そもそも何が壊れているのかさえ把握できていないのが現状であろう。
さらに、線量が高いと作業さえもできない。
3年近くになってやっと水漏れが発見できたというのが復旧のペースである。
東電の社員のボーナスも払いながら、一体何をしてきたと説明できるのだろうか?
原子力規制委員会もよくもこのような状況で福島の現状についてコメントができたものだと思う。
とりあえずロボットで調査ができたということだ。
今、本当に必要なのは高放射線下でも修理などの作業のできる精密で堅牢なロボットの開発なのではないだろうか?
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131114/t10013066251000.html
福島第一の格納容器 比較的大きい損傷か
11月14日 19時9分
東京電力福島第一原子力発電所1号機の格納容器で、13日、初めて見つかった水漏れの映像が公開され、専門家は、流れている水の量から、格納容器の継ぎ目がずれるなど、比較的大きい損傷がある可能性があると指摘しています。
公開されたのは、13日、1号機の建屋の内部に入ったロボットのカメラで撮影された映像の一部です。
原子炉が入っている格納容器の下部を外側から撮影したところ、水漏れが2か所見つかりました。
このうち1か所は、格納容器の一部になっている、圧力抑制室と呼ばれるドーナツ状の設備の外側の面を水が流れています。
流れの幅は広く、建屋にたまっている水の水面が泡立っているように見えます。
もう1か所は、折れた配管の先から、蛇口をひねったときのような水が流れ出しています。
この配管は、格納容器表面の結露を集めるためのもので、通常、これほどの量の水が流れることはありません。
原子炉の設備や構造に詳しい専門家で、法政大学の宮野廣客員教授は、流れている水の量が多く、格納容器本体と圧力抑制室の継ぎ目などに、比較的大きい損傷がある可能性があると指摘しています。
格納容器本体と圧力抑制室の継ぎ目は溶接されておらず、組み合わせるような構造になっていて、この部分が、水素爆発などの影響でずれるなどしているおそれがあるということです。
1号機から3号機の格納容器で、実際の水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは初めてで、現場の放射線量は極めて高く、格納容器の損傷か所の特定や具体的な対策の検討が、今後の課題になります。
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