2015年11月29日
あきらめないで!大切な衣類に灯油がついたらどうするの?洗濯方法は?
寒い時期が来ると必要になるのが、ヒーターやストーブなどです。その暖房機器に欠かせないのは、灯油ですね。
エアコンなどの電気暖房もありますけど、まだ主流は灯油のようです。灯油を入れるときによくあることなんですが、灯油を入れてる最中に服についてしまうケースがおおいです。
服に付くと臭いが臭いし、火がつく心配もあるかもしれません。そこで灯油が衣類についた場合の対処方法を紹介します。
陰干しをして乾燥させる
灯油は、ガソリンほどではないのですが、水よりも低い温度で蒸発します。これを揮発性が高いというのですが、灯油が衣類についたら慌てずに陰干ししてください。
灯油が蒸発するときに臭いも消えていきます。
肌についた場合はすぐ洗剤をつけて洗ってください。そのままにしておくと肌がヒリヒリして赤く腫れます。
陰干ししたあと臭いがある場合は
もし臭いが残っていたら、もう一度陰干しをします。それでも臭いが残っている場合は、食器用洗剤が活躍します。
灯油が付いた部分に直接、食器用洗剤を染み込ませます。しばらくつけおきをしたら、バケツなどに、ぬるま湯を入れ衣類をもみ洗いします。
臭いが取れれば、普通に洗濯しても大丈夫です。念のため洗濯機で洗うときは、他の衣類にニオイ移りする可能性がありますので、単体で洗ったほうがよさそうです。
中には、作業着用の洗濯洗剤も売っています。通常の洗濯洗剤よりも、油汚れに特化した洗剤ですので、そちらをためしてみてもいいと思います。
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洗ったのに臭いが取れない、シミができた場合は
洗っても臭いが取れない場合は、洗う、干して乾燥させるという工程を何回か繰り返してください。少しずつ臭いが取れてくるはずです。
それでも臭いが取れない場合や、シミになった場合は迷わずにクリーニングに出すことをおすすめします。ここで大切なのは、「灯油が服についた」と必ず言って下さい。
クリーニング店は洗濯のプロですので、適切な方法をおすすめしてくれると思います。恐らくドライクリーニングがおすすめだと思います。
ドライクリーニングとは
ドライクリーニングとは、水で洗うと縮んだり、型くずれを起こす衣類を水の代わりに有機溶剤で洗う方法をドライクリーニングと言います。有機溶剤とは簡単に言うと、ガソリンや灯油のような液体などを有機溶剤と呼びます。
実際に灯油で洗うわけではありませんが、灯油と似たような成分の溶剤であらいます。ガスコンロなどの油汚れを落とすときに、油で落とすと汚れが落ちると聞いたことはありませんか?
あれは、油は油と馴染みやすい性質を利用したものです。ドライクリーニングでも同じ系統の溶剤で洗うことで、灯油シミを落としやすくしたものだと思います。
手についた灯油の臭いを落とすには?
手についた灯油の臭いを落とす方法を紹介します。サラダ油を少量てにつけ洗うと臭いが落ちます。これは、油と油が馴染みやすい性質を利用したもので先ほど説明したドライクリーニングと同じ原理になります。
さいごに
もし、どうしていいかわからない場合は、食器用洗剤を使ってもみ洗いしたあとに、クリーニング店に出すことが早いかもしれません。
また、灯油を扱うときは、いつ捨ててもいいような服装で取り扱うことも大事です。ただし、灯油がついたままで捨てるのは火災になる可能性が高いですので、絶対にしないでくださいね。
せっかく、気に入って、買った服を捨てるのはもったいないです。ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょうか?この記事がお役にたてれば幸いです。
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タグ:灯油が服に付いたら
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