事件そのものではなく、その後の対応の指示などについて、基本的に民主党政権時代にレールが敷かれたものである。
指示主導の掛け声の下。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130808-00000099-mai-sctch
<福島第1地下水>汚染前に放出検討 対策委で経産相が指示
毎日新聞 8月8日(木)21時30分配信
東京電力福島第1原発から放射性汚染水が海に流出している問題について、茂木敏充経済産業相は8日、政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大名誉教授)で、原子炉建屋などに流れ込んで汚染される前の地下水の海洋放出の検討を指示した。対策委は9月中をめどに対策を具体化する。
会議では、汚染源の除去▽汚染源に水を近づけない▽汚染水を漏らさない−−を今後の対策の3原則とすることを決定。その上で、緊急に実施すべき項目として、護岸付近の地中にあるトレンチ(配管などが通る地下トンネル)内に残る高濃度汚染水の除去▽「汚染エリア」とされた護岸の地盤改良工事▽汚染水減少のための地下水のくみ上げ−−などを挙げた。対策委は、水質の検査方法が適切かどうかなどを検討する。
今後1〜2年で実施する抜本策として、建設中の海側遮水壁の完成や、建屋周辺の地中の土を凍らせて壁で囲む凍土遮水壁を設置することを確認した。
政府の試算では、1〜4号機周辺に1日1000トンの地下水が流れている。400トンが原子炉建屋に流れ込み、残り600トンのうち、少なくとも300トンが地中に漏れた高濃度汚染水に触れて汚染され、海に流出している。
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