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2019年03月18日

登録販売者って安上がりで受験できるかも?





登録販売者とはなんぞや?という方もいらっしゃるかもしれません。
名称だけじゃ分野が分からないですもんね。ヒントはドラッグストアです。

一般用医薬品販売は、元々は薬剤師だけにしか認められていませんでした。
しかし規制緩和の流れはこの分野にも及び、2009年の改正薬事法で、一部の医薬品については、登録販売者による販売ができるようになったのです。
具体的に言えば、風邪薬等の第二類医薬品や、ビタミン剤等の第三類医薬品が該当します。

第一種医薬品を扱わなければ、薬剤師を置かなくても登録販売者だけでよいため、ドラッグストアの店舗展開が進んだ訳です。

ドラッグストアの店員さんの名札を見ると、「登録販売者」と書かれている人がいて、薬に関する相談はこの方が担当してくれるはず。

この試験は都道府県ごとに実施されています。
かつては受験資格として実務経験が必要でしたが、現在はありません。
その代わりというか登録販売者として実務を行うには、受験前後を問わず実務経験が必要になります。

さて私がこの資格を知ったのは数年前です。
よく市販薬のCMで「薬剤師・登録販売者に相談云々」というフレーズで気づいたというか。

受験してみようかなと思ったのは、もし自分がこの資格に合格すれば、薬剤師の友人・知人ともう少し詳しい話ができるかなと。人って多少は理解してもらえそうな人としか深い話はしないものでしょ。
とにかく知りたがりの私にとっては、いい機会です。

あと健康に対する不安が大きくなる年齢になりました。
薬のことをちゃんと知っておくのもいいかと。

求人も好調のようですね。
ただ登録には実務経験が必要なので、その間は辛抱の期間になるのはしょうがないでしょう。

ということで、いろいろ調べ始めましたが、試験問題は厚生労働省で定めている「試験問題の作成に関する手引き(平成30年3月)」を元に作成されているらしいことを知りました。過去問を見る限り、注意事項にその旨が書かれています。
手引きはここからPDFをダウンロードすることができます。(382ページ)

試験は午前60問・午後60問の計120問で、五肢択一式です。
ただし選択肢は正誤の組合せが多く、反射神経的には回答できません。
都道府県により問題の難度も違うようですし。

だた手引きをすべて理解すれば、合格点に達しそうな気もします。
常識で解けそうな問題もありますし。
キモは一般医薬品の名称と内容をどこまで覚えられるかってことでしょうね。

382ページ読むのは大変ですが、まずはやってみようかと。
問題集としては、各都道府県が発表している過去問で何とかなりそう。
ただ受験料が13,600円というのは、同じ試験時間の国家試験と比べて少しお高いなあ(笑)

とりあえず手引きを一通り読んみたら、ある年の本番問題を解いてみます。
そしてイケそうだったら今年受験を考えるかも。

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