誤解を生んでしまう要因には
お互いが見ている視点のズレからくるものがほとんどです。
ここでもキーワードとなるのが
抽象度という視点で、自分と相手にとって
それぞれがどの立ち位置で物事を認識しているのか、によって
お互いの理解に差が生まれてきてしまうところに注目です。
会社の中でも同じ情報が入ってきても
課長目線での見方と担当目線での見方では
その解釈にも違いが生まれてくることがあるのも
そうした抽象度の視点の違いによって出てくるものともいえます。
チームの中で最適な解決策を求めるのが課長目線であれば
チームの歯車の中で最適解を出そうとするのが担当目線ということになります。
そこで、担当が点という仕事で最適解を求めるのに対して
課長は線という視点で最適解を求めているので
担当の判断で点で良いと思っていることが
別の点と結びつけれることを考えたときに
認識の違いが生まれることにもなります。
お互いにとっての立場が変われば
そこで認識していることの重要性が変わります。
相手の立場に立つためには
そうした相手の心象風景を自分の立場を
いったん脇に置くことで、見つめ直すことが大切になってきます。
自分の役割によって全てが動いていると思うことで
自分という点が中心に動いているという誤解を生み出すことになります。
逆に自分という点があることによって
周囲の点も連動して動いていると見ることが出来れば
自分という存在のありかたを見つめ直すことにも繋がります。
コミュニケーションの誤解は
そうした自分という点が固定されているところから
始まっていることが多かったりします。
そこで良い意味で
自分中心という視点を外してみることから
相手のことが見えてくることも多いのではないでしょうか。
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