地球に対して友好的に接して人を送り込んでいた星、リオファルド、それは実は侵略の準備であり、時が来た時に一気に地球を制圧、それに対して謎の巨大ロボエグザクソンに乗って戦うと言う話。
ロボット漫画とは言え、ロボットの種類はあまり多くなく、その展開は主に情報戦がメインになっています。
あらすじ
宇宙人リオファルド人が地球に到来してから10年、リオファルドの技術力によって地球は大きく発展した。しかしそれに対して加農砲一の祖父加農砲介はリオファルドの侵略の事を訴えて居たが、特に相手にもされず、法一は祖父が馬鹿にされるたびにキレて暴れると言う日々を送っていた。
リオファルドは多くの人間を地球に送り、様々な職に付かせており、それと引き換えにリオファルドの製品を地球に送っていた、それは侵略への準備であり、10年目にしてついにリオファルドは地球植民地化を宣言した。地球に対して送った技術に対しては完璧な対策をしており、地球の兵器では全く歯が立たた無い、むしろ旧式の火薬兵器の方がまだ対抗しうると言う状況のなか短期間で地球はほぼ制圧された。
しかし加農砲介は対抗策を用意していた、エグザクソンと言うその巨大人型兵器、それを法一が操縦、リオファルドに対抗するのである。しかしそのエグザクソンの火力は高く、多数を巻き込んでの砲撃に法一は躊躇うのであるが、一応最初の敵であるソロサルムに対しての砲撃は行うが、被害も大きく砲一はそのままエグザクソンを降りてしまう。
それに対してリオファルドは情報戦を仕掛け、エグザクソンを大衆から支持させなくするために様々な情報工作をし、本来エグザクソンが行っていなかった様々な悪行を捏造して、エグザクソンを追い詰める。
登場メカ
加農基地
エグザクソンを改造していた加農砲介らの基地。
エグザクソン:加農砲一
本来はリオファルド製の兵器であり、事故で失われた後地球に到達していた。多数の反物質を搭載しており、現在のリオファルドが保有する反物質の量をはるかに上回るらしく、殆どのリオファルド兵器に対して圧倒できる性能を誇る。これを失うまえあたりがリオファルドの全盛期だった模様。
半部室ユニットの名前であるXXXにも文字を追加した名前、そして最後にonがつくのは日本のロボットのお約束だそうで。
リオファルド
地球を七番目の植民地とするため、地球人に対して友好的に接して人とモノを送り込み、それを使って短期間で地球制圧を目論見、短期間で地球のほぼ全土を制圧、そして地球人を間引き肥料とし、そして短期間で植民者を送りこみ一気に植民地化を試みていた。
リオファルド人(ファルディアン)のそれ以外の植民地の様子や本星の様子はほぼ不明(本星の人間は後半に出たのみ)。容姿は敢えていえば要するにエルフ系のデザインにエイリアン要素を+した感じ、限りなく人間に近く、男女有りハゲもいる。
ソロサルム
最初の敵。地球の兵器では何をもってしても歯が立たない巨大ロボだが、エグザクソンに対抗できるようなものではない。
カスール
エグザクソンにはほぼ歯が立たず。
ダグノフ1
反物質を積んだエグザクソンに対抗できるロボット。これを建造する際に亜空間ゲート用の反物質を利用している。
ダムダム
対人用の小型メカ、球体型。
バルチャード
対人用の小型メカ、人型。
感想
兎に角多いのが情報戦、メカはデカイが拾い物で戦闘回数は少なめ、組織はわりかし小規模と言う環境下で、ひたすらメディア戦略、プロパガンダの応酬が印象に残る展開。
なんか序盤から後半にかけて少し雰囲気が変わりますが、7年連載と言うことで(1年1巻構成)、週刊誌だと30弱くらい出るペースなので納得ではあります。
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