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プロフィール

Koozy(コージー)
ヒプノセラピー、心理カウンセリング等、各種心理療法に加え、気功などを用いたセラピー、ヒーリングの分野で修業してます / メンタルケア&ボディケアの両面から、「再生」を行っていける、ヒーラー&セラピストとして、2011年に東京都内にてサロンを開業予定 / また元々プロのカメラマンと、小さなレコード会社在籍の作詞家をやってましたが、現在も『Koozy』の名で作品制作、発表をしてます/ テーマは、「街」「日常」「混沌」「愛あるモノ」「アジア」/ 海外1人旅(アジア中心)をこよなく愛していて、アジアで作品撮りもしています/ また写真と短編詞(作詞)をコラボした作品も制作してます/2010年3月に東京・池袋にて、初の個展「写真詞集展"Heart"」を開催/今後も個展開催、作品発表を行っていきます/ そんな好奇心旺盛ながら、実はちょっぴりシャイ私です。。 ※より詳しい情報は、以下の「プロフィールを見る」へ。
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2010年10月19日
「認知的不協和」と「俯瞰(ふかん)」(後編)

(〜前編より)
https://fanblogs.jp/koozy54/archive/274/0


前編でお話したコンビニのお茶の例は、非常に可愛らしい一例でしたが、実際問題、
この「認知的不協和」が、非常に大きな問題を引き起こす事も多々あります。

例えば、あなたが信頼していた人に巧妙にうまく言いくるめられて、お金を
貸した場合。

相手は最初からお金を騙し取るつもりで、話を持ちかけています怒り


あなたも何となく、心の片隅で嫌な予感は薄々と感じながらも、同時に


「まさかあの人が騙す事なんてない。」


とも思って、お金を貸しています。


そして、しばらくはこの「まさか、そんなはずはないよね。」が続いていきます。


身近で見ている第三者は、すぐに「怪しい」と気付きますが、あなたはなかなか
騙されている事を認めようとしません。


そして、何か具体的に騙されている事を証明する物証が現れて、初めてあなたは
詐欺にあった事を認める事になります悲しい


似たような事が恋愛でもありますねドキドキ小
誰かをすごく好きになってしまうと、相手の性格や行動を全て都合いいように
解釈し、正当化してしまう。


端から見たら、問題ある相手とか、全然あなたに合っていないと思う相手でも、
あなたにとっては、理想の相手だと信じて疑わない落ち込み


勿論、あなたも途中で薄々は気付いています。

でもなかなかそうだとは思えないんですよね汗


DVがあるのに、離れられない、別れられない夫婦やカップルの話をしばしば聞く
事があるかと思いますが、このような影響も少なからずあるかと思います。


第三者から見たら、

「ホント、あの人はしょうがないな(;^ω^」

と思えるのかも知れませんが、そう思っている第三者も立場がそっくり入り
替われば、同じ状況に陥ると思います。


これは仕方ありません。さっきも言ったように、「認知的不協和」は元々人間が
持っているメカニズムですから。


これに対処していくのは簡単ではありませんが、方法は少なからず存在します電球

第三者の視点では、ちゃんと真相が見えている点に着目してみて下さい電球


本人は物事に関わっている分、視野が狭くなりがちですが、第三者の通常の視野
ではちゃんと見えています。

要は「客観視」です星


例えば、自分の陥っている全く同じ状況に別の人が陥ったら、自分がどのように
感じるか。

それを意識し、実践してみると、自分の置かれている状況が自ずと見えてきます。

もう1人の自分の視点で、外から自分を見ているとでも言いましょうか。
言わば「俯瞰」の視点です太陽


自分自身の目から見ても、分からない事はたくさんあります。
でもあたかも自分が少し離れた位置にいて、相手共々、上から見渡す事が出来れば、
色々と見えてくる事があります。


「認知的不協和」を伴う場面は当然の事、その他自分が迷う時、悩む時など、
色々な場面で「俯瞰」の視点は、自分を助ける事にもなりますクローバー


いきなり出来るモノではないと思いますが、少しでもこの「俯瞰」の視点を
意識してみるのも、いいと思いますよ星

2010年10月19日
「認知的不協和」と「俯瞰(ふかん)」(前編)


「認知的不協和」



これは心理学用語ですが、今日はこの言葉にまつわる小話をしたいと思います。

まず、誰もが経験した事があるであろう、こんな場面をイメージしてみて下さい電球


あなたは、よく行く近所のコンビニ『A』に、お気に入りのペットボトル(500ml・140円)
のお茶を買いに行きました。

今日はラッキーな事に、このお茶を買うと、次回以降使う事が可能な、50円分の
弁当値引き券が付いてきます。


「普段、この店で弁当はほとんど買う事ないけど、まぁ今日はついているな音符


そして、コンビニ『A』を出て、50メートル歩いたところ、ホントは一緒に買うはず
だった、お菓子を買い忘れた事を思い出します電球

コンビニ『A』に戻るのもいいのですが、目の前に別のコンビニ『B』があるので、
ここで買う事にしました。


そして目的のお菓子を手に取り、レジに行く途中、ふと飲料品の陳列棚に目を
やると、見てはならないモノを見てしまいました・・・。

何と、さっき買ったお茶と同じモノが、このコンビニではセール中で、120円で
売られていますΣ( ̄ロ ̄lll)


「しまったびっくり

「損したびっくり


すぐにそう感じるのが、誰もにとっての素直な感想だと思います。


「あ〜あ、このコンビニに先に来ていたら・・・落ち込み


とも思う事でしょうが、やがてこのような感情も芽生えてきます。


「待てよ電球 お茶は確かに20円高かったけど、50円引きの弁当の割引券が
付いてたじゃないか。これはむしろ得をしているぞOK

「やっぱりコンビニ『A』でお茶を買って、良かったんだまる


・・・もし、コンビニ『A』で日頃、弁当をよく買うのであれば、その考えも
一理あるでしょう。

でも、もう1度思い出してみて下さい。

あなたはコンビニ『A』では、ほとんど弁当は買いません。

「長い目で見て」得をしたいのであれば、次回弁当を買わなければなりません。


そもそも今回の買い物は、お茶とお菓子だけです。お菓子の値段が同じだとしたら、
一般的に考えて、コンビニ『B』でお茶も買っておけば良かったと言う話になる
はずです。


しかし人間、自分の行動などで、間違いや矛盾点が生じた時、その不快感を軽減
するために、自分の行動や認知(感じた事)を正当化しようとする習性があります。

簡単に言って、これが「認知的不協和」なのですが、これは人間の持つメカニズムの
1つでもあります。


長くなりそうなので、続きは後編へ。
https://fanblogs.jp/koozy54/archive/275/0

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