2015年11月20日
間違った布団干ししていませんか?布団干しの新常識とは
布団の定番お手入れの方法として布団干しがあります。しかし、あなたのやっている布団干しが間違えてるかもしれません。今日は布団干しの新常識を紹介します。
布団を干すのはなぜ?メリット、効果とは
布団を干す一番の目的は乾燥させるということです。外の太陽光によって布団の中の水分を蒸発させるというものです。
人間は毎日汗をかきます。寝ている時間もコップ1杯の汗をかくと言われています。そのコップ1杯の汗が布団に毎日吸い取られているのです。
布団の中に湿気がこもっているとカビ菌、雑菌、ダニの繫殖などにつながり、ニオイも出る原因となりとても不衛生です。
その原因となる湿気を蒸発させ、乾燥させることが一番の目的になります。布団が乾燥することで、雑菌やダニが発生しずらい環境になります。よってカビやダニ発生の予防になるということです。簡単にまとめると…
布団干しの目的は、布団を乾燥することが一番の目的である。
メリットは、乾燥で、カビ、ニオイ、ダニの繫殖を抑制できる環境ができる。
間違った布団干しの知識
布団を干すとダニが死滅するのは間違い
ダニは50℃以上の温度にならないと死ないと言われています。真夏に布団を天日干ししたとしても表面の温度は50℃以上にはなりません。
たとえ表面温度が50℃以上になったとしても、布団の中までは50℃以上になりません。ダニが布団の中に逃げ込んでしまったら意味がないのです。
布団を朝や夕方干すのは間違い
先ほど布団干しの一番の目的は乾燥させることとお話ししました。朝と夕方は気温も低く、湿気も多いために乾燥には向いていません。
布団干しで布団を叩くことは間違い
あなたは布団を干すとき叩いていませんか?たぶんほとんどの人がYESと答えるでしょう。私もその一人でした。
結論から言いますとそれは間違いです。では具体的に説明します。
布団を叩くとダニやホコリが布団から出ていくイメージがあります。しかし、残念なことにその効果は期待できません。叩いた時にホコリが出ているように見えますが、ほとんどのホコリが布団の中のちぎれた繊維(中綿)などが舞い出ているだけです。
つまり、布団を叩く行為は、布団の繊維(中綿)をちぎり、繊維を傷めていることにすぎません。布団の寿命も短くなるということです。次にダニを追い払うイメージがありますが、確かに表面のダニやホコリは叩くことで払うことができます。
しかし、綿の中に絡み合ったダニは叩いても追い払うことができません。それどころか、中にいるダニの死骸やフンが表面にどんどん出てくることになり、逆効果です。
ひどい場合には、ハウスダストアレルギーの原因にもつながります。特に押入れに長く眠っていた布団をたたく行為は厳禁です。
正しい布団干しの方法とは
では正直どうやって布団干しをしたらいいのかわかりませんね。具体的に紹介していきます。
布団を干す時間帯は日中に
布団を干す時間は日中(10時〜14時くらい)が一番効率的に布団が乾燥できます。
カバーやシーツをつけたまま干す
直射日光は日焼けや、生地を傷める原因となり、寿命を縮めます。カバーやシーツをつけたまま干しましょう。通気性の悪い(ビニールなど)カバーは外して、通気性のよいカバーをつけましょう。
1時間毎に裏返す
布団干しにおける、太陽光の殺菌は、長くても1時間くらいで終わります。1時間経過したら裏返して両面を干します。両面の殺菌と乾燥を促進させます。
干すときはコの字で干す
布団をコの字で干すことにより通気性を高めます。方法としては、×型の布団掛けを利用すると便利です。
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干し終わったら布団叩きで表面を軽く撫でるように横に滑らせ、付着したホコリを落とします。
実は布団叩きは叩くものではありません。撫でるものなんです。だったら布団叩きではなく、布団撫でに改名しなくちゃなりませんね(笑)。一番良い方法は掃除機で表面のホコリを吸い取るのが確実で早いです。
以上が正しく布団を干す方法になります。
布団干しは素材で違う
布団の素材で干し方、頻度がちがいます。
●綿素材
湿気を吸いやすい性質がありますので。天気の良い日に頻繁に干しましょう。
●羊毛素材
風通しの良い日陰に干します。1週間に1回が目安です。風通しの良い日陰が基本ですが、殺菌、乾燥させニオイをこもらせないためにも月1回は天日干しするとよいです。
●羽毛素材
×型の布団掛けに羽毛布団をかけて室内の窓側に置き、窓を開けて風通しを良くしておくだけで十分乾燥します。しかし、羊毛と同様に殺菌、ニオイをこもらせない為にも、2週間に一回は天日干ししましょう。
●ポリエステル
2週間に1回が目安です。
●真綿
日陰干しで2週間に1回が目安です。
一番キレイにする方法は丸洗い
上記はあくまでもダニやホコリを減らす、布団ケアの方法です。
あなたは洋服を着たら洗濯しますよね?外に干しただけの洋服をまた着たりしません。布団も同じことが言えます。
汚れやダニを落とすためには水に浸け洗うことです。これ以外方法はありません。もし、布団が汚れていたり、布団干しをしても体がかゆいなどの経験があるあなた。
または、まだ1回も洗ったことがないあなたには布団を丸洗いすることをおすすめします。今は宅配クリーニングがあり、手軽に洗えますので利用してみてはいかがでしょうか?
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医師が開発した布団クリーナー【レイコップ】RAYCOP RS2
もうこの名前を聞いて知らない人はほとんどいませんよね?布団クリーナーの定番アイテム、レイコップです。
レイコップはUVランプが搭載されており、天日干しと同じ紫外線で殺菌をします。さらに布団を叩きながら同時に吸い込むという1台3役のすぐれものです。
あれ?矛盾していますよね?先ほどの説明で布団叩きは良くないと言いました。このレイコップの機能である、布団叩きは布団干しの叩きとは違います。レイコップには振動するパッドがついており、布団に影響がない程度の振動で叩きます。さらに叩きだしたホコリやダニを同時に吸い込むことで除去効果を高めているという優れものです。
その有名なレイコップに、新機能が搭載されたモデルが登場しました。それが、レイコップアールエスツー(RAYCOP RS2)です。
具体的になにが違うのか気になりますよね。ズバリ、布団叩きのちから加減ができるようになったことです。
「ふとんケアコントロール」という機能を搭載し、布団の素材に合せて、叩く力加減をします。という機能です。
布団干しでお話しした通り、素材によってケアの仕方が違います。それをこのレイコップアールツーにも搭載したというわけです。全くあっぱれですね。
これ一台あれば、雨で布団が干せないときや、布団を干す時間がないときなどに便利です。
乾燥はできないので、もちろん天日干しも大切です。普段はレイコップで、乾燥させるときは天日干しという形で使い分けをするだけで、布団ケアはバッチリです。ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
簡単にまとめると正しい布団干しの方法とは
布団の汚れ、半年以上洗ったことがない、体がかゆい布団は一番に丸洗い
日頃のケアは布団クリーナー、乾燥するときは天日干しのWケア
ということになります。いかがでしたか?少しは長くなりましたが、布団のケアはハウスダスト対策にもなります。
興味のある人は下の関連記事にもお話していますのでぜひ、覗いてみてくださいね。最後までよんでいただきありがとうございます。
≫ハウスダスト対策は掃除で解決しよう(ハウスダストの掃除方法)≪
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タグ:布団干し
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