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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2016年11月02日

サンダー大王

横山光輝の漫画作品。

アトランチスの守り神のサンダー大王をトレジャーハンターが起こしてしまい、結果その力を求めて様々な勢力がサンダー大王を付け狙うと言う話。

レトロ漫画らしくあまり長くはなく3巻、内容もあっさりとしたもの。

マーズの前に書かれたもので、サンダー大王の中にある水爆がマーズではより高威力の爆弾に差し替えられていると、マーズの方の解説を読んでいたらありました。

あらすじ
サハラ砂漠のど真ん中を行くトレジャーハンター一行、その前に干からびた男が現れアトランチスの地図を持っているような事を叫ぶ、その地図を奪った一行はそのままアトランチスを見つけるが、無法者の街の犯罪組織に目をつけられており一人を除き殺されてしまう、ところが最後の一人を巨神像「サンダー大王」が動き守ったのである。そして生き残った男はそのままサンダー大王を使って復讐を果たし好き勝手し始めた。
サンダー大王と共に復活した少年シンゴは、サンダー大王を悪事に使われまいと後を追う、そこで軍に保護され催眠状態にさせられ情報を抜き出され、シンゴがアトランチス人でサンダー大王が大きな力を持っている事が知られるのである。サンダー大王の操縦のための金のカブトムシはその後男の手を離れ、日本へと行ってしまった、シンゴは軍のステンガー大佐と後を追おうとするが、そこに軍のジュピック将軍が現れ、サンダー大王の量産計画を大佐に告げ、サンダー大王を確保しろと命令を下すのであった。

登場メカ

サンダー大王:(シンゴ)
アトランチスの守り神だった。黄金のカブトムシを持つ者の言うことを聞くため、最初はアトランチスを求めていたトレジャーハンターの生き残りの言うことを聞いていたが、その男はそれとも知らず医者への報酬としてカブトムシを使ってしまった。それ以降はアトランチスの生き残りシンゴによって奪還され運用されるが、各勢力がサンダー大王を狙い襲い来る。武器は高熱を発する剣と同じような性質を持つ鎧、負けた場合はそのまま水爆が爆発する仕様。

ドラゴン
某国で開発されていた兵器、既存の兵器をはるかに上回る性能を誇っていたが、サンダー大王の登場で評価が下がり開発者の博士の立場がなくなり、結果サンダー大王に挑むことになったが敗れた。外部の装甲はサンダー大王の熱剣を受け付けないが、口内は脆い。

ブラックホーク
犯罪組織スパイダーが開発したメカ。サンダー大王を圧倒したが最終的に弱点を突かれ敗れた。

メドゥサ
要するにメデューサ。犯罪組織スパイダーが開発したと思わしきメカ。その性能はブラックホークをはるかに上回る。

感想
割と普通の横山漫画、レトロ漫画といった感じ、あっさりした内容です。

機動戦士ガンダム(冒険王版)

有名なガンダムのコミカライズ作品。そのアニメと色々と違う描写からよくネタにされているのが本作。
基本的な話の筋はアニメとほぼ同じなのですが、細かい描写がかなり違っているというもの。
作者の岡崎優氏は当時家にテレビがなく、資料も大してなかったという状態で書いていたようです。

アニメの打ち切りと共に打ち切られて未完かと思いきや、その後映画めぐりあい宇宙の分が加筆されて完結。めぐりあい宇宙編だけは本編を見た上で書いているので割と普通。

アムロがパンチでモニター破壊、ホワイトベースがゴッグを潰す、シャアがアッガイに乗っている等がよく話題になる要素。

アニメとの違いと適当な補足
・ガンダムハンマーの形状
長い刺が数本だけというもの。これは玩具等はこの形状だった見たいです。
・ホワイトベースの表記が空母
これはホワイトベースの表記はかなり不安定なので致し方ない感じ。
・一部メカがアニメの設定ではありえない動きをする
水陸両用が宇宙に出てる、大気圏内でも飛べるムサイ等、またシャアアッガイ等本来乗らない組み合わせ有り。
・一部表記が特殊
MSが初期だけ機動歩兵などと呼ばれている(途中からモビルスーツに統一)

見た感じ、当時のガンダム関連書籍に見える設定が見えるようなので、没設定や非公式設定が盛り込まれている可能性も有ります。

人気コンテンツのコミカライズは実はこのガンダム以外でも人気が出る前のものは何かがおかしいと言われているものは有ります。マイナー作品だとコミカライズがなんか違ってもネタにもならず消える事が多いので、ガンダムがメジャーな証でもあるのでしょう。

またコミカライズの都合としてだいたいダイジェスト展開になりがちなので、だいたい瞬殺芸や一部キャラのカットが往々にして起こり易いのも。
ガンダムの場合アニメとはまた違って現在はアニメとはやや違った世界観を造っている部分があるので、アニメ開始以前の設定が多い本作は、アニメ終了後の後付け設定との乖離も大きいと言うのもネタにされやすい原因な気がします。

登場メカ
特にオリジナルメカが出ているわけではないので、特記すべきMSのみ。

地球連邦軍

ガンダム:アムロ・レイ
概ね本編通りの役割だが、腕を前に出して飛ぶ等スーパーロボット風と言うか巨大ヒーロー風の挙動が増えている。

ガンキャノン
やや細い感じが。

ガンタンク
影は薄い。

ジム
普通のジム、地味。なんは詰まってる感じ。

ボール
普通のボール、空気。

サラミス、マゼラン
大気圏内で活動、オデッサ作戦に参加したかは不明だが反攻作成によってジオンを追い落としていた。チベを沈めているようなシーン有り。

ジオン公国軍

ザク
普通のザク。ガンダムにワンパンで破壊されたことで有名。多分尺の都合。

グフ
ラル隊が最初から3機揃えて登場。

ドム
黒い三連星が登場しないため出番は乏しい。めぐりあい宇宙編でヤラレメカとして登場、ノーマルドムとリックドムが混ざってる感じ。

ゾック:マ・クベ
宇宙に出てくる、なぜかマ・クベが乗っている(本来はギャン)。MSなのかMAなのかよくわからないMSだが、本作ではMSではなくMAと呼ばれてる。

ズゴック
宇宙で出てくる。本来は水陸両用型。

ゴッグ
ガンダムハンマーは防げない、その上ホワイトベースにぺしゃんこにされる等屈指のネタ枠。

アッガイ:シャア・アズナブル
なんとシャアが乗っている。役割はシャアズゴとほぼ同じ。

アッザム
普通のアッザム。

ムサイ
ジオンの軽巡洋艦なのだが、大気圏でも飛べる。

グワジン
ムサイと同じく大気圏内でも飛べる。

チベ:コンスコン
コンスコンはほぼ原作通りの扱い。

ゲルググ
あんまり特筆すべき点なし。


ページ数の不足もあってかザクレロやギャン等登場しないMSも多い。

2016年10月31日

鋼鉄の狩人

ロボット漫画、アンソロジーに収録されていた作品らしく、全3話とかなり短いです、特に完結もせず終わります。著長谷川裕一。

基本一話完結の話で、植物が生い茂る未来世界でメカに乗って戦う少年が主人公。700年前の20世紀にコールドスリープされたのだが、なぜコールドスリープされたのか等の解明はされないまま。

登場メカ
サイバス・クローラーと呼ばれる樹上での仕様に特化した乗り物が使われている。多くが木製。

ゼロイン(鋼鉄の狩人):アイアン・キッド
製品の殆どが木製になっていった世界において、貴重な金属製。さらに現在よりもまだ技術力があった時代の遺産なので人工知能も搭載されている。
別名鋼鉄の狩人と呼ばれ、自分のそばで戦うものがいるとそれに対して攻撃を仕掛け狩っていた事から名付けられた。元々戦うために作られた機会に過ぎないのだが、己の欲望のために争い奪い合う人類に絶望して世捨て人状態になっていたとアイアン・キッドに告げている。その為他人の為に戦う事を告げたアイアン・キッドに力を貸すことを決意する。その戦いで人工知能を失い、亡骸(ボディ)はアイアン・キッドに使われている。

あらすじ
20世紀にコールドスリープカプセルに入った少年、目覚めてみるとそこは遥か未来、バイオテクノロジーの暴走か宇宙からの放射線か、植物が以上発達した世界であった。そこで人間は樹上に街を作り暮らしていたが、文明は退行し、僅かに新たな技術としてサイバス・クローラーと言う多脚メカが、樹上生活を支えていた。
そしてその世界は強くなければ生きていけない弱肉強食の世界、少年を助けた老人の元にいた少女ヨナも奴隷でああったのである。また各地に盗賊が跋扈し、都市に対する襲撃を繰り返しているような有様であった。そして近くの森で盗賊とキャラバンが争う姿を見たのだが、それらを殲滅する巨大サイバス・クローラーの姿があった、100年以上前の技術で作られた高性能の人工知能を積んだ鋼鉄の狩人と呼ばれる物であり、自律して戦うものを見ると攻撃を加えており、全身金属であり通常の木製サイバス・クローラーでは対抗できない代物であった。少年はこの世界で生き残るためにその鋼鉄の狩人を捉え自分の力としようとするが・・・。
そんな中ヨナが誘拐商人に攫われてしまう、少年は鋼鉄の狩人を捉え、その力でヨナを救出しようと試みたのである。鋼鉄の狩人はそんな少年の姿を見て、自らがなぜ森に入り戦うものを攻撃していたかを語り、力を貸す。鋼鉄の狩人の力でヨナを救出することができたが、鋼鉄の狩人の人工知能はその戦いでやられてしまう。鋼鉄の狩人は自分がもう長くない事を悟り、少年に鋼鉄の狩人の名前と自らの亡骸を与えたのであった。
少年は鋼鉄の狩人の名前を襲名し、キャラバン等の護衛の仕事を始める事になる。

感想
意外と面白い。しかし同作者の作品で見た感じのシーンも多し。

2016年10月29日

おやすみ!わたしのサイボーイ

1巻のみの漫画。1985年に書かれたもの。

昔のOVAっぽいノリで、話も完全に完結。未来から送られて来た少女が現代で同じく過去に来た敵を止める為に戦うという話。
絵柄がふわっとしており少女漫画かギャグマンガ寄り、反面メカはOVA寄り。

あらすじ
御崎巡査が道に落ちていた一人の女の子を拾、御崎ヒロシと名づけ育てる事になった。その子は未来から来たのであり、過去に現れ政府の情報を入手しようと企む革命家を止める為に送られてきたのである。
そして発明同好会の帰り、サポートメカのオーファンと出会い、その使命を告げられる。そんな中同じく未来から革命軍が謎のタワーに乗って東京に出現。オーファンを捉えようとする。
なんとか逃走するも、ヒロシには超能力が芽生えていた。敵のスパイはオーファンの逃走先を探し聞き込みをしていたが、ヒロシには一度は別の方向を言われるも超能力からバレてしまうのだった…。

メカ
オーファン:御崎ヒロシ
過去にヒロシと共に送られたメカ。内部にAIが入っており自律も可能。

感想
日常部分は昔の少女漫画っぽい絵柄とノリ、ロボとしてはよくある80年代のOVAって感じ、やらた細かい内部メカやグロさ、生物感等がそれっぽい、つまりなんと言うか、古いOVAという感じの内容です。後書き見たらそれらしい事が書いてあったので割と納得。

2016年10月27日

未来改戦Dクロゥス

漫画作品。
宇宙服ベースのパワードスーツ系でロボット漫画とするかは微妙なライン、カテゴリが漫画じゃなければ分類不能その他に入れていいかもしれない。

打ち切りらしく3巻で終了、その為後半になるにつれて一気に大量のキャラが消費されていきます。7人の人間が未来から来たはずなのに、その7人は終盤一気に集結してしまいそのまま一気にやられて終了と言う展開。

あらすじ
未来、第三次世界大戦が起こっており、それに敗北した日本は焦土と化していた。その戦争の回戦を避けるために未来から数人の人間が送りこまれ、戦争回避に動く事になる。その引き金となったのが宇宙開発用のスーツDクロゥスであったのである、そして開発者は爆発事故で死んだ事になっていた、しかし本来の歴史よりもいろいろな事が早く起こっていたのである。

登場メカ
主人公の父が開発した宇宙用のDクロゥスとそれをベースにした3巻目には大安売り状態になります。

Dクロゥス:結城みらい
本来宇宙開発用だったらしい、父親が開発し息子が受け継ぐ形となった。大きさは概ね人間の倍くらい。内部には人格が有り、その人格が判断を行う事もできる。

感想
どうもB級感(又はどこかで見た感)が拭えず、かと言って最初からB級として割り切って楽しめるタイプでもないのが辛い所といった感じでしょうか。週刊誌連載ベースで3巻なのでかなりあっさりしていましたが。

砲神エグザクソン

ロボット漫画。全7巻。

地球に対して友好的に接して人を送り込んでいた星、リオファルド、それは実は侵略の準備であり、時が来た時に一気に地球を制圧、それに対して謎の巨大ロボエグザクソンに乗って戦うと言う話。

ロボット漫画とは言え、ロボットの種類はあまり多くなく、その展開は主に情報戦がメインになっています。


あらすじ

宇宙人リオファルド人が地球に到来してから10年、リオファルドの技術力によって地球は大きく発展した。しかしそれに対して加農砲一の祖父加農砲介はリオファルドの侵略の事を訴えて居たが、特に相手にもされず、法一は祖父が馬鹿にされるたびにキレて暴れると言う日々を送っていた。
リオファルドは多くの人間を地球に送り、様々な職に付かせており、それと引き換えにリオファルドの製品を地球に送っていた、それは侵略への準備であり、10年目にしてついにリオファルドは地球植民地化を宣言した。地球に対して送った技術に対しては完璧な対策をしており、地球の兵器では全く歯が立たた無い、むしろ旧式の火薬兵器の方がまだ対抗しうると言う状況のなか短期間で地球はほぼ制圧された。
しかし加農砲介は対抗策を用意していた、エグザクソンと言うその巨大人型兵器、それを法一が操縦、リオファルドに対抗するのである。しかしそのエグザクソンの火力は高く、多数を巻き込んでの砲撃に法一は躊躇うのであるが、一応最初の敵であるソロサルムに対しての砲撃は行うが、被害も大きく砲一はそのままエグザクソンを降りてしまう。
それに対してリオファルドは情報戦を仕掛け、エグザクソンを大衆から支持させなくするために様々な情報工作をし、本来エグザクソンが行っていなかった様々な悪行を捏造して、エグザクソンを追い詰める。

登場メカ

加農基地
エグザクソンを改造していた加農砲介らの基地。

エグザクソン:加農砲一
本来はリオファルド製の兵器であり、事故で失われた後地球に到達していた。多数の反物質を搭載しており、現在のリオファルドが保有する反物質の量をはるかに上回るらしく、殆どのリオファルド兵器に対して圧倒できる性能を誇る。これを失うまえあたりがリオファルドの全盛期だった模様。
半部室ユニットの名前であるXXXにも文字を追加した名前、そして最後にonがつくのは日本のロボットのお約束だそうで。


リオファルド

地球を七番目の植民地とするため、地球人に対して友好的に接して人とモノを送り込み、それを使って短期間で地球制圧を目論見、短期間で地球のほぼ全土を制圧、そして地球人を間引き肥料とし、そして短期間で植民者を送りこみ一気に植民地化を試みていた。
リオファルド人(ファルディアン)のそれ以外の植民地の様子や本星の様子はほぼ不明(本星の人間は後半に出たのみ)。容姿は敢えていえば要するにエルフ系のデザインにエイリアン要素を+した感じ、限りなく人間に近く、男女有りハゲもいる。

ソロサルム
最初の敵。地球の兵器では何をもってしても歯が立たない巨大ロボだが、エグザクソンに対抗できるようなものではない。

カスール
エグザクソンにはほぼ歯が立たず。

ダグノフ1
反物質を積んだエグザクソンに対抗できるロボット。これを建造する際に亜空間ゲート用の反物質を利用している。

ダムダム
対人用の小型メカ、球体型。

バルチャード
対人用の小型メカ、人型。

感想
兎に角多いのが情報戦、メカはデカイが拾い物で戦闘回数は少なめ、組織はわりかし小規模と言う環境下で、ひたすらメディア戦略、プロパガンダの応酬が印象に残る展開。
なんか序盤から後半にかけて少し雰囲気が変わりますが、7年連載と言うことで(1年1巻構成)、週刊誌だと30弱くらい出るペースなので納得ではあります。

2016年10月25日

鉄鋼闘機ガイラ

ロボット格闘漫画で、主人公がストライキングと呼ばれるロボット格闘技の大会で勝ち進んでいくと言う話。
2巻打ち切りらしく、ラスボスと少し関わりのある中ボスクラスを倒したところで終了し、当初の目的であるジークムント・カイザーへの挑戦は達成出来ず。

この漫画の作者は後にゾイドの漫画を描くことで知られています。

前半あらすじ
ストライキングと呼ばれるロボット格闘技が流行する世界、現チャンプのジークムント・カイザーに両親を殺された2人、早乙女紅と正樹・ハンス・龍堂寺は復讐を誓い、デュエルギア「鎧羅」を開発しストライキングに挑戦する。
チンピラの妨害なども受けつつも初陣で勝利を飾るが、後の白虎との試合中に軍用のコマンドギアが乱入、しかもコマンドギアは暴走を始める、鎧羅はダメージが操縦者にフィードバックされるリバースシンクロナイジングを起こしつつもなんとかコマンドギアを止めたものの、コマンドギアは鎧羅を巻き込んで自爆、そこを救ったのがジークムント・カイザーだった・・・。


登場メカ

ストライキングと呼ばれている決闘機(デュエルギア)と言う6m以上のロボットを使ったロボット格闘技が流行する世界で、基本的にはデュエルギアが基本。他に戦闘用のコマンドギア、作業用のワークギアがある。
ストライキングは3ランクあり、選ばれた100チームしか出場できない世界リーグ、各地にありデュエルギアを用意すれば出場でき、上位者は世界リーグへの挑戦権をかけて世界リーグ下位チームと戦える地域リーグ、そしてワークギアのカスタム機で出場できるインディーズリーグがある模様。

デュエルギア(決闘機)
格闘用のロボット、基本的に6m以上の大きさ。

鎧羅:早乙女紅
ガイラと読む。開発は監督も兼ねた正樹・ハンス・竜堂寺と竜堂寺重工。

グルーバー:ターキー・多々見
初戦の相手。ベアハッグを得意とする大型。

白虎:掌鈴閃
パイフーと読む。試合中にコマンドギアに乱入された。

鴉:十六夜陣
カラスと読む。忍者型、打ち切りのためこれがラスボス機。十六夜陣はジークムントと同門。

ジーグフリード:ジークムント・カイザー
チャンピオンのデュエルギア。

コマンドギア(戦術機):ジークムント・カイザー他
戦争用の兵器。戦闘力はデュエルギアを凌駕しており、また無人機も存在する。ジークムント・カイザーはかつて傭兵であり、これに乗って戦場に出ていた、その際に2人の両親のいる病院にミサイルを打ち込んだとされている。

ワークギア
作業用のロボット。低ランクのインディーズリーグではこれが使われているらしい。基本有人。

感想
後にゾイドの漫画を描くことになる人の作品ですが、正直冒頭部分はメカがまだ描き慣れてないようで少しぎこちない感じ、そして2巻目には割とメカが慣れてきた感じ。それを考えるとその後のゾイドへとつながったのかもしれません。
ペース的には4巻あれば当初の目的は達成できた感じ。

2016年10月23日

地球侵略コルレオニス

漫画作品、1巻のみ。

地球侵略のために一人戦う主人公と、その関係者によるそれなりにシリアスムードのギャグ作品。ロボット1台と1人で一つの星を征服しないと行けないと言う使命を背負ってしまった主人公と、それを助けたドーナツ屋の娘、そして街の人たちや皇帝である父や兄妹らが話に関わることになる。

1巻のみのため、主人公が正体をバラし、俺の戦いはこれからも続く状態となり、地球を攻撃した兄が去ったしたところで話が終わります。

あらすじ
地球を侵略するために派遣されたイル・バシリスコス帝国の第三王子アルファルド・バシリスコス。バシリスコス帝国の王子は必ず一人で一つの惑星を征服しなればならないと言う決まりがある。しかしアルファルドはどうにもやる気が出ず毎回防衛隊に負けて、またアルファルドは毎回街を壊さないように戦うため防衛隊の攻撃で街が壊れてしまうと言う始末。そもそもアルファルドの兄二人がどちらも家出状態なためにアルファルドが後継になってしまったと言う状況であった。
アルファルドは自分を助けてくれたドーナツ屋の娘に惚れており、そちらにばかり夢中であった。しかし待は再開発が進み、ドーナツ屋もいずれは閉店と言う状況であったのである。


登場メカ

最後に紹介あり。

コルレオニス:アルファルド・バシリスコス
主役メカ、アルファルドのアパートの地下になぜか置いてある。性能は本来は高いと思われるが、肝心のアルファルドにやる気がないためやられる事が多い。
終盤インフレーションモードと呼ばれる覚醒状態になり、フェイスオープンをする。フェイスオープン時はより人間っぽい顔になる。

コルヴァージナス:ソフィア・バシリスコス
アルファルドの年下の姉ソフィアの搭乗機(ウラシマ効果によって先に生まれたのに年下になっている)、鎌を持って暴れまくる。

コルリプラ:フォルセティ・バシリスコス
兄フォルセティの搭乗機。グレて家を飛び出して宇宙海賊になった際に勝手に持ち出したものらしく、本来は皇帝用。本来乗るべき人間が乗っていないので真の力は発揮できないらしい。

WTイーグル、WTホーク
新日本防衛隊の人型兵器、基本的にWTが頭に付く。イーグルが近接戦闘、ホークが狙撃。他にオウルと言うのもいるようだが登場しないまま終了。

WT‐10
可変四脚戦車。

感想等
話が動く前に終わってしまって言う事あまりなし。

アクト・オン!

学生のロボット工作のロボットバトル漫画。実在する大会(ROBO−ONE)が搭乗しや企業等の監修も受けたものだそうです。本来はスポーツものの予定だったのが、作者がスポーツものはできなかったため、こういった形となったとか。

最終的に打ち切りなのか、2巻で終了、地方戦の決勝に向かうまでで話は終了します。

前半あらすじ
兄が通っていた名門神楽坂学園に入学した樹香苗、しかし学校は荒んでおり、香苗が入ろうとしていた兄の所属していた機構部もまた崩壊寸前であった。その機構部でロボットを作り続けていた少年、目方直起、彼の作ったロボットアクティオンを気に入った香苗はそれを貸してもらい動かす。ところがクラフト部にロボット同士戦いを挑まれてしまうのであった。乱入した助っ人の駆動亜久斗の特訓を受けなんとかクラフト部に勝利するも、生徒会長による部活の半減計画により今度は名門白銀台学院と戦うことになってしまう、亜久斗の技術や工夫もありなんとか勝利するも、アクティオンは壊れてしまう。
そして2代目のアクティオンを作ったのだが、今度は墨東工業と言う悪そうなグループが勝負を挑んでくるのだが…。

登場メカ
アクティオン:駆動亜久斗、樹香苗
目方直起が作り上げたのロボット。

ハイパーNOVA
白銀台学院がラストでちょっとだけ見せたロボット。

バイオローグ
墨東工業のロボット、自由度の高いバイオロイドと言うキット(実在)をベースにしているため形が様々。


感想
普通の少年漫画といったところでしょうか。昔少し読んだ記憶があるのですがどこだろう。


2016年10月22日

マーズ(漫画)

鉄人や三国志などで有名な漫画家、横山光輝の漫画。

人類を滅ぼすためだけに作られた人造人間マーズとその守護者であり爆弾でもあるガイヤーが人類を守るために戦うという話。そして最終的にその人類の身勝手さに絶望して結局人類を滅ぼす選択をするというもの。

何度かアニメ化されたものの、全て改変が有り、完全な形でのアニメ化は今のところありません。


前半あらすじ

秋の島新島が噴火、ところがその島には一人の少年がいたのである。その少年は救出されたがしゃべることすら出来ず、医者の家に引き取られた。その少年はマーズと言い、実は人類が地球を飛び立つ前に地球を破壊するために送り込まれた存在であり、ガイヤーと呼ばれる神体の中に内蔵された爆弾を爆発させる事ができる存在だったのである。
既に別に送り込まれていた人類の監視者6人の内の1人がマーズにその正体や能力、使命を伝える。そして人類の力を図るために動き出した巨大ロボタイタンは、最終的に軍の兵器で破壊され、それが元で人類を滅ぼす計画は始動し始めた。しかしマーズは人類を滅ぼすことに懐疑的であり、10日の猶予をもらい去っていき、結局そのままなにもしなかった、その為6人の監視者は自らの手でマーズを殺し、それがスイッチとなっているガイヤーの爆弾を爆発させるために動き出した。
しかしウラヌス、スフィンクスはガイヤーにあっさり敗れ去るが、その後の神体の攻撃でマーズに大きなダメージを与えるが、そんな中マーズを発見した記者はマーズが眠っていた部屋でとんでもない事実を発見するのだった。

登場メカ
全て名前もない宇宙人が作ったもので、過去の地球に降り立ち人類を研究した結果、人類を危険と判断して人類が本当に危険な存在になった時にそれを滅ぼすために各地に置かれていた。
製作者の顔等は全く不明、マーズ達はあくまでも彼らによって作られた存在であり、彼らそのものではない。

ガイヤー:マーズ
マーズと共に目覚めた謎の兵器、その性能は他の6神体を凌駕している。マーズの意のままに動き、マーズを守る存在。そして地球を破壊するための爆弾でもある。マーズの意のままに爆弾を爆発させる事ができる他、6神体が全滅しても爆発してしまう上にマーズが死んでもガイヤーが破壊されても爆発するという非常に危険な代物。6神体に関しては破壊されるごとにランプがついていきそれがカウントダウンになっている。結局マーズが人類に絶望したためマーズの意思で爆発。

タイタン
巨大ロボット、これを破壊できるくらいの力を人類が持った場合計画が動き出す。要は人類の力を図るリトマス試験紙。

ウラヌス
最初の神体。1頭身、気球に偽装して日本に吹雪で攻撃を仕掛けていた。ガイヤーによってあっさり倒される。

スフィンクス
まんまスフィンクス、エジプトで暴れていたがガイヤーの攻撃であっさり倒された、その際スフィンクスの攻撃でガイヤーの表面に付いていた貝が焼けて元の姿に戻っていたりする。

第三の神体
名無し、鎧のような頭のようなうまく説明できない形をしている。

シン
土偶よのうな神体、結果的にマーズに大ダメージを与える。

ウラエウス
秋の島新島に襲撃したがマーズの防衛システムが動いたため撤退、その後軍の囮作戦に引っかかり破壊された。

ラー
最後の神体。神体が全て破壊されてもガイヤーは爆発してしまうので倒すことができなかったが・・・。破壊できずに機能停止させれば爆発しない模様。

感想等
結局ゴッドマーズ→マーズ(OVA)→マーズ(アニメ)と来たのでついに原作まで手を出しました。かなりテンポのいい作品で、あっさりと読めてしまいました。さすが横山と言うべきか、面白い。
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