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2022年06月07日

かけ枕作り

弓道の弽(ゆがけ)を仕舞うときは、
湿気ないように乾燥剤の入った枕を入れておきます
型崩れも防いでくれます
↓こんな感じの

20220607-1.jpg

※画像出典 翠山弓具店

↓籐で編んだ「かけ休め」というのもあります

20220607-2.jpg

※画像出典 山武弓具店

かけに乾燥剤なんて入れたことなかったので、
乾燥剤入りかけ枕を作ります

↓まずは乾燥剤を買ってきて

20220607-3.jpg

↓よくお菓子に入っているアレです

20220607-4.jpg

↓不織布の袋(ダストマン角サイズ)に入れて

20220607-5.jpg

↓口を縫って閉じる

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↓外袋を縫って

20220607-7.jpg

↓出来上がり

20220607-8.jpg

↓いい感じだが

20220607-9.jpg

↓修正

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指に少し入るようにしました

20220607-11.jpg

型崩れも多少防いでくれます

20220607-12.jpg

完成

20220607-13.jpg

シリカゲルがずっしり重いのであった
籐製のやつ、軽いだろうなぁ




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posted by konomezuki at 19:40 | 制作ログ

2022年06月06日

荒城の月〜勧進帳

寒いですね〜家ではフリースですよ
関東甲信越が梅雨入りし、雨の一日です
小雨がいろんな方向に振っています
よって、髪の毛のレイヤーが全部外を向いております

20220606-1.jpg

稽古場では、前の生徒さんがとても出囃子っぽい曲をやっています
うらやましい〜
私も早くやりたいな

本日の稽古
三味線手ほどきのテキストに沿ってズンズン進みます
・二上がりの練習曲
・荒城の月
・数え歌
・姫松小松
・三下がりの練習曲
・さくらさくら
・二つ割れ半拍子の練習曲
・裏間はずみの練習曲
・勧進帳
ホント、ピアノでいえばバイエルに沿ってズンズンやっている感じです
端唄稽古ではこうした手順ではやらなかったので、とても勉強になります
今更ながら、出来ていないこともたくさんあるし・・・

荒城の月とさくらさくらは、キーボード伴奏付きで弾いてみました
洋楽器との組み合わせは新鮮です
三味線はどんな楽器でも合ってしまいます

長唄特有の「チリチリ」とか「テレテレ」がまだ苦手な私
バチが小さいことを忘れて、真ん中の糸を弾き損ねる時がある
指使いも中指と薬指が適当
人差し指と中指、人差し指と薬指セットで動けず、つい単独になってしまう
練習曲の練習は結構大変です
曲の方がやりやすかったりします
テキストがあると、どんどん先の予習が出来るので助かりますが、
「○○の合方」みたいな長唄の本格的な曲が出てくるとよくわからない・・・
やはり、長唄がちゃんと出来ないと、出囃子も出来ないのであった

最近、総武線快速がしょっちゅう遅延して帰りは激混み
雨の帰宅ラッシュ

さわやかな緑に誘われて、抹茶ドリンク飲みました
マッチャッチャ チョックという名前がついてる

20220606-2.jpg

↓何故か稽古場に薬の容器が大量にあり、6個もらいました
ビーズ入れにしました

20220606-3.jpg

勧進帳、練習しよ!



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2022年06月05日

初めての万華鏡作り

鎌倉にある万華鏡ギャラリー&ショップVIVANT(ヴィヴァン)
山見浩司氏の万華鏡ワークショップに参加しました
山見浩司氏は万華鏡作りの第一人者と言ってもよい、日本を代表する万華鏡作家
本格的な万華鏡が作れるとあって人気のワークショップです
とても楽しみにしていました
いざ、鎌倉へ!!
日曜日の鎌倉は激混み・・・
一番メジャーな小町通りにあるショップですが、
ほんの少し引っ込んだ場所にあるだけで、喧噪から逃れた別世界

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万華鏡作りは初体験ですが、
失敗したくないので自分なりにざっと勉強してから行きました
今日作るのは、2ミラー・ドライタイプの最もシンプルで基本形の万華鏡です
二等辺三角形の短い辺は黒で塗りつぶし、V字型の内側が鏡になっていて、
覗くと雪の結晶のような模様が浮かび上がります
本日は、午前、午後、夕方、の計3回のワークショップ
私は午後の部で参加者は8名、私を含め殆どの方が万華鏡作りは初めての方

さて万華鏡作りには光が大事・・・と思い、まずは一番明るい窓際席をゲット!

↓本体の材料です
美しいシンプルな模様が入ったボディです

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二等辺三角形に組んだミラーに仮テープを貼り、合わせ状態を確認
二等辺三角形のV字の幅を狭くしていくと、6角形、7角、8角、9角・・・と画数が増えていきます
これを、きれいで均等な8角形になるところで固定します
ところが、ミリ以下のほんの差でずれてしまうので大変です
みんな、決めるのに四苦八苦・・・
万華鏡の工程では、ミラーの合わせ方が最も難しくきれいな放射状にするのは至難の業

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位置が決まったら、先生がグルーガンで固定してくれます
↓山見先生です

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三角形のまわりに黒スポンジを貼り、筒の中に入れます

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お皿の中に見えているのが、万華鏡の中に入れるパーツ
バーナーでひねった細長いもの、ビーズ、丸い粒、竹チューブ・・・
透明なもの、半透明なもの、ガラス、アクリル、ホイル紙、いろいろ・・・

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パーツを入れる作業が一番楽しいところですが、思案のしどころでもあります
入れすぎると中で回転しづらくなってしまいます
入れなさすぎても模様がさびしい
同じような大きさ・形のものばかりだと変化がない
細い線状のものを入れたり、大小、質感で変化をつけたり、腕の見せ所です
・ガラスは光を通した時一番きれいなので、なるべくガラスのパーツにすること
・出来るだけ小さい、細かいパーツを使うこと
・なるべくいろいろな形にして、全部不揃いにすること
・色とりどりにしない=紫&グリーンの二色でまとめる
・色物ばかりだと暑苦しいので、透明のものとホワイトを適宜混ぜる
・単調にならないよう、アクセントで引き締め役の濃い一粒を効かせる
・つなぎ色としてピンク、ブルー、水色、ブルーを最小限に効かせて変化を持たせる
以上私の作戦

↓出来上がりました〜蓋をして接着し仮止めしておきます

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出来上がったあとは、みんなで見せ合ったり外へ出て自然光で見たり、
キャーキャー盛り上がりまくりでした

美しい万華鏡を作るには、美しいパーツがなくちゃ始まらない
バーナーワークからやりたくなってしまう

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万華鏡の本体が、シンプルでとてもカッコいいのです
万華鏡は中身も大事だけど、本体の外観も大事
中を覗いてみたい!
手に取って回す気が起こるようなデザインでなければならない

↓写真上手く撮れないですが、中身はこんな感じ

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形や色の変化に富んでいて見ていて飽きない・・・
とても変化する万華鏡が出来ました!
万華鏡にはまりそうです
いつか、オイルタイプも作ってみたいです



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posted by konomezuki at 23:07 | 制作ログ

2022年06月04日

弓道教室1

天気にも恵まれ、春風館道場の弓道教室に初参加しました
本日は第一回(全10回・30時間)
弓道に関するいろいろなレクチャーと、講師紹介・生徒紹介、
道具類のフィッティング、最後にゴム弓を使って弓道八節(射法八節)の形をやってみました
毎年6月に行われる弓道教室は、
NPO法人・春風館道場が主催し、千葉県弓道連盟・野田市部が指導を請け負っています
全日本弓道連盟は全国都道府県に組織があります

日本の弓の歴史は古く、全盛は鎌倉時代
鉄砲が伝来した織田・豊臣の時代には、弓は武器としての終焉を迎えました
その後は「術」から「道」へ、心身を鍛練するものとして後世に伝えられました
明治時代、古武道の保存と奨励を目的として創立された大日本武徳会を経て
昭和22年(1947年)全日本弓道連盟が発足しました
全日本弓道連盟は、それまで無数にあった射法を整理し、礼射的な美しい射法を確立させました
弓の歴史は古いが、弓道がこのスタイルになったのは最近のことなのです
他に日置流(へきりゅう)という流派があり、現在の弓道二大流派になっています

昔から変わっていない教本(全国どこでも共通)

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講師は、千葉県弓道連盟・野田支部に所属する方々
五段とか六段とかの手腕の持ち主
「野田市弓道連盟」と、揃いの刺繍が入った胴着をお召しになっておられます
野田市弓道連盟の会長は、黒紋付きの着物に白黒縞袴でキメキメ

まず、道場に入るときには神棚に向かって一礼(現在は日の丸になっています)
体育座りはNG
足袋もしくは靴下は、白
下駄箱に靴を入れるときは、きちんと入り船にする(つま先を手前)
今はどこでも、かかとを手前にして入れる人が多いが、これは出船と行ってNG行為
礼の仕方の手の位置や手の形も決まっている
そう、小笠原流の弓道連盟は、礼儀作法にとてもうるさいのだ

そして今は、練習用の専門道具がちゃんとある
弓道用の準備体操もちゃんと決まっている
練習法も進化している・・・
練習用のゴム弓はちゃんと握りと柄部分が本物の弓っぽくなってるぞ
このゴム弓は貸し出してくれるので、家で練習するようにと
そう、次回、家で練習したかしないかはすぐバレてしまうのだ

昔は、ただの竹の切れ端の先端にゴムを付けたのでやってた
紐で練習したことはないし
矢尺も測ったことはない
矢尺は喉仏から左腕を水平に伸ばした先端までの長さ
私のは約78cm(身長の割に腕が短いか、肩幅が狭い)
矢を買うときはこの長さにするのだとか
弓はとりあえず9kg(弓を引く力を示す数字をkgで示す)
初心者の一般女性の平均的な強さは8kg〜10kgくらい
12kgとか13kgなど、数字が大きくなるほど強い弓ということになります

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ゴム弓は意外に扱いが難しいです
弓であれば、向きや傾きが分かりやすいけどね
短いと分からなくなってしまう
・弓構えは、大木を抱くように丸く(そういえばそうだった)
・打ち起こしは、もっと高く(こんなに高かったっけ?)
・離れは、妻手(右手)は親指を上にしたグーにする(初耳だ)

教室では、立射と座射までやるというのだから大変
先生の座射を見ていても、あれ、こうだったっけ・・・と手順かなり忘れている
初段を取ったのが36年前では仕方ない
しかも、近々で参加した弓道教室が日置流だったため、
記憶がごっちゃになってしまっている

胴作りの時、白靴下が滑って困りました
買った白靴下は、アクリル、ポリの混紡だったのか?
道場の床が上等なのか、胴作りが下手なのか・・・
滑り止めの付いた足袋というのもあるが、
それを履いている人に、滑るのは胴作りの仕方が悪いからだ、
ちゃんと胴作りが出来ていれば滑ることはない、とよく先生が言っていたっけ

よく見たら、白足袋白靴下は木綿がよい、と書いてあった
やはり綿100%じゃないとダメだった
足袋ってあったっけ・・・?
着物用にゑびす足袋で買った上等のやつじゃなくて、他のやつ
探してみたら、ちゃんと2足ありました

ちょっと右腕が筋肉痛〜
三味線に差し支えたら大変
なんて運動不足なんだ、自分!
これから鍛錬します



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朝焼け

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