裏を返せば、不機嫌でいるからこそ、ポジティブになれない、とも取ることが出来ます。
斎藤孝さんの｢不機嫌は罪である｣というタイトルの書籍にもあるように
不機嫌にならないように意識して心の内面を見つめ直す習慣が大切なのだと感じられるところもあります。
幸せだから笑うのか、笑うから幸せになれるのか。
そこで哲学者のアランは、後者でありたいと述べられています。
１日に起きた出来事の中でも、良いことよりも嫌なことが多かった、と感じられているときには、不機嫌な気分のせいで損をしている可能性もあります。
上手くいかない時にこそ、そこで気持ちを引きずらないで、どのように気持ちを奮い立たせていくことが出来るのか、が
あなたの運勢の流れを変えていくことにも繋がります。
どんな人でも気持ちが落ち込んでいるときには、前向きなことを考えようとしても、そこで解決策も見えてこないものですよね。
悲観的な気持ちになりそうなときにこそ、楽観的でいる人のほうが、その状況の中でもプラスになり得ることに気がつく可能性があります。
自分の全てを否定されたわけではなくても、自分のことを否定的に受け止めてしまうのも、ネガティブな感情から来ていることも多いです。
自分のどこに問題があって、それを解決すれば、今よりも一歩、前に進むことが出来る機会だからこそ、丁寧に状況も観察してみたいところです。
そこで、自分の持つ思い込みから、欲望、嫉妬といった感情を、心の中で走らせてしまっていないだろうか？と見つめ直していきます。
大きなネガティブな気持ちにさせている要因をかみ砕いていくなかで、問題になっているところ、問題だと思い込んでいるところを切り分けていきます。
自分が何に囚われて、イライラしているのだろうか、といったん冷静になれることも、感情の暴走の歯止めになります。
小さな苛立ちやイライラの要素の１つ１つは小さなものであったとしても、その積み重ねが別の感情を生み出していることもあります。
イライラやストレスといった要因を突き止めることが出来たなら、そんな心の中にへばりついている感情が上機嫌でいようとする心にブロックをかけているところもあります。
自分の中で、問題をきっちりと切り分けていくことから、心の雑草を取り除くことを意識して不要なトラブルを避けることにも繋げていきたいものです。
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