「無知を恐れるのではなく、偽りの知識を恐れよ」というものがあります。
どんなことでも知識が増えて専門性が高まってくることで
自分に対する驕りとなるところが生まれてくることも少なくありません。
何でも知っていると思い込むことから
そうした存在が全知全能の神とも言われるように
自分はその分野の知識を持ち合わせているという
感覚に入り込んでしまうことで
自分の持つ知識を絶対化していることもあります。
たくさん知識が増えてきたからといっても
自分には知らない世界があって
そのごく一部の知識を
自分は持ち合わせているだけ、という謙虚さがあってこそ
適切な知識の運用も出来るものだと思っています。
自分の思考パターンが絶対的なものになると
それ以外のパターンの認識を
上げるということが出来なくなります。
日進月歩で変わる世界においては
これまで正しいと思われていたことが間違っていたり
最新の情報もつねにアップデートされていることもあります。
井の中の蛙や蛸壺化とも言われるように
自分のものの見方に対する世界観も
柔軟に切り替えることが出来るからこそ
環境の変化にも適用できるように
知識もアップデートできるものだと思っています。
生きていく上で知らないことで損をしていることは
たくさん出てくることになります。
それ以上に人生において損をするのは
偽りと言われるジャンク知識に取り囲まれて
適切な判断が出来なくなることにもあると感じています。
社会情勢が不安定なときほど
自分を内省的な視点で定期的に見つめ直すことの
重要性を感じさせるものがあります。
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