アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール

黒猫ニコライ
 葉巻スキィなオタクです。  タバコ類は20歳未満の方の購入が法令により禁止されております。  当ブログは20歳以上の閲覧者に限定したブログですのでご了承願います。
リンク集
ブログ広告ならブログ広告.com


 アクセス数が増えますよ|*ω*)

<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事
最新コメント
黒猫ニコライ
COHIBA SHORT (10/31)
墓堀人
COHIBA SHORT (10/28)
黒猫ニコライ
Quesada 40th Anniversary Petites (07/13)
たも
Quesada 40th Anniversary Petites (05/15)
黒猫ニコライ
炭酸水と疲労回復 (03/31)
マッケイ
炭酸水と疲労回復 (03/24)
黒猫ニコライ
国際的信用の無い面倒臭い政権 (12/01)
盲腸
国際的信用の無い面倒臭い政権 (11/18)
黒猫ニコライ
最高のクィックスモーク達──From Tabaqueria de Filipinas (09/19)
黒猫ニコライ
ヒュミ底で忘れられた美味しさ (09/19)
2012年11月22日
ベガフィナ・ミニュートス
 今年のスモコレで出品されたベガフィナのプレミアムラインより、最小サイズのミニュートス(Minutos)をはまきやさんで購入。
 4x30のプリトスサイズで1本350円。缶入りは8本で2800円。


 ↑手前はSuenos Oro Purito、奥の二本がベガフィナ・ミニュートス

 Ruea取り扱いのこれこれが340円なのでコスパ的には今ひとつかもしれないが、さて、どんなものだろうか。



 着火するときめ細かいスパイス、ナッツ系の風味と若干の酸味、そしてフローラルな香りを感じる。
 味は割りと濃厚な方だろうか。味にトゲはなく、スパイスもすぐに控えめになった。
 まったりと美味い。
 中盤でコクが少し増し、じんわりと甘みが出る。
 そこから徐々にフローラル感が強まり、残り4cm程でタンニンさも感じられる様になる。
 そして残り1cm以内まで吸って終了。
 グレイト|*ω*)b
 ライト〜ミディアムの、最後の最後まで香りを中心に楽しめる一本だった。
 値段の割に非常に良い時間が過ごた。これは素晴らしい葉巻だと思う|*ω*)b

──以上

 雑味やバランスの悪さがなく、軽く上品でいて薄くも無い美味い葉巻です|*ω*)b
 カフェなんぞの一服に最適なんじゃないかと。
 
 4x40のペルラが500円なので次はこれを試してみようかと思います。
 ロブストも好評みたいですね|*ω*)


 amazonさんには常々エビオスでお世話になっとります


 気付かなかったDeftonesの新作…|*ω*)


 国内盤はおまけがあるけど高いすなぁ…




2012年11月16日
やっぱり湧いて来るTPP推進論
 野田総理(もうすぐ失業)がこのギリギリのタイミングでTPPに参加するとのたまったそうで、阿呆かと突っ込みたくなる今日この頃。
 総理大臣のウチに海外にアピールとか、民主党政権らしい腐った体たらくですね。
 彼らは三代揃って、国内をまとめるより先に海外でアピールして日本の信頼を人質に取る、なんとも下劣なやり方を繰り返してきました。
 結果日本の国民がそのツケを払わされます。
 マスメディアが真っ当ではない(国民が債権者の国の借金を国民が債務者にすり替えられても反論しない程度に)ので、日本の劣化した政治は今後も止まらんでしょう。

 さてさて、

TPP…民・自両党首前向き、党内になお慎重論

 野田総理は不退転の決意でバスに乗り遅れたくない大のTPP推進派ですが、国会でISD条項対策の勉強をしていない事がバレる程度に中身を知らずに頑張っておられます。
 まぁ、アメリカ様や経済界の支持を得ようと思ったら消費税とTPPは推進して行かないと媚を売れないという事なんでしょう。
 尖閣の件じゃ国で買い取って塩漬けにした点は今ひとつ評価し難い処ですが、最近の中国相手に譲らん処は譲らんかった点だけは評価したい処。
 しかし、説明能力の無さと独断専行タイプな処は民主党政権の首相にありがちな点で大減点ですわ。
 まわり(財務官僚等)に云われてホイホイ進めてしまうお花畑感もまぁこの三年よく見た光景の一つです。
 一国の総理という立場でありながら増税しないとギリシャになっちゃうとのたまう程日本とギリシャの違いが理解できない阿呆な総理でした。

 自民党の阿部総裁ですが、こっちはどうも新聞社のミスリード(という名の捏造の可能性も考えられますな)だそうで、午前中に出回った記事を午後のぶら下がりで否定していた様です。
 まぁ、そらそうですわな。不透明且つ国内法を上回る条項で外国の資本家にいいように使われる代物においそれと賛成する様な輩は保守を名乗る資格も無いでしょうから。

 そして国内TPP推進派トップのこの方は相変わらず。

 「大企業のためは言い掛かり」=TPPで反論−米倉経団連会長

 言いがかりもなにもそのまんまなんですがね、これ。
 しかも具体的に何の反論にもなっていないという…。そろそろ真っ当な話、できんのですかね。

 というか米倉会長は

 経団連会長・米倉弘昌が「TPP推進」する理由ーー枯葉剤と遺伝子組み換え作物のモンサント社と長期協力計画。ちなみに放射能ビジネスもGEと組んで推進。

 輸出利権とTPPでモンサント利権で頭が一杯なんでしょう。先の短いご老人ですし国内がどうガタガタになろうが知ったこっちゃありません。
 この有名なモンサントの遺伝子組み換え食品ですが、

 遺伝子組み換え食品表示義務化を『潰した』モンサントらの食品大手

 アメリカでもこんな有様。
 自由主義の弊害ですかね。社員が一切口にしない遺伝子組み換え食品を遺伝子組換え部分非表示にする為に政治介入しとりますな。

 日本の皆さんも食いたいですかね? これ。自分は勘弁して欲しいんですが。
 ISD条項がついてるTPPに参加したら日本の食品表示法も潰されるでしょう。
 メキシコじゃ在来種のトウモロコシが絶滅の危機にあり、インドじゃ綿花生産者を自殺に追い込んでおります。
 日本は大豆やら麦やらの自給率が低いんですが、これモンサントにします?
 まぁ、農協利権やら医師会利権やらを壊すためにTPPを、とかいう方もいらっしゃるようですが、

 そんなもん国内で何とかしろ。外圧に頼って甘えるな。

 としか思えんのですわ。何故食と健康と国民健康保険を失う可能性に掛けるのか、頭大丈夫かいなと思う処。
 なんなんですかねぇ、この夢見がちな改革思想。

 というか、

 それなら日本主導の経済連携やれよ

 と突っ込みたくなるのは自分だけでしょうか。 

 新興宗教グローバル教の方々が日本でもTPP参加を連呼されておりますが、まぁ、よく見てみましょう。
 
 選挙に行く前に…TPPってなんだっけ? 日本政府公式文書を超分かりやすく解説しました!+TPP推進派・TPP反対派の一覧表、最新版!

 これ、本当に必要ですかい? 今の日本に。
 よ〜く考えてみましょうや。









2012年11月12日
これは…どうなんだろうか?
『早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい』!?

 う〜ん、武田氏は納得できる話とそうじゃない話があるのでなんとも。
 まぁ、まずは読んでみんとですな。

 

 そして医療関係者を名乗る御仁が批判レビューを書いてますな。
 しかし、批判的な意見の御仁方、Amazonで購入してないので読んだ上で書いているか謎です。
 内容を批判するなら具体的に何処がおかしいか具体的な検証記事でも書いて作者と議論でもしなさいな。

 というか、煙草類の有害性云々の話で必ずしゃしゃり出てくる様な嫌煙教の方々というのはどうも胡散臭くて好かんのですよ。
 肺がんにした処で確定的に煙草と言い切れるほどこの世界の空気は綺麗なもんですかい?
 東京だろうが大阪の江坂だろうが道路沿い歩けば鼻くそなんぞ簡単に黒くなるんですわ。
 環境要因、遺伝的な体質、生活習慣、を鑑みずに有害を連呼するようならそら宗教ですわ。
 

 この手合いについて何故腹が立つかといえば、震災直後の放射能汚染の危険がにわかに現実味を帯びてきた頃合いに日本禁煙学会の会長なるTwitterアカウントが

 2007年01月28日(日) タバコを一日30本吸うと年間レントゲン300回分被曝するか(解決編)


 過去のトンデモだった煙草のポロニウムのお話を改変して拡散し、不安を煽ったからかもしれません。
 未曾有の災害と原発事故からくる不安を利用した売名行為としか思えん内容でしたので。

 たばこや吸い殻に近づくな! 学会が放射線測定を要望

 というか、この人ら阿呆でしょ。


 喫煙の有害性についてのデータは恣意的なものもあるそうで、その差異はどうも素人には分かりづらい。

 医学常識はウソだらけ 三石巌著 (クレスト社)より タバコと肺ガンとの間に因果関係はない

 こんなお話もあったり。

 煙草の有害性を否定する事はしませんが、
 むしろ、病気になる喫煙者とそうじゃない喫煙者の差異は何処か? の方が気になる今日この頃ですわ。
 
 

2012年11月11日
Chevere Cigarillos/Senoritas
 以前レビューしたChevereですが、実はジャワラッパーでした。Maduroがブラジル版だったご様子。
 と、そんなChevereですが、CIgarillosとSenoritasが手に入りました。



 MAL氏に教えていただいた購入先はなんとMike's Cigars。4年前になんだったか「この葉巻を売ってくれ」とメールした時はガン無視でしたが、時代は変わりますな(  ̄- ̄)トオイメ
 とはいえ、Paypalが無いと厳しいご様子。
 取り敢えずショートスモーク探求のカテゴリーでレビューを書いておきます。


Chevere Cigarillos(3 1/8 x 24)

 太く短いCigarilloサイズ。
 機械巻きだけに非常に綺麗な巻きをしており、一本バラしてみた処、綺麗に糊付けされたシートが出てきた。
 ドライシガーの場合100%Tobaccoの表記が重要か…。
 ヘンリーウィンターマンス・ロイヤレスのシートと比較してみるとこちらの方がより薄いだろうか?
 まぁ、珍しいホンジュラスフィラーのドライシガーなのでよしとしよう。
 
 着火直後から甘みがあり、ラッパーの酸味もしっかり感じる。
 スパイスはきめ細かく、妙な辛味は無い。
 燃え進むとハーブ系の香りも加わる。
 半分ほど吸った処でかなりフルーティな喫味が濃くなった。
 そのまま吸いきって終了。

 その後数本試してみたが、さほど差は無い様子でよくできている模様。
 安定はしているしDon Lino Havana Reserve Habanitosよりは出来が良い…かもしれない。いや、どっちだろう。あっちはもっとシート感があったような…記憶が曖昧だが多分Chevereの方が出来は良い気がする。
 しかし、このクォリティならシートでも良いんじゃないだろうか。という気がする。
 うむ、シート物の割によくできてはいるなぁ。
 そしてフルーティな路線と対を成すであろうMaduro版のCigarillosもあれば良かったのだが、こちらはMike'sCigarsにも無い。
 L.Lynnにどっちもくれとメールすれば買えないこともない気がしないでもない今日この頃であった。
 

Chevere Senoritas(3 7/8 x 30)

 着火直後から盛大な酸味とCigarillosより強いスパイス。
 雑味はなく、非常に吸いやすい。実はクリーミー?
 そして、中盤近くになると鰹節系の旨みが加わった。少々意外な展開である。
 Cigarillosで感じたフルーティさもあるのだが、鰹節系の喫味と混ざって別物の印象。
 う〜む、面白いなこれ…。
 残り5cmあたりからハーブ系の香りが加わり、味がより濃くなる。
 そのまま残り1cmまで吸って終了。
 非常に良くできているが、CigarillosやHalf Coronaにあったフルーティさが若干欠ける印象。
 これは個体差だろうか?
 コストパフォーマンスでは明らかにCigarillosより上でドライシガーとしての評価は高い感あり。
 また、Cubiche Senoritasと比較した場合味の変化と深みでは若干負ける印象。ただしそれほど顕著な差ではない。

 こちらも、シートの味を顕著に感じない印象。
 シートの出来はアイルランドの方が上なのだろうか?
 まぁ、何本か吸ってみたらシートが気になるかもしれないし全く気にならないかもしれない。
 以前頂いたHalf Coronaは解体せずに吸ったので100%Tobaccoか不明。
 普通にモクモクと美味いなぁと吸いきってしまった(  ̄- ̄)トオイメ

 さて、どうしたものか。
 取り敢えず比較検証の為にCubicheのCigarillosとSenoritasをヒュミから出して吸ってみる。

 SenoritasはCubicheが若干上。ヒュミ保存のプレミアムゆえ比較対象として適当かは不明だが…。
 CigarillosはフルーティさではChevereが上で、フローラルさやプレミアム感はCubicheが上という印象。味の変化でもCubicheが上。
 しかし、CubicheのCigarilloはバラつきが激しいのである…。
 という訳でヒュミで保存できる環境がしっかりあるのならL.LynnでCubhicheのSenoritas買ったらええがな、という感があり、ドライシガーが普段吸いでシートバインダーでも全く気にならない方はChevereを買えば良いんではないかという印象。
 しかし、Cigarilloは日本でも安くて出来の良いものが結構販売されており、わざわざ個人輸入までして買うメリットがあるかというと微妙な塩梅。

 まとめ買いで、安定したクォリティのドライシガーでシガリロサイズ、という条件でわざわざ個人輸入を考えるのなら、

 これ とか これ とか これ

 がベストかもしれない。
 他にも これ とか これ は良いかも。
 しかし、入荷してもすぐ消えてしまうのが難(汗

 プレミアムのCigarilloなら安い処でCubiche。そしてFlor de Filipinas Slim Panatela。更にVegas de SantiagoのChiquititosシリーズ辺りが良いんじゃないかと。
 強くてずっしりと重いCigarillosが欲しいのなら上記Vegas de SantiagoにメールでDon Luis Chiquititos H2000 Oscuro(50本$46)を注文するか、これがよろしいかと。

 ──以上

 関係無いですが今年のスモコレの柘製作所ブースにDon Juan Urquijoが出ていたそうで、ハーフコロナが500円、コロナが700円、チャーチルが900円だそうですわ。
 むかーしむかしの直買い価格を覚えている人間的にはなんともな処ですが、今日本から購入可能なフィリピンのショップで買うよりは日本で買った方が安いのでもうこれで良いかと。
 何れはまきやさん経由で仕入れると思いますが、おそらくハーフコロナだけになります。また、他の葉巻との兼ね合いがありますんで年内にレビューする事はないかもしれません。
 個人的にはパナテラが入って来なかったのが少々残念であります。ロブストが無かったのもちょっと意外ですね。


Cuban cigars from Cigars-of-Cuba.com

 ↑15%オフセールだそうです。

 H.UPMANN HALF CORONA Tin of 5

 ↑しかしH.Upmann half Corona 5Tinは含まれていないのがちと残念…。

 ROMEO y JULIETA PURITO pack of 5

 ↑ロメオのPuritosは50本$60とか、他の注文込なら嘗てのPuroexpressみたいな買い方が出来ますな…|*ω*)




2012年11月09日
Te..Teresaさん!?|*ω*)
 海外の著名なレビュアーSmokinghotcigarchickのTeresa嬢が、



 「ひぐらしのなく頃に」の「羽入コス」でレビューをしていてぶっ飛んだ。
 日本のオタク文化がこんな処にまで侵食してようとは……
 しかし制服版コスですか。レアすなぁ
 うん、いいものを拝見しました。

 

 
 

 ↑酒のつまみに最適なトルコ産ドライいちじく


 ↑送料無料のドライマンゴー1kg。無糖ヨーグルトに漬け込んでも旨し|*ω*)b






2012年10月29日
MAL氏からの頂きもの其の九
 今回は三者三様なチープ系の葉巻のレビューとなります。
 キューバンファンのデイリーとして見かける事の多いJose La Peidra、あからさまに安すぎるDominican Naked Bundle、そして好評と酷評が混ざって見かけるRoly。
 

JOSE LA PIEDRA CAZADORES──$52 / 25 cigars

 凸凹とした手触りで、ハバナらしい発酵臭が薄くある。



 出だしはスパイスとキャラメル、だろうか? VdS Palmas Naturalに似ていて、開始1cm程で薄くフルーティさも加わる。
 開始1cmにしては濃い目で、さすがハバノス物といった処だろうか。
 強さもありそうだ。
 木質系と思しき喫味が展開し、スパイスはそこそこ感じられる。
 薄いキャラメルの様な、木質の様な、それでいて酸味のあり、スパイスのある、やはりVdS Palmas Naturalに似た印象がある。
 う〜む、どうもいけない。最近似たような味を探す癖がついてないだろうか?
 しかしこのキャラメル感とスパイス、やはりPalmasを思い出すなぁ。強さはこちらの方が上っぽい気がするが。
 レビューを掲載せずに放置していた気がするので後で探しておこう。
 
 そのまま中盤。カジュアルに楽しめる良い葉巻、という印象。
 だが、フィラーが口に入るのが気になる。カットした時も思ったが、割りと細かいフィラーが多い印象。
 残り6.5cm程で獣臭っぽい香り→香水の様な香りに変化。
 この香水っぽい香りが同じ銘柄のCigarilloやPartagasのClubを思い出す。
 しかし、この口にフィラーが入るのはどうにかならんだろうか…。構造的ハズレを引いたか?
 残り5cm。COHIBA LANCEROSの序盤にあったな、という感じの強い香りとカフェオレ系と蜂蜜系の甘さの混ざった喫味へ。
 そして前歯にフィラー。たこ焼きの青のりの如く…。
 前歯を噛みあわせた瞬間ジャリっという音が伝わる(汗
 う〜む、味的には当たりだと思うのだが作りがハズレ過ぎて困る。
 いや、ひょっとしてカットしすぎたのだろうか?
 そのまま、時折水で口をゆすぎながら吸い続けて終了。残り3cm程で香りが濃くなりすぎたのがちと残念。

 安価銘柄ながらハバノスの良い部分をしっかり出しているんじゃないだろうか。
 後は作りさえしっかりしていれば……。


Dominican Naked Bundle Robusto──$15 / 25 cigars

 作りは比較的綺麗だがすべすべではなくあまり特徴も無い。香りもあまり感じない。
 DominicanにありがちなConneticutラッパー物で表面処理はされておらず、葉脈はそのまま、すべすべ感は薄い。



 着火直後はフローラル全開。控えめな酸味と甘味がマスカットの様な印象を与える。
 煙量はしっかりとあり、作りが綺麗でドローもスムーズ。しかし、百合の花粉を口に含んだかの様な苦味もあるのは残念。
 フローラル感は良いのでマスカットの様な喫味がもう少し強いとありがたい。
 2cm吸っても印象は変わらず、フローラル感とマスカット系の喫味が良いものの薄く乗っかってくる渋苦さが邪魔。
 方向性は良いのに邪魔をされているというか、同じブレンドの上位版があるならそちらにしたいと感じる。雑味無しならかなり良いと思う。
 3.5cm程燃え進んだ処で渋苦い部分が薄れて甘みが増す。やはり雑味が抜けると非常に良い。
 5cm程でコクが増し、マスカットとナッツの入り混じった様な喫味になる。
 そして中盤を超えると薄くレザー臭が加わり、更にコクが増して濃口になる。非常に良いが、微妙に戻ってくる渋苦さが邪魔である。
 湯がいた栗の様なホクホクとした柔らかい甘さとフルーティな酸味、濃いフローラル感と良い要素が揃っているだけに渋苦さが本当に邪魔である。何故戻ってきた…。
 そこから濃くなりゆく甘さにビター感が乗って焦がし砂糖の様になる。
 その喫味のまま更に濃くなりつつ残り3cmでエグ味が乗りすぎて終了。

 なんというか、非常に良い演奏のコンサートなのに隣の席の子供がちょっとウザい的な、一味邪魔な物さえ無ければカナリ良い葉巻ではないだろうか?
 そして、喫味的にLa flor de la IsabelaのDon Juan Urquijoを思い出す。
 というかDJUならこの不満を解消してくれるに違いないと随分と昔に吸いまくった葉巻を思い出してしまった。
 なかなか仕事をしてくれないIsabelaが2倍近い価格で販売するManilaCigarsに丸投げして以来買う事はなくなったが、久々に吸いたい処。
 昔は黒紙箱のHalf Coronas50本が送料込み$80くらいだった気がするが、今となっては……。
 いや、あれが安すぎたのだろうなぁ、きっと(  ̄- ̄)トオイメ

 と、全く関係ない処に思考が飛んでしまう一本であった。


ROLY CAZADORES (nat.) ──$26 / 25 cigars


 ゴツゴツしていて他の葉巻よりウェッティな印象。濃いレザー系の香りとフットからは濃厚なフルーティな香り。



 フローラル、フルーティ、スパイス控えめ。スパイスは相当きめ細かい。
 序盤に雑味は無く、味はしっかりしている。
 フット側の燃焼香に若干のアンモニア系揮発臭が混ざっているのが気になるものの、喫味はクリーミーでに良い。マスカットの様な甘みも良いんじゃないだろうか。
 前半はまったりと変化がなく、穏やかな印象が強い。さて後半どうなるだろうか?

 中盤、若干酸味が強まり、味が濃くなった印象。
 別の喫味に転じる事は無いが、フローラル感やフルーティな喫味がどんどん強まっていく感がある。
 そして残り8cm程で更に濃くなり、レーズンの様な喫味になった。
 気がつくと前半に感じたフット周辺の燃焼香に混ざるアンモニア系の揮発臭が消えていた。
 元々薄いものではあったが、 半年くらい置けば完全に無くせる程度のものじゃないだろうか。加湿保存が足りなくて発生したのかもしれない。

 後半もフローラルで酸味のある味が続く。着火直後に比べるとかなり濃くなっているが、基本的な喫味は変わっていない印象。マスカット&レーズン+控えめなスパイス。
 同じ味が続きすぎているせいか、良い筈なのに少々飽きてきた感がある。

 そして残り6cm程でレザー系の香りが混ざり始める。
 スパイスも増して旨さが増した感あり。
 残り5cmでハーブ系の喫味も混ざりだし、そのまま残り3cmまで吸って喫了。

 雑味も無く悪くない、というか割りと良い出来だと思うものの前半〜後半までの変化の無さが微妙に気になる処。
 リングを外す辺りからが本当に美味かった、という印象があるのはAGに似ているかもしれない。
 しかし、AGのChurchillより若干燃焼速度が長い気がした。

 という事でNo.4(5.5x45)くらいの方が自分に合っていたかもしれない。


 ──以上

 また吸うなら? と訊かれたらPiedraならPetite Cazadres、RolyならNo.4、とそれぞれ別のビトラ。Dom Naked Bundleは雑味が抜けないなら特段吸いたいビトラも特に思いつかない、という感じです。
 味で順位をつけるならPiedra、Roly、Dom略、といった処。
 Piedoraはボロボロと口に入るフィラーが無ければもっと評価できたでしょうね。
 Rolyは25本$26にしては良く出来た葉巻だと思いますが、良い味も一本調子で続くと場合によっては飽きます。
 Robusto辺りで濃く短くか、No.4でサイズ全体を下げると印象はもっと良くなったかもしれません。
 まぁ、No.4以下のサイズが無いのが個人的に残念な処ではありますが…。

 




2012年10月28日
MAL氏からの頂きもの其の八
 今回はなんとLa Gloria Cubana Medaille d'Or No.3。

 MAL氏がPurossExpressで偶然見つけたらしい製造中止のビトラをレビュー用に頂いた。
 6.8x28という特異なビトラで、何処のショップを見ても売り切れ。掘り出し物で出てこない限り販売される事は無いんじゃないだろうか。
 興味があったものの箱買いを避けているウチに製造中止となった為、体験する機会はないと思っていた。
 それだけに本当に有難い…。

 ラッパーは程よい発酵臭で、フットの匂いは細すぎる為か判らず。
 ヘッドの先端をフラットにカットしてドローを確かめた処、若干タイトだが吸うのに苦労はない。
 むしろこの細さと長さにも関わらずロングフィラーでこのドロー。十分である。



 着火直後はウッディ且つスパイシーで、シダーの香りと若干のキャラメルの様な甘み有り。
 若干薄い感もあるが、長さを考えれば当然の事だろう。
 スパイスの強さはDon Luis H2000 Laguito#3並であり、2cm以上燃え進むまでスパイスは強め。
 強さは同銘柄のPuritosよりあり、香り、旨みも格段に上の印象。
 徐々にキャラメル系の味が強まり、鼻腔を抜ける香りはアーシー且つフルーティ。
 強さがあるのでこの細身がありがたい。
 そして残り11cm程でナッツ系の味に転じる。
 ドライシガーであるPuritosも十分旨いのだが、変化や味の深みでは及ばないのがハッキリ分かる。
 残り8cmになってもフローラル&シダーにキャラメル感、更にコクも増してまったりと旨い。
 吸い口が黒ずんでしまったので3mm程リカット。
 いきなりドローがスムーズになって驚く。開始時は浅く切りすぎだったか…。
 かなり強いが旨みも強く、素晴らしい喫味である。
 残り6cm、ちょっとクラッときている。やはり強かった様だ。
 そのまま2cmまで吸って終了。
 素晴らしい喫煙時間だった。

 ──以上

 MAL氏に感謝。
 なかなか素晴らしい一本でした|*ω*)b

 しかし、もう製造されていないのが非常に残念な処。
 La Gloria Cubanaと云えばPurosExpressがシガリロ祭りだった時代にPuritos50Packsを購入して楽しんでいましたが、あれもなくなった様で本当に残念です。
 RomeoのPuritosと併せて非常に優れたショートスモークだったんですが…。
 現在RGが大きめの個体しか販売されてない様子。細長い個体はウケが悪かったんですかねぇ。

 全く関係ありませんが、以前cocで仕入れたMontecristoのPuritosはそれほど響きませんでした。
 少々バラつきが激しく、悪くはないんですがClubでいいやと思ってしまい終了。
 う〜む……。


 先日試す機会がありましたが、適度な酸味と甘い香りが葉巻を引き立て、非常に良い印象でした。
 食後のショートスモークに最適の一本かもしれません。


 甘くて美味いんですが、油断するとぐでんぐでんになる素晴らしいポートワイン。


2012年10月25日
MAL氏からの頂きもの其の七
 今食後に火を付けたCHEVERE Half Coronaが最後の一本なので急遽書いておきます。

 


 L.Lynn Cigarsからは早々に消えてしまい、現在は購入手段が不明(汗
 ホンジュラスのフィラーとバインダーをブラジルのラッパーで巻いたアイルランド製ドライシガーでサイズは4.13x37。
 ヘンリーウィンターマンスのハーフコロナが4x34でそれをほんの少し大きくした様な一本。

 味は上記ヘンリー(略 をフルーティ且つ甘みのある味に変えた様な風情で、ドライシガーとしてのクォリティは高い印象。
 L.LynnにSenoritaかClubサイズが存在していれば買い占めたかもしれません。
 と思ったらありますね、Cigarilloが。
 まぁ、Lynnではないので日本から買えるか全く不明ですが…。
 Wild Cigarilloタイプもある処をみると、やはりオランダの影響が強いファクトリーが作ってるんでしょうね。
 全ビトラにNaturalとMaduroも用意されているらしく気になる処ですが、現在L.lynnではFiguradoサイズのみ取り扱いがあります。
 それもシガーリストではなくWhat'sNewのコーナーのみ。
 L.Lynnは安く面白い葉巻を取り揃えてくれてるんですが、一つ買って次に見てみるとなくなっているという事がちょくちょくあるんでどうなることやら(汗


 という訳で残り1cm程で喫了。取り急ぎの紹介でした。

 そういえば、最近紹介していないRuedaも品数が増えておりますね。

 MARCA FINA / PANATELA LARGA [HONDURAS]

 MARCA FINA / SLIM PANATELA [DOMINICAN]


 MARCA FINA / PANATELA [NICARAGUA]

 Joyas de Panama

 ALEJANDRO LOPEZ

 Marca FinaのPanatela類が出揃ってるのが良い感じですねぇ|*ω*)




 こんなものまで送料無料かAmazon…


 やはり旨いです

2012年10月16日
Antonio Gimenez他2本
 はまきやさんよりAntonio Gimenez Half Coronaと比較用Tabacalera Half Coronaが到着。
 折角なのでその2本と手持ちの1898を併せて適当に比較レビューをしてみる事に。
 

       左 Tabacalera Half Corona 中央 Antonio Gimenez Half Corona 右 Independencia 1898 Half Corona

●Antonio Gimenez Half Corona

 薄い発酵臭のある表面香と土とカフェオレが混ざった様なフット香。
 2008年から見ている者の印象として、ここ一年ちょっとくらい出荷時の湿度調整を変えている印象を受ける。
 フット付近の弾力がしっかりしていて固くなく、ウェッティである。
 以前のフィリピン式とも云うべきやたら開けづらい薄いビニール包装から南米系の葉巻に使われているすっと収納するタイプの若干厚みがあるビニールに変えたからだろうか?
 タバカレラの方は相変わらず旧式だが、TabaqueriaはSlim Panatelaを除いて南米式に変わっている様子。

 着火直後から序盤はカフェオレ系にきめ細かいスパイス。柔らかい酸味もあり、序盤から割りとしっかりしている。
 VdSと比較してしまうと薄い印象になるが、VdS程の重さも無いので楽に吸える。
 2cm程でタンニン的な渋みがわずかに混ざり、ナッツ系の甘みも混ざり始める。スパイスはそのまま。
 中盤を超えると松脂っぽい香りが加わり、コクが増す。
 タンニンさが若干増し、アーシーさも加わる。
 ナッツや栗の様な甘みもあり、やはり後半が良い印象。
 そのまま終了。
 ショートスモークとしては良いが、少しヒュミ保存した方がより良くなるだろう。
 
 ちなみに、Antonio Gimenezで最も良い喫煙体験だったのが2008年頃のRobustoで、手元熟成したそれは後半に金時芋の様なホクホクとした甘みがあった。
 それ以降は小さな葉巻に拘りだしたので購入せず、今はビンテージのTorpedoがあるものの、当時のRobustoと比べるとキャラが弱い印象。
 Torpedoと云えばVegas de Santiagoでも何度か買ったが、RobustoやToroに比べて穏やかに感じる個体が多い気がする。ビトラ的な特徴だろうか。

●Tabacalera Half Corona

 表面香はほぼ分からず、リングの印刷や糊の匂いの方が強く、フット香は微かにフローラル且つフルーティな印象。

 着火直後に青臭さが通りぬけ、一瞬で消える。
 ツツジの蜜の様な甘みとコーヒーと土の中間の様な柔らかいビターさを感じる。
 香りはフローラル寄りでスパイスはきめ細かい。
 1cm程でしっかりとしたアーシーさになり、香りはフローラルさが強くなる。スパイスは少し落ち着いただろうか。
 酸味が加わり、更にフローラル感が強まる。久々に吸ったがこんな葉巻だったろうか?
 中盤になるとコクとビター感が増し、甘みはカラメルの様になる。
 悪くないのだが残り4.5cm程で青臭さとエグ味が混ざってくる。
 燃え進むにつれ味が凝縮されて干しぶどうの様な旨みが現れるものの、やはりエグ味が少々邪魔である。
 その後も干しぶどう+カラメルの旨みにきめ細かいスパイスをエグ味が邪魔する展開が続いて終了。

 個体差があるので一概には云えないが、出荷時の仕上がりぐあいでTabaqueria de FilipinasがLa flor de la Isabela社を抜いた印象。
 それがビニール包装の差異なのかは不明。
 昔はTabacaleraもAntonio Gimenezや1898も同じような硬さで届いたが、今はAntonio Gimenezも1898も到着時にウェッティである。

 さて、TabacaleraのIsabela社にはDon Juan UrquijoにもHalf Coronaがあり、こちらの方が到着時の仕上がりが良い。
 現在ファクトリー公式委託先のmanilacigars(高い!)がTabacalera.comに進化中。
 昔ファクトリーが直売りしてくれたTabacaleraのCigarilloやライト系銘柄AlhambraのCigarilloも取り扱い予定。
 しかし、いつまで経っても販売が開始されない…。
 立派なサイトを作ったのだしさっさと開いてくれんもんかと(汗
 と、また話がずれてしまったがTabacaleraの青臭さやエグ味はヒュミ保存で普通に取れる程度の代物。
 熟成好きには一ヶ月でハイレベルに仕上げる人も居る。

●Independencia 1898 Half Corona

 ヒュミ常備品。表面香は微かな土っぽさとしいたけ的な印象。フット香は薄くて分かりづらい。
 到着時はAGと同じくウェッティであったが、Classic Humidor(Tabaqueria de Filipinasで買える)で数ヶ月保存の為フットの弾力を保ちつつ若干水分が抜けている。
 到着時のフット香は今回のAntonio Gimenezとあまり大差が無かった印象。

 着火直後からレーズン系の酸味と甘味。前2本に比べてスパイスが少なめ。
 1cm程でキャラメルっぽさやナッツっぽさを感じられる様になる。
 香りにはハーブっぽい印象もあり、2008年から約4年程で随分キャラクターが強くなった印象を受ける。
 デイリー確定した頃のナッツ&植物の蜜的な甘さが主体のまったりとした葉巻とは別物になりつつあるが、悪い変化ではない。
 酸味は三種類の中で最も強く、スマトラやジャワの葉の特徴がよく出ている。
 中盤は酸味とナッツが主体で、やはりスパイスは他の2本より控えめ。
 後半は枯葉系の味が混ざり、枯葉、ナッツ、酸味、スパイス、で終了。
 加湿保存から時間が経っているだけあって終始安定した印象だった。

 ……まぁ、吸う頻度が一番高い葉巻なので正直感想をひねり出すのが難しい今日この頃(汗

──以上

 やはり到着直後では雑味がある印象ですが、共に加保存で解決できる程度のもの。
 Tabaqueriaユーザーの方々には1898よりAntonio Gimenezの方が味、クォリティ(バラツキの有無等)で勝るというコメントを頂きます。
 昔のAntonio Gimenezは到着から1〜4週間程アンモニア系の揮発臭があり、育成要素が非常に強かった印象なんですが随分変わった様です。
 やはりセロファン包装だけでなくファクトリーでの熟成期間が変わったんでしょう。
 ヘビーユーザーの方々は自分も含めて今後も個人輸入で仕入れる事でしょうが、ファクトリーのファンとしては日本でもメジャーなリーズナブルシガーになって頂きたい処。




 ↑
 ペティ・コロナからハーフ・コロナに修正いただいた様です。



 さて、今回は注文時に桔梗という貴重な煙草を分けて頂きました。



 花の香が強い銘柄で、小粋より良いですね、これ…。
 79年に製造中止なので相当前の代物の筈なんですが、全く遜色ない印象です。
 昔はもっとニコチンが強かったんでしょうかね。
 大変希少な物らしいので、ご希望の方は注文がてらはまきやさんに問い合わせてみてください。
 

2012年10月07日
秋山産業、動く──Antonio Gimenez 国内販売開始
 はまきやさんのブログで知りましたが、

 


 


 ハーフコロナですからっ|*ω*)つビシッ

 …ではなく、秋山産業からAntonio Gimenezが国内販売開始となりました。
 さてさて、どうなることやら。





 




 取り敢えずHalf Coronas、Corona、Robustoの三種類のみですが、いやぁ、驚きました。

<< 前へ >> 次へ