2009年11月01日
犬と猫と人間と(前編)
昨日渋谷にて、仲良しのMちゃんと、あるドキュメンタリー映画を観て
きました。
『犬と猫と人間と』
http://www.inunekoningen.com/index.html
タイトルを見ても分かるように、犬と猫を取り巻く様々な現場が舞台となって
いる映画です。犬と猫のかわいい姿だけでなく、行政施設でまもなく殺処分
されるという姿、そして捨てられた命を救おうと奮闘する人々の姿…。
私も先日、かつて飼っていた愛犬「チロ」についての日記を書かせていただ
きました。
※2009/10/26の記事
『絆』(前後編)
(前編)https://fanblogs.jp/koozy54/archive/137/0
(後編)https://fanblogs.jp/koozy54/archive/138/0
だから犬も猫も大好きだし、興味深い問題ではあります。
現在日本では、2683万匹(2008年統計)もの、犬と猫が飼育されています。
しかしその反面、1年間で31万匹以上もの犬や猫が、殺処分されている現状
があります。
それは日本人が、自分の意思で飼い始めた犬や猫を、ちゃんと最後を看取る
まで飼育しない、また捨ててしまう現状がある事の裏返しです
私はMちゃんから聞いて、この映画の事を知りましたが最初、
『犬や猫のそう言った現状を取り扱ったドキュメンタリー映画だし、きっと
殺処分など、残酷なシーンやネガティブな部分など、重い場面ばかりが出て
くるのかな・・・』
と思っていました。
しかし実際観ていると、そう言った重い場面ではなく、殺処分を少しでも
減らそうと、犬や猫を保護する活動や、ちゃんと犬や猫に里親が付くように、
しつけなどの訓練の現場を取り扱ったシーンが多く登場します。
中には、観客の笑いを誘ってしまうような、愛嬌たっぷりの犬や猫たちの
ユーモラスなシーンも、随所に描かれていたりして、気楽に観れて非常に
分かりやすい作品でした
当然このテーマについては、非常に考えさせられましたが・・・
犬や猫に全く罪はありません。全ては人間の(と言うより日本人の)エゴ
が招いた罪以外の何ものでもありません。
特に、いち日本人として耳が痛かった事実が2点ありました。
1点目は、日本では大量に存在している野良猫や野良犬が、イギリス
では、殆ど存在しない事。
2点目は、この映画の中に登場する、オーストラリア人カメラマンの
マルコ・ブルーノさんが、
「日本で犬や猫には生まれたくない。ここは犬や猫にとって地獄だ」
と言っていた事です。
つまりは、いかに日本人が、自分が飼育を始めた犬や猫をぞんざいに
扱っているかと言う事を象徴してます。
日本ではお金さえ出せば、犬や猫はペットショップで簡単に飼えます。
しかし、犬や猫は単なるインテリアでもモノでもありません。
命ある生き物です。
だから1度自分の意思で飼った以上、看取るまで責任持って飼育するのは、
飼い主の当然の責任です。
それが出来ない人は絶対に飼うべきではないと思います。
しかし、そんな当たり前過ぎる事が当たり前でないのが、日本における
この現状を物語っているのだと思います。
(後編に続く)
きました。
『犬と猫と人間と』
http://www.inunekoningen.com/index.html
タイトルを見ても分かるように、犬と猫を取り巻く様々な現場が舞台となって
いる映画です。犬と猫のかわいい姿だけでなく、行政施設でまもなく殺処分
されるという姿、そして捨てられた命を救おうと奮闘する人々の姿…。
私も先日、かつて飼っていた愛犬「チロ」についての日記を書かせていただ
きました。
※2009/10/26の記事
『絆』(前後編)
(前編)https://fanblogs.jp/koozy54/archive/137/0
(後編)https://fanblogs.jp/koozy54/archive/138/0
だから犬も猫も大好きだし、興味深い問題ではあります。
現在日本では、2683万匹(2008年統計)もの、犬と猫が飼育されています。
しかしその反面、1年間で31万匹以上もの犬や猫が、殺処分されている現状
があります。
それは日本人が、自分の意思で飼い始めた犬や猫を、ちゃんと最後を看取る
まで飼育しない、また捨ててしまう現状がある事の裏返しです
私はMちゃんから聞いて、この映画の事を知りましたが最初、
『犬や猫のそう言った現状を取り扱ったドキュメンタリー映画だし、きっと
殺処分など、残酷なシーンやネガティブな部分など、重い場面ばかりが出て
くるのかな・・・』
と思っていました。
しかし実際観ていると、そう言った重い場面ではなく、殺処分を少しでも
減らそうと、犬や猫を保護する活動や、ちゃんと犬や猫に里親が付くように、
しつけなどの訓練の現場を取り扱ったシーンが多く登場します。
中には、観客の笑いを誘ってしまうような、愛嬌たっぷりの犬や猫たちの
ユーモラスなシーンも、随所に描かれていたりして、気楽に観れて非常に
分かりやすい作品でした
当然このテーマについては、非常に考えさせられましたが・・・
犬や猫に全く罪はありません。全ては人間の(と言うより日本人の)エゴ
が招いた罪以外の何ものでもありません。
特に、いち日本人として耳が痛かった事実が2点ありました。
1点目は、日本では大量に存在している野良猫や野良犬が、イギリス
では、殆ど存在しない事。
2点目は、この映画の中に登場する、オーストラリア人カメラマンの
マルコ・ブルーノさんが、
「日本で犬や猫には生まれたくない。ここは犬や猫にとって地獄だ」
と言っていた事です。
つまりは、いかに日本人が、自分が飼育を始めた犬や猫をぞんざいに
扱っているかと言う事を象徴してます。
日本ではお金さえ出せば、犬や猫はペットショップで簡単に飼えます。
しかし、犬や猫は単なるインテリアでもモノでもありません。
命ある生き物です。
だから1度自分の意思で飼った以上、看取るまで責任持って飼育するのは、
飼い主の当然の責任です。
それが出来ない人は絶対に飼うべきではないと思います。
しかし、そんな当たり前過ぎる事が当たり前でないのが、日本における
この現状を物語っているのだと思います。
(後編に続く)
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