直営サイトは既に無く、跡地にはイザベラ葉巻の販売サイトが立ち上がっていますが値段が1.8〜3倍くらい高くなっています。
しかし、本社が直接販売してくれる値段は変わらず、TabacaleraやDJUのシガリロなどは以前より更に値段が下がっているのが現状です。
何とTabacalera Cigarillosが200本で40ドル! DJU Cigarillosも50本16.5ドル!
どうしてしまったのかと。
何とか本社とのパイプを切らずに個人輸入を続けたいと考えていますが、彼等が個人輸入に対して積極的では無いので方法等は案内できません|;-ω⊂)
良い葉巻なので是非紹介したいのですが現状ではこれが限界です|;-ω⊂)
黒い素晴らしいデザインの紙パックで5本入りのフィリピン産高級葉巻Don Juan Urquijo(ドン・ファン・ウルキホ)です。
ラッパーはコネチカット、バインダーはマニラ葉、フィラーはドミニカとブラジルのブレンド。
通常は25本の箱売りですが、フィリピン国内でしか販売されてないっぽい黒い紙パッケージ版が気になったのでイザベラに直接交渉。
去年の秋か冬頃からでしょうか? 彼等はメール無精でメールサーバが落ちても全く気にしない人達です。
翻訳サイトではどうにもならない略語混じりの英語なので割と苦労しました|;-ω⊂)
ほぼ現地価格で入手していますが、値段を書いて良いのか分からないのでレビューだけとさせていただきます。
まず試した全ビトラに共通するのは「リンゴの香りが着いている」という事と全く雑味を感じないという事。
ドミニカ産のライト〜ミディアムテイストで、バインダーのマニラ葉がより甘みを引き出している印象があります。
別のブログのレビューで読んだとおり、和三盆を彷彿とさせる上品な甘さです。
そしてドローが素晴らしい|ノ*ω*)ノ
8mmのパンチカットのみで愉しんでいますが、どのビトラも吸い込みで苦労はありません。
特にコロナサイズ以上のものはとてもスムーズで、イザベラの職人達の技術の高さが伺えます。
ヒュミドールでの保管ですが、殆ど時間をかけていません。
届いたその日から燻らせていますが、フィリピン葉巻にしては珍しい程熟成が行き届いています。
それぞれのビトラの印象ですが、
──パナテラ
最もリンゴの香りが薄いです。着いてないと云って良い程。
一番最初に火を付けたビトラで、ドミニカ産の高級なプリトスという印象が強いです。
似たようなビトラだと前に紹介したCIBAITOSがありますが、CIBAITOSよりライトで非常に美味いです|*ω*)b
CIBAITOSの場合アヴォXOやジノプラチナムのXSの様な辛味がありますが、DJUのパナテラは落ち着いた甘みとドミニカ葉の味がしっかりと感じられ、味の方向性ではダビドフに近い印象を受けました。
ドローは他のビトラより若干バラツキがあるもののCIBAITOSと同レベルで許容範囲です。
デイリーとしてはCIBAITOSより優先したいと思えるとても良い葉巻でした。
──ハーフコロナ
これもコロナに比べるとリンゴの香りが薄いです。
パナテラが美味しかったので期待したのですが、最初の一本は今ひとつでした。
パナテラを5本とも吸い切った所で再びチャレンジしてみた所、パナテラより濃いドミニカの葉の味を感じました。
これも素晴らしい……。
しかし、パナテラの完成度がとても高いので敢えてこのビトラをリピートするかは微妙です。
──コロナ
ドローがとてもスムーズで、今まで燻らせたコロナサイズの葉巻ではNo.1|ノ*ω*)ノ
リンゴの香りがブレンドされたドミニカ葉の旨味が素晴らしく、コロナサイズならではの味の変化も良い。
コロナサイズはブランドの味が最も表現されているという話を以前聞いた事がありますが、その通りかも知れませんね。
Tabaqueriaでちょくちょく買っている1898もコロナサイズが一番味の変化が面白いです。
──ロブスト
甘みと味の濃さでは最も優れている1本かもしれません。
値段を考えると非常に贅沢な一本です(フィリピン葉巻にはよくある事ですが)。
ただ、1898のロブストと比較すると若干ライトな気がします。
イザベラの葉巻全体に云える事かもしれませんが、大きなビトラでも強い酩酊感を伴う事は殆どありません。
最も強いと思しき1881シリーズでさえ軽い部類かと。
フィリピン葉巻はリラックスタイムの後にもう一仕事できる、という感じで捉えています。
葉巻でガッツリ酔いたい、という人向きでは無いかもしれません。
自分の場合強い葉巻は気分が悪くなるのでこれくらいの方がありがたいですね。
──チャーチル
味の印象はロブストに近いですが、中盤のマイルドさはこちらの方が上。よりのんびりとした印象を受けます。
そして残り四センチになると強さが増します。
短くなったときの味が濃すぎたのがちょっと残念。
それに美味しいのは間違いないんですが、比較用に燻らせた半年熟成の1881 Traditonalに全く勝てませんでした|;-ω⊂)
このDJUも半年寝かせれば恐ろしい美味さが出るんでしょうけど、チャーチルサイズはTabaqueriaの1898の方が好みかも知れません。
以上、体験できた5ビトラのレビューでした。
ドミニカフィラーとリンゴの相性はとても良く、あまり着香好きでは無い自分的にもとても好印象です。
1898のキャラメルの様な甘みとは別種で、同じフィリピンで作られた葉巻でも全く別の個性を放っています。
どれも素晴らしい出来ですが、リピートしようと考えているのはパナテラ、コロナ、ロブストです。
プリトスやハーフコロナを愛用する事が多いのでパナテラサイズは是非おさえておきたい。
そしてしっかり味を愉しむならコロナかロブスト。
ハーフコロナももう一度トライしてみたいところですが、優先順位的にはこの3ビトラでしょうか。
問題はいつ次のオーダーが出来るかという事で、現状輸出担当のフリメのアドでしか取引が成立しません(汗
以前のイザベラの直営サイトは既に無く、跡地にはイザベラ葉巻の販売サイトが立ち上がっていますが値段が1.8〜3倍くらい高くなっています。
しかし、本社が直接販売してくれる値段は変わらず、TabacaleraやDJUのシガリロなどは以前より更に値段が下がっているのが現状です。
何とTabacalera Cigarillosが200本で40ドル! DJU Cigarillosも50本16.5ドル!
どうしてしまったのかと。
何とか本社とのパイプを切らずに個人輸入を続けたいと考えていますが、彼等が個人輸入に対して積極的では無いので方法等は案内できません|;-ω⊂)
良い葉巻なので是非紹介したいのですが現状ではこれが限界です|;-ω⊂)
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