この文体は○○さんの特徴が出ている、といった
個性を感じられるところが出てきます。
お気に入りの著者の本をたくさん深く読み込んでいくなかで
その人となりが見えてくる感覚といっても良いかもしれません。
言葉に触れるということは
著者のリズムに触れていると言えるところもあると思っています。
小林秀雄さんの「読書について」の中では
その人の名作だけではなく全集を読んだほうがいい。
駄作を含めて読むことで、いちばん手っ取り早く
確実に「文は人なり」ということが分かる、と紹介されています。
特定の人の思想に深く入り込んでいくことで
1人の著者からみた視点を手にすることで
認識のパターンを作りあげていくことが
結果的に情報を取り込むスピードや理解力を高めることにも繋がります!
良書と呼ばれる本とたくさん触れるためにも
それまでに多くの書と出会い
自分の未来にとって何が必要なのか、と
認識のフィルタリングを持たせていくことも大切になるところです。
物の見方の視座を手にするためには
読書が最高かつ最短の方法であると思っています。
書と向き合う時にも
その裏側に作者がいることを意識しながら
味わいながら読み込む精読が
思考を洗練させていくための
読書の向き合い方とも言えるのではないでしょうか。
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