小さな街の整備士日記

ども・・・クロネコです！
開花宣言ありましたが　うちの近くの桜はまだまだ　つぼみです・・・


今回は　スズキ　セルボ
車検でお預かりした車です！
「ハンドルを左右に切ると　たまにゴクっと異音がするんだよね・・・」
ハンドルにまで振動がくるそうで・・・

早速　リフトアップ！
ハンドルに振動がくるならば　ステアリングにガタがあるのかな・・・と思い
点検してみるも　ガタなし
オイル漏れもなし

ならば次にハブにガタがあるのかな・・・と思い
タイヤをガブリます・・・
（ガブリって方言じゃないですよね・・・（笑））

そーすると　左右にガタがありました！


ロアボールジョイントにガタがありました・・・




ですが　ジョイントのみの部品設定がなく
ロアアームごとの交換に・・・

スズキさん・・・作っとけよ！


外してみると　ボルトにもガタの爪あとが・・・




まあ　良くブーツは切れて　ブーツを交換する事は
多々あるのですが　アームの交換はそうそうしないですね・・・





交換後　試運転してみたところ
異音もなく　静かになりました

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ショック系の異音は　特に難しいですね・・・
マウント・サス・ショック・ブッシュ　色々考えられます・・・

交換するにしても　ポイポイ簡単にはいきませんしね・・・


動画も撮ったんで　良かったら見てみてください！

どうも・・・クロネコです・・・

今回は　ミツビシ　ミニキャブ　のクラッチ交換です

調子の良い時と　悪い時が　ある
クラッチが切れたり　切れなかったり・・・

配送業をされていて　３年で１０万キロ走行・・・
クラッチがすべっている感じはなさそうなんですが
スラストベアリングの動きが悪いのかな・・・

まあ　軽自動車・・・それも2WDのクラッチ交換なんで
チャッチャと下ります




プロペ　セル　ワイヤー　外せば・・・
ハイエースあたりと比べてると　軽い軽い・・・




やはり　クラッチディスクはまだOKでした・・・
カバーも問題ないみたい・・・




やはり　スラストベアリングの動きが悪かったみたいですね・・・
ジャラジャラ音がするし　シャフトに汚れがついてました・・・





おまけに　パイロットベアリングもダメでした・・・
こっちは　ゴリゴリといった感じでした・・・

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組み上げて　試運転してみると・・・
クラッチってこんなに軽かったっけ？って思うくらいでした（笑）

最近はオートマばっかりになってしまって
クラッチ交換もめっきりへりましたね・・・

どうも・・・クロネコです！
最近　スズメが工場に出入りしてまして・・・
チュンチュン　うるさくて　かないません・・・


今回は　トヨタ　クラウンのセルモーターを交換します！
買い物に行かれた先で車のエンジンがかからない　とTEL

バッテリーかと思いきやセルモーターのマグネットスイッチでした・・・

ハンマーのおしりで　セルモーターをコツコツ叩くと
エンジン始動！　そのまま工場に入庫となりました・・・


新品のセルモーターのお値段　なんと　６１８００円！
もちろん　リビルトで交換します！（笑）

リフトで上げて　セルモーターを確認すると
取り付けボルトが狭いところにあり　手が入りません・・・

おそらく　トヨタもSSTかなんかを使うと思うのですが
うちは　ジョイントを連結　連結させて　この位置から緩めます




なめたら終わりなんで　慎重に・・・

んで　外したセルモーターとリビルトを比べてみます




ギヤの欠けなどなかったのですが　年式的にも
限界だったんでしょう・・・

ちなみに　バッテリーを新品に交換してもセルの回りが弱いと感じる時は
セルモーターがそろそろヤバイかもしれません・・・





組み付けて　完了です




まあ　定期的交換部品ではないので　交換時期ってのが
難しいんですよね・・・

ちゃんと　説明しないと　誤解を招いてしまう部品のひとつですね・・・

どうも・・・クロネコです
早く　春にならないかなー・・・と思いながら
仕事やってます（笑）

車検での合否判定のなかに「保安基準」というものがあります

タイヤがはみ出していないか・・・とか
車幅・全長に適合しているか・・・とか
変なもの付けていないか・・・とか
レンズは割れていないか・・・とか

まあ　色々あるんですが
今回はその中でも　「電球」です

まあ　もちろん　ヘッドライトにしても　ブレーキランプにしても
電球があれば　点かないと車検には合格できません

しかし　今回は電球は切れていないけど　車検には不合格　というものを
紹介しようと思います

まあ　実際「不合格」でしたけど・・・（笑）




はい　まずはこちら・・・
フラッシャーですね　（ターンシグナル）

余談ではありますが　このフラッシャーの点滅回数も
１分間で何回から何回までと決まっています　（回数は忘れました・・・）

みなさんは　このフラッシャーの色どう見えますか？
まあ　保安基準では　黄色でなければいけません（特例はありますが・・・）

まあ　黄色っちゃあ　黄色かな・・・
と思った方もいれば・・・

黄色やろ！・・・と思った方もいれば

ちょっと白っぽいよね・・・と思った方もおられると思います・・・


今回の検査官は「白っぽいよね・・・」という理由で不合格でした・・・


んで　球を交換した後がこちら



違いがちょっと写真なんで分かりずらいかもしれませんが
さっきよりも　黄色くなりましたねー・・・

一般的にはレンズ自体が黄色く　球はクリアなんですが
レンズがクリアの場合は球に色をつてなければいけません

交換した球がこちら



色がはがれてクリアの部分が出てきてしまっています・・・








色の判断は検査官しだいではありますが
検査官も人間ですので　判断も違ってくる場合もあります！


まあ　ですが球を見たら　たしかに交換した方が良いかなっと思いました・・・（笑）

もしユーザー車検をされる方は
こういう所も確認されては　いかがでしょうか？

どうも　クロネコです！
まだまだ　寒いですねー
先日も書きましたが　早く暖かくならないかなー（笑）

車検でお預かりしている　トヨタのポルテ
助手席がスライドドアで乗り降りがしやすい車ですねー

朝一　エンジンをスタートするとちょっとだけジャラジャラと
音がするとの事
その後は次の朝まで音がしない・・・

このては　タイベルがチェーンタイプなので
オイルが完全に落ちている為に出る音かなー・・・
とりあえず　エンジンを始動する事に・・・

確かに　音は出ました！・・・が
どうも　セルモーターの音っぽい
エンジンがかかった後ピニオンが戻る時に
音が出てるっぽい・・・

とりあえず　工場に戻る事に・・・
リフトでアップしてみると・・・



セルモーターに何やら汚れがびっしりです！
おそらく　中のグリスが滲みメタルも削られ　汚れがついているんでしょう・・

早速　交換します！


　
カプラや下側のボルトは簡単に外せましたが
上側のボルトが外せませんでした・・・（笑）
なんとか　ラチェットを駆使し外せました！



こんだけ伸ばさないと　ボルトには届きませんでした
結構硬く締め付けられていますので　なめないように注意です！



本体は下から外せます！クーラーホースがちょっと邪魔ですが・・・











純正はめっちゃ高いので　今回はリビルトで交換します
まあ　セルモーターの時点でリビルト確定ですが・・・（笑）

交換するとスタート後の音もなくなり　完了！

うちでは　アイドリングストップ車のセルモーター交換は
まだした事はありませんが　強化されているとは言え
どんなもんなんかなーって仕事やりながら思いましたねー・・・

まあ　その時はまた「ブログ」に載せようと思います！

どうも・・・クロネコです！

車検でお預かりした車　ホンダのバモス
ブレーキのパッドが片ベリしていたんで　交換する事に・・・

ピストンを押して縮めるんですが　ガッチガッチで動かない・・・
そう・・・固着していました・・・

キャリパーを外してピストンを何とか外すと・・・


サビでガッチガッチでした！


ピストンもご覧の通り・・・
交換した方が　早いんですが　お客さんの要望で磨く事に・・・




ひーひー言ってなんとかここまで　磨きました！



ピストンもチマチマ磨いて　ここまでキレイになりました！






この後　シールキットを組んで完了なんですが
昔は車検のたんびに交換していたみたいですよ（笑）

何十年前の話なんだか・・・

どうも・・・クロネコです！
まだまだ　寒いですね・・・
バイクもイジリたいのですが　なかなかテンションが上がりません・・・

今回はマツダのキャロル・・・
まあ中身はスズキのアルトなんですけど（ＯＥＭ）

チェックランプが点灯したとの事でＴＥＬがありました！
点灯時も車には異常ありませんか？と聞くと
すこぶる快調！との事・・・

まあＯ2センサーかなーっと思い　車を預かる事に
工場に帰る途中も　点灯したんですが・・・
なんと　不定期に点灯と消灯を繰り返しています・・・

マジかー・・・　
このパターンは　面倒くさい　あのセンサーじゃないの？

工場に戻り　早速　診断機で診断すると・・・

「ノックセンサー回路異常」

マジかー！やっぱり・・・
このセンサーは　とても面倒くさいところについています



インマニの上　インジェクターの下　に付いています・・・（笑）
上から下から手を突っ込んで外さないといけません・・・



センサーのカプラはエアクリを外せば取れます
ドライバーの先にカプラがあります・・・

しかし！ここからが大変・・・センサー本体は見えません
スパナやメガネやモンキーを駆使して外さないといけません・・・

が！　僕には必殺のアイテムがあります！
テレテレッテレー！　「アストロプロダクツ」



これさえあれば　比較的簡単に外せます！
通常の工具では５倍大変です（笑）









無事に　外せました！
まあ　エンジンがストップする事はありませんが
すくなからず　エンジンの出力制御もやっているらしいので
交換すると調子が良くなる・・・一方

もともとのエンジン出力の状態に戻るので
逆に　エンジンの状態が悪すぎると　調子が悪くなる事も・・・

みなさんも　エンジンのチェックランプには気を付けてくださいね！

動画も撮ったんで　興味のある方はどうぞ！

どうも・・・クロネコです・・・

今回はトヨタ　マーク�U　のトランク調整です・・・

トランクをオープンすると　勢い良く跳ね上がるから
調整出来ないものか　っとお客さんからの依頼・・・

車をお預かりし　オープンしてみると・・・
バイーーーンっと跳ね上がりました（笑）

たしか　段階的に調整が出来たはず・・・と思い
内張りをはぐって見ると・・・



もうすでに　調整されていました・・・
これ以上は無理なんで　どうしようかと思っていたところ・・・



良いものを見つけました！
ネジやボルトを置いておくプレートの裏についていた　磁石です！
良い感じにオモリになってくれましたー！




全部で４枚使いましたー！
おかげで良い感じにオープンすることが出来ました！







聞くと前のユーザーがウイングを取っ払ったそうで
元々はウイングの重さで良い感じに開いていたそうで・・・

車はどノーマルが最高ですね（笑）
どんな風に開いていたか詳しくは動画を撮っています
興味のある方は　どうぞ・・・

どうも・・・クロネコです！

「リアガラスは割れたー！」っとお客さんからＴＥＬ・・・
すぐに　現場ぬ急行すると・・・



ん・・・ぱっと見わかんない・・・
いや・・・割れてます！
こー言ってはなんですが　キレイに割れてますね・・・




ホント　蜘蛛の巣状態・・・
おそらく　電熱線のショートかなんかで割れたんだと思いますが
こんな割れ方初めて見ました！

ガラスを交換してみると　ＵＶカットのフィルムが貼られてました
フィルムのおかげ？で粉々になる事なく
そして　キレイに割れたんだと思います・・・







まだまだ寒い日が続きますが
風邪などひかれないように・・・

どうも！クロネコです・・・
今回は車検でお預かりした時の事を書こうと思います・・・

「最近　車がフラフラするんだよね・・・」っとお客さんが言ってまして
「そうですか・・・確認しておきます」と返事をし　工場に持ち帰る途中に
車がフラフラ・・・まっすぐ走りません！

車はトヨタのイプサム　（ＡＣＭ２１）・・・
タイヤかな・・・それにしてはフラフラしすぎ・・・
ハンドルの遊びが大きい感じがするなー・・・
んな事を思いながら　工場に到着・・・

早速　リフトで上げてハンドルを左右に切ってみると
ギジギジっとブッシュがヘタリパワステ本体ごと動いている！
これじゃ　フラフラするよねー・・・
パワステからのオイル漏れもなく　ブッシュのみの交換で終わりそう・・・

そう・・・　これが悪夢のはじまりでした・・・

部品屋さんにブッシュを注文すると・・・
「どこにもブッシュ単体での部品の設定がありません！」っと・・・

「え！・・・いやいや・・・なに言ってるの・・・そんな訳ないでしょうー・・・
でなきゃ　丸ごと交換しろってえの？」
笑いながら話していると　「ウソじゃないんです！」の一言・・・

ちょっとまて！そんなはずはない！
分解図送れ！と部品屋さんに伝えると　まもなく

・・・ジ・・ジジジジ・・・



ホンマや！　ボルトの相手側のブッシュはあるけど
肝心の本体わ固定するブッシュがない！
聞くと　パワステ本体に組み込まれている模様・・・

「マジかー！・・・んでパワステの新品の値段は？」
「１０万円とちょっと・・・」
そんなんでけん！リビルトを探せ！　と恫喝！（部品屋さんは悪くないけど・・・）

まあ　よく悪くなるらしくリビルトがありました！
よかったー・・・けどお客さんになんて言おう・・・

しっかりと説明すると　シブシブ了承・・・
そりゃそうですよね・・・（汗）

リビルトを注文・・・明日の午後には入荷予定・・・
ところでイプサムのパワステ本体の交換なんて　初めてなんで
工賃表を確認してると　６時間・・・

６時間！　なにそれ！どこまでバラすの？！
心配になり　修理書を取り寄せると・・・



ボンネットを外す？！　なんの為に？！　



エンジンを吊るって！修理書は怖い・・・
おそらくマウントを切るので　エンジンが落ちないようにって事でしょうね・・・

そんな事はしない！俺はしない！　したくない！！
面倒くさいのはヤダ！
どげんかする！








結局・・・

エンジンマウントを切らないといけなかったんで　ジャッキで下から支え
なんとか交換できました・・・



もう　やりたくありません・・・
どこが嫌って　ハンドルの根元にもぐる所かな・・・
おなかがつかえて　うまくもぐれないし・・・
テーパーがすんなりとれないし・・・

もうしたくないなーって思う仕事でした・・・
どんな事をしたか　動画を撮ったんで
興味のある方は　見てみてください