基本書は日経の電話帳2冊分位の厚さのセットのやつと、ASCIIの問題集。試験問題は公表されないので、過去問対策ができず不安でした。
試験会場は早稲田大学文学部で、受験者はオジサンばかり。会社に言われて受験した人が大半と思われます。150分で4肢択一問題を120問回答するハードさ。しかも設問は事例問題が多く、問題文も長文ばかりでした。想定はしていましたが、問題集とは傾向が全然違っていました(^^;
ただ選択肢には経営側に立ったものと、システム側に立ったものが用意されており、経営側のものを選択しないとダメなような印象を受けました。
合格証と一緒に送られてきた正解率の大雑把なグラフをみると7分野のうち6分野で合格者平均を上回って8割ほど取れたようです。たしか合格率は50%くらいだったかな。まず普及を目指していたと思われるので、競争率自体はたいしたことはありませんでした。
合格後は大枚をはたいて、毎週土日を使って両国の15日間のケース研修に通いました。当時は仕事も忙しく、むちゃくちゃ疲れましたよ。ちゃんこ屋での飲み会も何度かありました。その後は何年かITコーディネータを名乗りましたが、数年前にやめました。資格継続にお金と手間がかかるのと、急速にIT化が進展して存在意義が薄くなったと感じたからです。とはいえ資格継続のための研修は、中小企業の社長さんの講演もあって刺激を受けました。
あ、あとケース研修の指導員のひとりの方は、かつてあるプロジェクトでお世話になった会社の部長さんで、懐かしかったです。業界は広いようで狭いです。
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