衆人から蔑まれ、虐げられたときこそ真の英雄か否かが分かる
(ペリー日本遠征記(ホークス著」より)
順調な人生を送り続けることで英雄になったものはいない。
逆に英雄とは目的を達することが出来なければ
悪党や盗人とみなされるものである。
そんなときにこそ
本当の英雄なのか、どうかが問われる。
すすり泣けばあほうに見られる。
笑っていればならず者と変わらない。
沈黙のみである。
吉田松陰からみて英雄とは孤独な存在であって
上手くいっていないときにどう向き合うのか、という点で
沈黙のみである、という心象風景で例えているところが
とても印象的な一節です。
組織やチームをまとめるような立場にある人であるほど
とくに最初の種まきの段階では
結果が伴っていないときには
周囲からの理解も得られ辛いところがあります。
場合によっては
バカにされてしまうこともあるかもしれません。
そんなときにこそ
沈黙のみである、という心象風景にもあるように
外部からの雑念に振り回されるのではなく
ただ、自分の信じるところに目線を向け続けていくこと。
結果が伴ってくるまでは
黙ってひたすらに想いを温め続けること。
想いを開花させていく為にも
やるべきことを淡々とやることが大切だと
時間と空間を越えて
松陰に諭されているようにも感じさせられます。
成功者と聞くと華やかなイメージしか浮かばないものですが
「ローマは1日にしてならず」のことわざにもあるように
一瞬の成功のために
目に見えないところで寡黙な積み上げがあってのもの。
上手くいっていない時にこそ
こうした松陰の姿勢から学ぶものがあるのではないでしょうか。
新品価格 |
成功はメンタルが9割 最速で夢を叶えるマインドデザイン実践術: 心が変われば未来が変わる 新品価格 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image