巨大な太陽フレアが「グレートリセット計画をリセットする日」
(グレート・リセット)
[社会・経済]
『お勧め記事』
In Deepさんのサイトより
https://indeep.jp/the-day-when-exetreme-mega-solar-flare-resets-the-wef-great-reset/
》》外部サイト《《
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/2161564.html
》》外部サイト《《
奥の院はフレア後の世界を見越してコロナ騒動を起こして、閉じこもり生活をさせていたりして!?
そうなっても食べることはしていかないといけないので、必要最小限の食料は自力で作るしかないです。
前
CMEとは何ですか?私たちが知っているように、それは生命を破壊しますか?
https://www.shtfdad.com/what-is-a-cme/
◆世界経済フォーラムの「グレートリセット」とは
「太陽活動とグレートリセット」の関係性について
この「グレートリセット」という言葉そのものは、世界経済フォーラムという世界情勢の改善に取り組むことを目的としているとされる国際機関が提唱した言葉で、実際のところが怪しいとか怪しくないとかは別として、世界経済フォーラムは正式な国際非営利財団であり、その組織が「それをやる」と言っているのですから、それをやるのだと思います。
これは陰謀論的な意味で伝えられることもありますが、世界経済フォーラムのウェブサイトにも「グレートリセット」というページが正式にあり、冒頭には以下のように書かれています。
◆世界経済フォーラム「THE GREAT RESET」ページより
新型コロナウイルス感染拡大の危機による直接的な影響を乗り越えるため、世界中のステークホルダーの連携が求められています。世界の状況を改善するため、世界経済フォーラムは「グレート・リセット」イニシアティブを始動します。 (WEF)
世界経済フォーラムは、ダボス会議と呼ばれる年次総会をスイスのダボスで行いますが、来年のテーマが「グレートリセット」であることが発表されています。
それで、最近、世界経済フォーラムは、最新のリリースを発表しました。
タイトルは、
「仕事のアジェンダの未来をリセットする:コロナ後の世界における遮断と刷新」
(Resetting the Future of Work Agenda : Disruption and Renewal in a Post-COVID World)
というものです。
これは 31ページからなるかなり長いものですが、どなたでもご覧になれるものです。
下がその表紙です。
http://www3.weforum.org/docs/WEF_NES_Resetting_FOW_Agenda_2020.pdf
この内容はかなり膨大で、途方にくれていましたら、カナダのグローバルリサーチがこの内容にふれていまして、今から 2030年までに、特に「人々の仕事」について、次のような「リセット」つまり、消えるものは消えて、刷新するものは刷新するというプランのようです。
ここではその一部をご紹介します。
◆世界経済フォーラムが発行した「コロナ後の世界」の刷新についてのリリースの概要◆
・デジタル化された作業プロセスの加速。すべての作業プロセスの84%がデジタル、または仮想/ビデオ会議となる。
・約83%の人がリモートで作業するようになることを計画されている。「絶対的な社会的距離」と「人と人との接触の分離」を行う。
・すべてのタスクの約50%が自動化される予定。仕事を行う人の数の徹底的削減。
・新しいスキルのトレーニングの42%がデジタル化される。すべてコンピュータ、人工知能(AI)、アルゴリズムで行われる。
・進行中の組織変革(リストラなど)を加速する。現在の組織設定の34%が「再構築」される予定。新しい一連の組織フレームワーク、デジタル用のスペースが確保される。(globalresearch.ca)
などで、つまり、これまで「人」が行ってきたさまざまな仕事やスキルの大部分をデジタル化し、コンピュータや AI がおこなうようになる世界だということです。
あるいは「人と人とが接触しない社会」を作り出すということのようです。
まあ、このあたり、個人的にはややうんざりする話ではありますが、今回はそれはいいのです。本当にこのような「全世界デジタル化」を世界的に推進していく中で、
「起きては困ることは何か」
というのは、まあ、いくつもあるでしょうけれど、その中の最大の事象が、
「近代文明史上で最大級の太陽フレアが地球を直撃し、社会機能がブラックアウトする」
ことだろうな、と思ったのです。
なぜ、こんなことを思ったのかといいますと、先日、以下の記事でもふれましたけれど、「太陽活動が予測とは真逆の《早い段階から異常な活発化を見せている》」ことを垣間見ていることによります。あるいは、今後の太陽活動は歴代でも非常に強いものとなるという研究論文が発表されていたことも理由ではあります。
◆太陽活動が異様に早い段階で活溌化していることに疑問を感じ、調べると、米国の政府系研究所が「太陽活動周期サイクル25は近年最大のものとなる可能性がある」と発表していたことを知る
投稿日:2020年11月28日
そもそも、「超巨大な太陽フレアの何がこわいのか?」ということについて、最近の In Deep では、あまりふれることがなかったですが、5年くらい前までは主要なテーマでもありました。それを少し振り返ります。
ひとことで言えば、「何もかも破壊して、地球を古代に戻す」のです。
特に「電気通信インフラ」を。
◆太陽フレアとコロナ質量放出
実はこの「太陽フレアによる文明社会の完全破壊への脅威」は、アメリカでは以前から政府レベルで検討され続けていることで、私がブログを書き始めてから、少なくとも、3回、太陽フレアの脅威に関する書類に、アメリカ大統領が署名しているか、あるいは大統領令を出しています。
それぞれ以下の記事でふれています。
・米国ホワイトハウスが巨大なフレアやCMEでの太陽嵐の「地球への直撃」に備えての行動計画を全省庁と国家機関と協調して開始 (In Deep 2015/11/11)
・発令された「太陽からの攻撃への準備をせよ」とのアメリカ大統領令 : 太陽活動の弱い中でのこの事案に見る今の時代 (In Deep 2016/10/20)
このふたつの記事は、オバマ大統領時代のものですが、トランプ大統領時にも、国家宇宙天気戦略がホワイトハウスから発表されており、大統領は EMP (太陽フレアによって発生する電磁パルス)への国家戦略に関する大統領令にも署名しています。
その時の内容は NOAA (アメリカ海洋大気庁)でニュースとして報告されていました。その概要は以下のようなものです。
◆アメリカ国家宇宙天気戦略と行動計画が発表されました
NATIONAL SPACE WEATHER STRATEGY AND ACTION PLAN RELEASED
NOAA 2019/04/05
米ホワイトハウスが、国家宇宙天気戦略と行動計画を発表しました。この発表は、2019年3月26日、アラバマ州ハンツビルで開催された国家宇宙会議で、ホワイトハウス科学技術政策局のケルビン.K.ドローゲマイヤー氏によって行われました。
この戦略と行動計画は、太陽嵐やフレアなどの宇宙天気事象に対する国家の準備を改善することを目的としています。この計画は、次の 3つの主な目的をサポートしています。
1)重要インフラと国家安全保障資産の保護を強化する。
2)宇宙天気予報の正確さと適時性を改善する。
3)宇宙天気事象に対応して回復するための手順を確立する。
さらに、国家宇宙天気戦略と行動計画の発表からわずか 2時間後、トランプ大統領は、「電磁パルスに対する国家のレジリエンスの調整に関する大統領令」に署名しました。
電磁パルス(EMP)は、人工または自然として定義されます。自然の EMP は、「太陽フレアとの相互作用から生じる」地磁気嵐です。
なお、この文書では、「電磁パルス(EMP)は、人工または自然として定義されます。」とあり、わかりにくいですが、一般的には次のふたつです。
・自然発生の EMP → 太陽嵐や太陽フレアによるもの
・人工発生の EMP → 核攻撃
以前から、このようにアメリカで繰り返し行われている「太陽フレアの脅威」に対しての国家行動計画や大統領令の署名について不思議だったのは、この過去 10年間、太陽活動は「過去 200年間で最も弱く」、アメリカの科学界でも、今後の予測として「活動は弱いままだろう」とされていたわけでして、「まさか、社会を根本から毀損するほどの巨大な太陽フレアは起こることはないだろう」と私などは思っていました。
そんな状況下で、そのような大統領令が次々と出されているということは奇妙でしたが、しかし今になって、つまり、
「実際に太陽活動が異常に早い段階で活発化している」
という状況を見まして、実に必要な行動計画だったのだなと再認識します。
現在の太陽ですが、先日 11日29日には、ついに「Xフレア級」の可能性がある太陽フレアが発生していまして、以下の記事に書きましたけれど、一時、最大の黒点数が 80を上回るなど、今の時期としては考えられないような活発化を見せています。
太陽の裏側で過去3年で最大のフレアが観測される。Xクラスだった可能性も
地球の記録 2020年11月30日
このフレアは、太陽の裏側で爆発したものでしたので、地球に特別な影響はなかったものの、それでも広範囲で短波ラジオ等が一斉にシャットダウンしました。
11月29日の太陽フレア
NASA
太陽活動というのは、おおむね 11年前後で繰り返しているもので、その中間期に「最大期(極大期)」になるのが普通です。今でしたら、あと 5年か 6年後あたりに、太陽活動は、そのひとつのサイクルの中で最大となっていきます。
つまり、今年始まったばかりの新しい太陽活動周期であるサイクル25が、このような活発な黒点活動を開始するとすれば、「普通ならあと 4、5年後」のはずです。
新しいサイクルが始まってすぐに黒点数が 80を越えてきたり、X級に達するような太陽フレアが発生したりするということは、考え方としては以下のふたつしかありません。
☆彡[考え方1] 今だけ少し異常になっていて、そのうち通常の活動状況に戻る。
☆彡[考え方2] この調子で通常より異常に早いペースと規模で活動が極大化する。
もし[考え方2]のほうであれば、少なくとも、あと5年後前後くらいにやってくる「サイクル25の活動極大期」には「エライことになる可能性」があるのかもしれないのです。
「巨大な太陽フレアの何がそんなに恐いのか」という点に関しては、例えば近代社会で経験していないような巨大な太陽フレアの直撃を受けた場合、以下は 2015年11月の米ビジネスインサイダーの記事からの部分的な抜粋ですが、このようなことになる可能性が、それなりにあるのです。
◆ホワイトハウスは、私たちの生活を暗黒時代に戻してしまう可能性を持つ巨大な太陽嵐のための準備を始めた
電気と電子機器に囲まれた現代の私たちの生活にとって、太陽は手強い存在だが、ホワイトハウスはそれに対しての保護準備の行動を始めた。ホワイトハウスの国家科学技術委員会は、極端な宇宙天気事象への準備のための戦略的計画を発表した。
太陽活動による極端な宇宙天気が発生した場合、人工衛星、宇宙船、および地上の重要な通信システム等が破壊される可能性がある。
太陽は、毎秒、時速百数十万キロメートルの速度で、帯電した素粒子を空間に噴出している(太陽風)。一般的に、太陽風は、地球の磁場を通過する力を持っていない。
しかし時に、太陽は超強力な太陽風を地球に投げかけることがある。その場合、太陽からの噴出は私たちの地球の防御壁である磁場を貫通できる可能性がある。
もし、そうなった場合、私たちの電力システムを含めて、「たった数時間のうち」に、私たちの生活は暗黒時代に逆戻りしてしまうだろう。
カナダは 1989年に、これによる「ミニ暗黒時代」を経験した。この年、強力な太陽フレアによる CME (コロナ質量放出)がケベック州を直撃し、ハイドロ・ケベック電力社の送電システムの崩壊を引き起こしたのだ。太陽風の威力が、この時よりも激しいものだった場合は、ケベックの時より、さらに激しく「電力システムが一掃」される可能性もある。
現代社会では、そのような終末的な出来事は起きてはいないが、専門家たちは、2008年に、そのような「怪物レベルの太陽放射」が起きた場合のアメリカの被害額は、2兆ドル( 240兆円)を超えると想定した。これは、歴史の中で実際に起きた最も大きな単一の自然災害の 10倍以上の被害額だ。
そして、 NASA は、次の 10年以内にそのような打撃を地球が受ける可能性は 12%あると試算している。 (BUSINESS INSIDER)
カナダ・ケベック州を 1989年に直撃したものよりさらに大きな太陽フレアが地球を直撃した場合、以下のようなことが起こることが想定されます。
◆超巨大な太陽嵐が地球を直撃した際に想定されること
・電力送電網の破壊による完全な停電
・通信(電話、携帯、インターネット)の崩壊
・放送網(テレビ、ラジオ)の崩壊
・飛行機の墜落
・コンピュータに依存するシステム(軍事、銀行、政治、医療、水道やガスなどのインフラ)の停止
・移動手段(車、電車等)の停止
・物流、食料供給の停止
通常の自然災害と異なるのは、
「社会の表面上の見た目は何も変わっていないのに、電子インフラはすべて崩壊している」
ということです。
たとえば、縄文時代や江戸時代に巨大な太陽フレアが地球を直撃していても、その頃は電気に依存した生活をしていませんので、「直撃されたことさえわからない」わけですけれど、今の社会は「完全に電気に依存」しています。
それらがすべて止まり、そして、やはり通常と異なることは、規模と被害範囲にもよりますけれど、
「復旧に果てしなく長い時間がかかる」
のです。
地域的な停電やインフラの停止ということではなく、たとえば日本の範囲が直撃を受けたのなら、すべての発電所とその送電グリッドの機能が崩壊するわけですから、「1から電気網を作り直す」という状態に近いことになり得る可能性さえあります。
まあ・・・・・太陽フレアの脅威について振り返るのはこのあたりまでで十分だと思います。
そして、ここで先ほどの「世界経済フォーラムのグレートリセット」の内容を思い出すのです。
そこには、おそらく、
「電気がない状態で実行できるタスクはひとつもない」
はずです。
グレートリセットは「完全に電気に依存した文明政策」です。
国家や軍レベルでしたら、すでに対策をしていて、「非常時に起動できる電気通信インフラ」を持っている場合もあるでしょうが、グレートリセットは「世界中の人々がデジタルに支配される」ことを推進しようとしているわけですから、個人規模の電子機器や通信がすべて途絶した場合は、いくら中央での電気通信インフラだけが守られたとしても、「世界は機能しない」ことになります。何年間も。
アメリカの場合で、政府が想定している「超巨大フレアの直撃」による被害総定額は「 240兆円」とされていますが、このような経済力をすべての国が持っているわけではありません。いや、ほとんどの国で持ち得ないです。
・・・さて(苦笑)。
とてもイヤな選択となりますが、仮に、いつか「 NASA が12%の可能性がある」と想定している、そのような巨大なフレアの直撃に地球が遭遇した場合、そして、世界経済フォーラムの「グレートリセット」が進行しているとした場合、以下のふたつのことが発生します。
・私たちの文明が一掃され、一時的にせよ、近代以前の文明に戻る。
・グレートリセット計画が「太陽フレアでリセット」される。
完全デジタル社会、あるいは、トランスヒューマン的社会の原動力はすべて電気であり、しかも電気は今でも古典的な生産方法しか提示されていません。
巨大な太陽フレア、そして、グレートリセット。どちらも厄介なものではありますけれど、このふたつは「同居できない」ものであり、そして「本当のリセット」を地球にもたらすのはどちらなのか。
世界エリートによる人間の生活のリセットなのか。
それとも、太陽のメカニズムによる強制的な地球のリセットなのか。
どちらになるでしょうね。
どちらでもない可能性もありますけれど。
ただ、いずれにしましても、現在の太陽の活動の調子が徐々にではあっても、拡大していくのであれば、2025年頃からの地球は、常に太陽によるリセットの可能性に曝され続けることになるはずです。
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