2019年07月19日
バイクレストア第7弾 【8】HONDAシルクロード『スポーク組み付け』は規則性です。
退職して3年目も1ヶ月の3分の2が過ぎました。
なぜ、こんなに早く時間がすぎるのでしょうか。
7台目のレストア車両シルクロードの状況です。
なぜ、こんなに早く時間がすぎるのでしょうか。
7台目のレストア車両シルクロードの状況です。
前回の報告でスポークの組み付けに苦労した事を記載しました。
以降、読んでも分かりにくい内容とおもいます。
スポークで悩んでない方も、しばしお付き合いお願いします。
レストア第6弾のトランザルプのスポーク組み付けはそれほど苦労しませんでした。
何故かと言うとトランザルプのハブはスポークを差し込むと方向が一定に成りますので、角度で間違うことはありません。
では、
シルクロードの組み付けに入ります。
苦労したのは、規則性を見いだせずに写真と第六感的で組み付け始めた事に始まります。
明らかに分かっていたのは、スポークは2種類あり、ハブの内側から外へで出るのは首の曲がりが90度程度ですが、外から内に入るのは少し曲がりがゆるいです。
まず4つおきの法則です。
ハブに対して内から外に出したスポークは、ホイールの穴に対して4つおきに入リます。
写真の数字の赤がそれです。
外から内に入れたスポークも同じで、姿勢が同じスポークは4つおきです。
次は、反対側に6つの法則です。
同じく、写真の青の数字です。基準(赤0番)と姿勢の異なるスポークは、角度が逆で6つ目のホイールの穴に入ります。
これで、片側は組付けできます。
反対側は、ハブの穴が0.5ピッチずれています。
法則は表側と同じですが、半ピッチずれた穴を『内から外』にするか『外から内』にするかです。
やはり、分解前の写真は大切です。
写真をよく見て、組み付ければ無事終了です。
内側と外側、裏と表でスポークが干渉してホイールの定位置の穴に入らない場合もありますので、その時は干渉するスポークを外して、やり直します。
ホイールの穴は順番に右(表側)スポーク、左(裏側)スポークに成ります。
後は、振れを取って増し締めして完了です。
わかってしまえば、それほど苦労する作業ではありません。
シルクロードは前輪、後輪とも36本スポークです。車種によっては本数も規則性も異なると思います。分解前に規則性を見出す事をお勧めします。
また、スポークは全数をハブに入れてからホイールの穴に入れていかないと、スポークが入らなく成ります。
分解前の撮影は大事ですね。写真があればなんとか成ります。
スマホ、デジタル写真が無い時代は大変だったでしょう。
技術の進歩に感謝、感謝です。
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