2007年01月03日
ベトナム・ラオス旅行記(3)<2006/12/21(後編)>
2006/12/21 2日目 ホーチミン(ベトナム)
「逃亡者」
その後、ビンタイ市場 → 寺院2ヵ所(名前忘れました・・・) →
サイゴン大教会 → 中央郵便局 → サイゴン川のほとり・・・
と、ホーチミン観光の主だったところは網羅してくれた。
時間は18時頃。全ての行程を終えてクーンが、
「これから夕食食べるけど、ヤギ焼肉でも一緒にどうだ? その後ホテル
まで送るよ」
と言ってきた。
ヤギ焼肉は今、ホーチミンで流行となっている新名物
それも悪くないと思い、一緒に食べる事とした
・・・一応言っておくが、今の今となっても、決して気を許した訳ではない。
常にボラれない様に警戒はしている。
ビールと共にヤギ焼肉を頬張る。
やっぱり美味い
家族の話、お互いの話で盛り上がる。
ここは奢るつもりでいたが、彼がお金を出してくれた。
その後、ホテルまでの帰路へ。途中、
「もう1件飲みに行かないか?」
と言われたが、それは断った。お金もあまり残ってないし。
・・・ちなみに、ベトナムは飲酒運転が許されているとか。
・・・本当かどうかは分からないが(-_-)
そもそもベトナムでは、飲酒・タバコの年齢制限も、法律上は設けられて
いない
・・・しかしその後、走っている途中で、バイクごとある建物の中へ
「着いたよ」
「」
どうやらナイトクラブのよう。しかし彼に先程、財布の中身は見せていて、
お金のない事は伝えている。しかし、他の店員(仲間)と共に半ば強引に個室へ。
後でクーンの実兄、ヨンがにこやかに合流してきた。
やはり財布の中身見せて、自分は出ると伝えたがヨンは、
「何も問題ないから大丈夫。割り勘だから10$で足りる」と。
ビールがケースごと運ばれてくる。さすがに怪しいと思い、店を出ようと
立ち上がる。
するとヨンは
「出たければ500$払え」
この理不尽さに自分も、ブチキレた・・・
英語と日本語と山口弁交じりで激しく言い合った
一触即発
・・・密室の中で相手は5人いる。
と言うより考えてみれば、この状況の自分は、ほぼ人質状態の立場
ベトナムは、まだまだピストルも街中に出回っているし、何があってもおかしくない状態。。
・・・さすがにこの状況はマズいと思い、少し冷静になりオレは言った。
「とにかく今は手持ちがないんだ。ホテルに戻ればお金はある。」
その後も激しいやり取りは続いたが、何とか奴等を説き伏せた
最後にヨンが、
「分かった、お前を信じよう。」
と言う事になり、何とか店を出る事が出来た
ちなみにホテルまではクーンのバイクで、付いてくるのはクーンただ1人。
更にヨンは、
「320$でいい」
となぜかボッタクリ価格を値下げしてくれた(;^ω^
・・・もっとも自分は、払うつもりはサラサラないが
バイクでホテルまで向かう途中で、逃げるタイミングを伺っていた。
途中で、信号と激しい交通渋滞に巻き込まれて止まった時、
「今だ」
と思い、バイクの後部座席から飛び降りる
とにかく全力で走った
クーンはバイクごと渋滞の中にいるから、身動きが出来ない。
ただホテルの場所を奴等に知られている以上、このまま戻るのは危険。
今日は別のホテルを探すことにした。
少し離れたところまで走り、タクシー(乗用車)を拾う。
そして、2kmくらい離れた「タンロンホテル」へ行ってもらう。
たまたま、クレジットカードとパスポートのコピーを隠し持っていたのが
幸いした。
3泊は無理だったが、2泊は空きがあり泊まれるようだ。
ここにひとまず宿を変える事にした。
しかし、荷物の大半とパスポートは元の「フーンナムホテル」に置いたままだ。
とりあえず明日何とかしよう。
妙に疲れた今日は・・・
旅行2日目。まさか追われる身になるとは・・・
何かドラマの逃亡者みたいかも。
何よりも明日、「フーンナムホテル」から、無事に荷物を運び出せる事を
願おう
<今日の食事>
夕食…ヤギ焼肉、ラウムン・サオ・トイ(空心菜のニンニク炒め)、
サイゴンビール
(4)へ続く
https://fanblogs.jp/koozy54/archive/226/0
「逃亡者」
その後、ビンタイ市場 → 寺院2ヵ所(名前忘れました・・・) →
サイゴン大教会 → 中央郵便局 → サイゴン川のほとり・・・
と、ホーチミン観光の主だったところは網羅してくれた。
時間は18時頃。全ての行程を終えてクーンが、
「これから夕食食べるけど、ヤギ焼肉でも一緒にどうだ? その後ホテル
まで送るよ」
と言ってきた。
ヤギ焼肉は今、ホーチミンで流行となっている新名物
それも悪くないと思い、一緒に食べる事とした
・・・一応言っておくが、今の今となっても、決して気を許した訳ではない。
常にボラれない様に警戒はしている。
ビールと共にヤギ焼肉を頬張る。
やっぱり美味い
家族の話、お互いの話で盛り上がる。
ここは奢るつもりでいたが、彼がお金を出してくれた。
その後、ホテルまでの帰路へ。途中、
「もう1件飲みに行かないか?」
と言われたが、それは断った。お金もあまり残ってないし。
・・・ちなみに、ベトナムは飲酒運転が許されているとか。
・・・本当かどうかは分からないが(-_-)
そもそもベトナムでは、飲酒・タバコの年齢制限も、法律上は設けられて
いない
・・・しかしその後、走っている途中で、バイクごとある建物の中へ
「着いたよ」
「」
どうやらナイトクラブのよう。しかし彼に先程、財布の中身は見せていて、
お金のない事は伝えている。しかし、他の店員(仲間)と共に半ば強引に個室へ。
後でクーンの実兄、ヨンがにこやかに合流してきた。
やはり財布の中身見せて、自分は出ると伝えたがヨンは、
「何も問題ないから大丈夫。割り勘だから10$で足りる」と。
ビールがケースごと運ばれてくる。さすがに怪しいと思い、店を出ようと
立ち上がる。
するとヨンは
「出たければ500$払え」
この理不尽さに自分も、ブチキレた・・・
英語と日本語と山口弁交じりで激しく言い合った
一触即発
・・・密室の中で相手は5人いる。
と言うより考えてみれば、この状況の自分は、ほぼ人質状態の立場
ベトナムは、まだまだピストルも街中に出回っているし、何があってもおかしくない状態。。
・・・さすがにこの状況はマズいと思い、少し冷静になりオレは言った。
「とにかく今は手持ちがないんだ。ホテルに戻ればお金はある。」
その後も激しいやり取りは続いたが、何とか奴等を説き伏せた
最後にヨンが、
「分かった、お前を信じよう。」
と言う事になり、何とか店を出る事が出来た
ちなみにホテルまではクーンのバイクで、付いてくるのはクーンただ1人。
更にヨンは、
「320$でいい」
となぜかボッタクリ価格を値下げしてくれた(;^ω^
・・・もっとも自分は、払うつもりはサラサラないが
バイクでホテルまで向かう途中で、逃げるタイミングを伺っていた。
途中で、信号と激しい交通渋滞に巻き込まれて止まった時、
「今だ」
と思い、バイクの後部座席から飛び降りる
とにかく全力で走った
クーンはバイクごと渋滞の中にいるから、身動きが出来ない。
ただホテルの場所を奴等に知られている以上、このまま戻るのは危険。
今日は別のホテルを探すことにした。
少し離れたところまで走り、タクシー(乗用車)を拾う。
そして、2kmくらい離れた「タンロンホテル」へ行ってもらう。
たまたま、クレジットカードとパスポートのコピーを隠し持っていたのが
幸いした。
3泊は無理だったが、2泊は空きがあり泊まれるようだ。
ここにひとまず宿を変える事にした。
しかし、荷物の大半とパスポートは元の「フーンナムホテル」に置いたままだ。
とりあえず明日何とかしよう。
妙に疲れた今日は・・・
旅行2日目。まさか追われる身になるとは・・・
何かドラマの逃亡者みたいかも。
何よりも明日、「フーンナムホテル」から、無事に荷物を運び出せる事を
願おう
<今日の食事>
夕食…ヤギ焼肉、ラウムン・サオ・トイ(空心菜のニンニク炒め)、
サイゴンビール
(4)へ続く
https://fanblogs.jp/koozy54/archive/226/0
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