2024年10月12日
愛車の「愛」からスタートしたアップグレードサービス(新型NX等)!
▼愛車への「愛」からスタートしたアップグレードサービス (2024.9.6)
https://lexus.jp/magazine/post/?id=qg6n5ecrkt22
CSKさん主催の「NEXUS Meeting」等のオフラインミーティングでプライベート参加された方も多数登場されていますが、クルマをカスタマイズするなど車いじりが好きな方が開発陣にいらっしゃると、より愛情が湧きますね!
「LEXUS UPGRADE Selections」が注目を集めたのはなんといっても新型NX以降の「LEXUS UPGRADE Selections」でしょう。
年次改良でアップデートされたアイテムを投入するというのはありそうでなかったサービスで、2023年モデルから導入され、一部のユーザー層に注目を集めた「グローブボックスのカラー変更」は画期的でした。
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/NX002/NX002_01/
ニーズの形そうな「フレアレッド」、「ヘーゼル」、「ホワイト」のみかと思いきや、「リッチクリーム」、「ダークローズ」といった少々マニアックなカラーもラインナップされるなどのこだわりも感動的でした。
(当方は自分で交換しましたが・・・やはり正規販売店で交換できるのが安心ですよね)
それまでは適用車種、内容ともに、制限が多く、「正直、お金を払ってまでは・・・」というサービスが多かったように思います。(付け忘れたメーカーオプションを後付、というものが中心)
さらに、2024年モデルから追加されたNXの「イルミネーションアップグレード」や「リヤドアハンドル照明追加」など、車両を買い替えしなければアップデートが困難なアイテムが登場したのは大きな話題を呼びました。
また、「面発光型ハイマウントストップランプ」など誰得的な変態的なアップグレード(褒めてます)も備わっているなど、サービスの幅も広がっているのも嬉しいところです。
https://factory.kinto-jp.com/introduction/product/product-detail/lexus/NX002/NX002_04/
カラードシートベルトもそろそろでしょうか?
さて、年次改良で追加された装備を正規販売店でアップグレードしてくれるサービス(かつ保証あり)は、他のメーカーでは(おそらく)行っておらず、非常に貴重と思います。
今回の公式記事の中で、特に印象に残ったのは長坂主幹の次のコメントです。
メーカーサイドの方がこのように考えてくれているのはとても嬉しいですし、ブランドに対する価値や、ロイヤリティが向上するものと思います。
(以下、引用はじめ)
古くなったクルマは、価値も下がってしまいますが、今まではそれが当たり前に受け入れられてきました。その考え方を変えることはできないかと思いました。
(以上、引用おわり)
https://lexus.jp/magazine/post/?id=qg6n5ecrkt22
トヨタブランドは車種も販売量もケタ違いですが、LEXUSブランド、かつ日本市場であれば スモールスタートかつアジャイルな開発もできると思いますので、そういった意味ではユーザー層が急拡大している「LEXUS.jp」ならではの取り組みかもしれません。
実際、当方が「NX350h」を車検で買い替えず、もう少し乗ろうと思っているのは、まさにこの「LEXUS UPGRADE Selection」があるからというのが理由でもあります。
ただ、記事にも最後に言及されていますが、本「LEXUS UPGRADE Selections」のサービスを受けるハードルは結構高くて、現在当方が居住するエリアでは「KINTO FACTORY」のサービスを受けることができる店舗がありません。
クルマの定期点検は、月に1回程度訪問する東京エリアの販売店で行っているのですが「KINTO FACTORY」では、施工に時間がかかるものも多く、クルマを1日や半日預けるとなると、近隣の店舗でないとサービスを受けることが難しいです。
なかなか難しいとは思いますが、「KINTO FACTORY」施工専門のショップをある程度顧客数が多いエリアに設置するなどの対応があるとよりサービスを受けようとする方は増えると思います。
また、売れ筋の車種のみではなく、「愛」のつく数少ない工業製品を後世に残していくためにも、ぜひ趣味嗜好性の高いスポーティクーペ、セダン(LC、IS500、RCFなど)において、まずは交換が困難な消耗品(ステアリング、シート座面など)でも良いので、ぜひ拡大してほしいものです。
CPO商品でもステアリングが皮脂でツルツル、テカテカ・・というようなものもよく見かけますので・・・
開発陣の「顔」や「声」が見えると、より愛着が湧きますので、今回のような記事は非常に興味深いですし、ぜひ他の車種でも展開してもらえると嬉しいと感じました。(最近では「LBX」なんて、たくさんありそうな・・・)