昨日の落雷で職場の電気系統が一部イカれていました。
さて本編ですが、前日は盛岡市内に到着したのは夜だったので観光はできず、翌朝周りました。
朝一向かったのが「盛岡城跡公園」。その名のとおり天守閣などは明治初期に取り壊され今では石垣と公園に囲まれた土地になっています。
この写真は天守閣跡付近。秋に行ったので紅葉が非常に綺麗でした。
下っていくと赤い橋が見えてきますが、その時ここでカメラがたくさん入っていて何かの撮影をしておりました。
そして公園の一角に「もりおか歴史文化館」という資料館が見えてきます。早速中に入って見ると、盛岡城の歴史が展示されており、盛岡城はもともと東北の平定のため当時の領主南部氏が豊臣秀吉に許可をもらって築城したところだそうで、建築当時は北上川と中津川に挟まれる立地のためたびたび洪水で流された城だったとのことです。実際川に行ってみるとわかるのですが結構川幅も広く流れも速いです。
ここでおもしろい出会いがありこの館の学芸員の方が私一人につきっきりで1時間半近く盛岡の歴史以外でも色々教えてくれました。東京の若い人が一人で資料館に入ってきたのが珍しかったようです(汗)。
特に面白かったのが昔の印鑑というのは指を切って血の指紋を残すいわゆる「血判」が主流でしたが、指を押す以外にも血を垂らすだけで書類の効力を発揮させることもできるのだとか。また切る指も主に薬指と大体決まっていて他の指より副交感神経が通っているため血が止まりやすいのだそうです。
他にも古文書の素材や古文書の重要度を知る目安。城の作りを見てどれだけ石高がある城主だったか見分ける方法。ちなみに盛岡城は天守閣があったときは見せかけで盛りに盛っていたとのことです。参勤交代の裏話など普通に歴史の勉強をしていただけでは知らないようなことも教えていただきました。地元の歴史以外にも生の知識を得られるのは醍醐味かもしれませんね。
そして場所を移動し、南下して花巻に出てからローカル線の釜石線に乗ってさらに田舎のほうに行きました。
宮守駅で下車。最初駅舎とは思えないほど小さい建物で驚きました。もちろん無人駅です。
目当てはここ!!「めがね橋」
宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」のモチーフになっていますね。小説の舞台にも一度来てみたいと思い選びました。実は同じタイミングで遠野市が若者向けに街コンをやっていたらしく、駅にポスターも貼ってありカップルをよくみかけました。知らなかったとはいえタイミングが悪いですね・・・
そして私はプチパニックを起こすことに・・・
帰りにまた釜石線に乗ったのですが、先ほども言ったように宮守駅は無人駅どころか切符を買う券売機も無い。運動不足だったので花巻駅より1駅前で下車して歩いたのですが当然そこも無人駅。電車内で運賃箱があったのですがカバーがかぶせてあって料金が払えなかった・・・
つまり無賃乗車
ここだけでなく地方には無人駅どころか券売機も無い。電車内で車掌が回ることも無い料金の支払い方法が全くわからないなんてことはよくありました。
モヤモヤ感残る中盛岡市内に戻ってきてもう一泊。その日の夜は「もりおかじゃじゃ麺 HOT JaJa」でじゃじゃ麺を注文。盛岡のB級グルメできしめん(平麺)に肉味噌を載せてきゅうりとネギがトッピングされ、自分でおろしショウガやニンニクを乗せて食べるというもので、結構食べごたえありました。麺だけ食べた後チータンタンといって、麺のゆで汁と溶き卵を入れて飲むというシメも用意されています。
色々盛りだくさんになりましたが良い旅になったと思います。ではまた次回・・・
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