梅雨の侯 お元気でお過ごしでしょうか
芒種 梅子黄(うめのみ、きばむ)
肌寒い日が続きます・・・6月なのにフリース
日本の小さな姉様たちは広島県です
実は、広島県では姉様が見つかりませんでした・・・
しかし、広島には有名な尚老堂(しょうろうどう)人形という人形があります
厳密にいうと姉様のカテゴリーから外れるのですが、
とても姉様チックな人形で、姉様関連の本にはよく出てきます
74尚老堂人形(広島県)
尚老堂人形はお寺のお堂に納められていた人形です
作者の方は、いわゆる「姉様」を作るのが目的で作ったのではありません
そのため、尚老堂人形の資料に似せて作るのはやめました
全然雰囲気が違うかも知れませんが、自分なりに姉様ふうに制作しました
↓どうぞご覧下さい
https://konomezuki.com/nihonnoanesama/nihonnoanesama.html
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2022年06月15日
74尚老堂人形
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| 姉様シリーズ・姉様関連
2022年06月13日
小さん師匠の出囃子
梅雨の晴れ間でした
夏になるとカバンが重い
日がさ・ペットボトルの水・日焼け止め・虫除け
蔦の勢いがすごい道中です
本日の稽古
・勧進帳
・宮神楽合方
・宮さん宮さん
・草津節
・中の舞(序の舞)
テキストに沿って進みます
「宮さん宮さん」は林家木久扇師匠の出囃子です
笑点に出ていた頃の林家木久蔵さん
子供の頃、黄色い着物の一番面白いおじさん・・・という思い出
「草津節」は「♪くさーつー、よいとーこー、いちどーはーおいで〜〜ドッコイショ[]︎」
という湯もみの時に歌うアレです
出だしのド、ツ、テ、レをいわゆる「はずんで」のリズムで行います
ドン、ツ、テン、レン、という感じ
「はずんで」は端唄にたくさん出てきたので難なくクリア
はずんでバリエーション「軽くはずんで」などもよく出てきたので懐かしいリズム
逆に長唄系では出てこないので出囃子クラスの方には難しいのだそうです
中の舞(序の舞)は柳家小さん師匠の出囃子
ようやく出囃子らしい曲が出てきて嬉しい!
誰もが一度は聞いたことのある出囃子の一つだと思います
能から来ている格の高い曲なので、他の人はおいそれと使えないらしいです
出囃子は長唄から来ているので、長唄がちゃんと出来ないと上手く弾けません
端唄は歌の伴奏的な要素が強いのですが、
長唄の合方(唄なしで曲を聞かせる部分)は三味線の曲弾きが肝心
演奏の速度もかなり速いので、通常のペースで行くと私はなかなかついていけません
長唄は三味線の基礎だと言われる所以です
トラディショナルでクラシカルな音もたくさん出てきます
えっ、次そこ行く?というような音がしょっちゅう出てくる
津軽三味線の人がいきなり長唄をやろうとしても弾けないらしいです
良かった、私だけじゃなかった・・・
私の時間の前のNさん、落語家の方ですか?という雰囲気の人ですが、
「練習してきたばかりなのに、ここだと全然弾けないんだよ〜」と仰っておいででした
そうなんです、その通り
弾いても弾いても、なんか下手〜
「雨が降っても、誰も休まずに来てくれるなんて嬉しい」
先生はこのように言って下さっております
あまり練習が出来なかったので反省
早く長唄に慣れなければ(^_^;)
頑張ります〜
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夏になるとカバンが重い
日がさ・ペットボトルの水・日焼け止め・虫除け
蔦の勢いがすごい道中です
本日の稽古
・勧進帳
・宮神楽合方
・宮さん宮さん
・草津節
・中の舞(序の舞)
テキストに沿って進みます
「宮さん宮さん」は林家木久扇師匠の出囃子です
笑点に出ていた頃の林家木久蔵さん
子供の頃、黄色い着物の一番面白いおじさん・・・という思い出
「草津節」は「♪くさーつー、よいとーこー、いちどーはーおいで〜〜ドッコイショ[]︎」
という湯もみの時に歌うアレです
出だしのド、ツ、テ、レをいわゆる「はずんで」のリズムで行います
ドン、ツ、テン、レン、という感じ
「はずんで」は端唄にたくさん出てきたので難なくクリア
はずんでバリエーション「軽くはずんで」などもよく出てきたので懐かしいリズム
逆に長唄系では出てこないので出囃子クラスの方には難しいのだそうです
中の舞(序の舞)は柳家小さん師匠の出囃子
ようやく出囃子らしい曲が出てきて嬉しい!
誰もが一度は聞いたことのある出囃子の一つだと思います
能から来ている格の高い曲なので、他の人はおいそれと使えないらしいです
出囃子は長唄から来ているので、長唄がちゃんと出来ないと上手く弾けません
端唄は歌の伴奏的な要素が強いのですが、
長唄の合方(唄なしで曲を聞かせる部分)は三味線の曲弾きが肝心
演奏の速度もかなり速いので、通常のペースで行くと私はなかなかついていけません
長唄は三味線の基礎だと言われる所以です
トラディショナルでクラシカルな音もたくさん出てきます
えっ、次そこ行く?というような音がしょっちゅう出てくる
津軽三味線の人がいきなり長唄をやろうとしても弾けないらしいです
良かった、私だけじゃなかった・・・
私の時間の前のNさん、落語家の方ですか?という雰囲気の人ですが、
「練習してきたばかりなのに、ここだと全然弾けないんだよ〜」と仰っておいででした
そうなんです、その通り
弾いても弾いても、なんか下手〜
「雨が降っても、誰も休まずに来てくれるなんて嬉しい」
先生はこのように言って下さっております
あまり練習が出来なかったので反省
早く長唄に慣れなければ(^_^;)
頑張ります〜
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| 三味線関連&稽古日記
2022年06月11日
弓道教室3
全10回の弓道教室
前回(第2回目)は欠席してしまいました
今日は3回目の開催
前回にかなり進んだと思われ、もう実際の弓に矢をつがえ、
構えの練習に入っていました
・正式な座射の体配、立射の練習
これで試験を通ったはずなのに、すっかり忘れております
部分部分しか思い出せない
しかも、微妙にルールが変わっている
しかも私が教わったときより、とても細かくなっている・・・
物見は弦の上30cm、下10cmとか
見本を全部見た後では、最初から頭に全部入らない
先生の見本が向かい合っているのでよくわからない
(私的には、同じ向きで、ひとつひとつ真似しながらやって欲しいのだが)
・的掛けの仕方、垜(あづち)・安土の作り方などの説明
ここの弓道場は垜の奥行が取れなかったため、通常の垜の角度(45度)より急角度になっています
後ろがコンクリートで土の量が少ない
そのため、乾燥しやすく崩れやすくなっているので注意が必要
水を掛けて固めた後、発泡パネルで覆って保護しているとのこと
今日は参加者は8名だったので、2、2、3名のグループに分けて
弓道場で巻き藁組、的前5mから実際に弓を引いてみる組、
剣道場で手の内組でみっちり稽古
私は手の内が昔からよく出来ていません
先生によって説明もまちまちで、難しいのです
手の内は一生かかっても到達しない難解で奥深いものなのです
今はネットでいろいろ詳しく解説されていますが、
やはりみんな、それぞれの解説をしており、初心者は解釈するのに混乱してしまいます
美しい手の内はこんな感じなのですが
(人差し指は伸ばしても曲げてもよい、この図は曲げているタイプ)
小指、薬指、中指がきれいに揃っているのが理想
手の小さい人は大変です・・・
握りしめずに、丸く輪のように持ち空間を作らないと弓返りしません
弓返りは初心者には難しいポイントです
弓構えから打ち起こしはよいのですが、
大三に入って弓が手の中でぐるっと回ると、手の内が崩れる
このときに手の内を崩さないようにするのが大変なのです
私は過去に何カ所かで弓道教室に参加しているのですが、
前回の教室は流派が日置(へき)流だったのです
日置では、先に手の内を決めてしまってから斜めに打ち起こすので、
《ぐるっと回り》がなかったのです
頭の中がごっちゃになってます
〈矢の飛んでいく方向と弓の回転について〉
矢は、つがえて的にむかったときは中心より右側を向いているので、
このまま放つと右の方に飛んで行ってしまいます
また和弓は持ち手の上が長く、下が短いので、
弓を引いてしなったとき、元の位置に戻ろうとするのに上向きの力がかかります。
すると、矢は上の方に飛んで行ってしまいます
これらを防いで、矢を真っ直ぐ飛ばすために弓を握る左手で左方向に捻ってテンションを掛けるのです
これが手の内です
弓は真上から見て反時計回りにねじられるので、
弓を引いて離したときには、弓は持ち手を軸に反時計回りに回転します。
この回転によって、矢に左向きの力を加えます
右側に行こうとする力と相殺させることによって矢はまっすぐ飛んでいくことができるのです
下の図は会に入ったときの手の形です
グリーンは弓の断面で、親指の上に矢が乗ります
Aは控えすぎ
Cは入れすぎ
正しいのはB
※分かりやすい図があったので、参考に自分でイラストにしてみました
頭で理解しても、実際やりながらでないと上手く出来ません
実際に弓を引くのは家で練習が出来ないですからね〜
でも、頭で理解してないと体にも移せない!
まず、目標は体配をちゃんと覚えること、
そして将来の目標は弓返り出来ること
来週は土日連続の稽古!
修行だな〜
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前回(第2回目)は欠席してしまいました
今日は3回目の開催
前回にかなり進んだと思われ、もう実際の弓に矢をつがえ、
構えの練習に入っていました
・正式な座射の体配、立射の練習
これで試験を通ったはずなのに、すっかり忘れております
部分部分しか思い出せない
しかも、微妙にルールが変わっている
しかも私が教わったときより、とても細かくなっている・・・
物見は弦の上30cm、下10cmとか
見本を全部見た後では、最初から頭に全部入らない
先生の見本が向かい合っているのでよくわからない
(私的には、同じ向きで、ひとつひとつ真似しながらやって欲しいのだが)
・的掛けの仕方、垜(あづち)・安土の作り方などの説明
ここの弓道場は垜の奥行が取れなかったため、通常の垜の角度(45度)より急角度になっています
後ろがコンクリートで土の量が少ない
そのため、乾燥しやすく崩れやすくなっているので注意が必要
水を掛けて固めた後、発泡パネルで覆って保護しているとのこと
今日は参加者は8名だったので、2、2、3名のグループに分けて
弓道場で巻き藁組、的前5mから実際に弓を引いてみる組、
剣道場で手の内組でみっちり稽古
私は手の内が昔からよく出来ていません
先生によって説明もまちまちで、難しいのです
手の内は一生かかっても到達しない難解で奥深いものなのです
今はネットでいろいろ詳しく解説されていますが、
やはりみんな、それぞれの解説をしており、初心者は解釈するのに混乱してしまいます
美しい手の内はこんな感じなのですが
(人差し指は伸ばしても曲げてもよい、この図は曲げているタイプ)
小指、薬指、中指がきれいに揃っているのが理想
手の小さい人は大変です・・・
握りしめずに、丸く輪のように持ち空間を作らないと弓返りしません
弓返りは初心者には難しいポイントです
弓構えから打ち起こしはよいのですが、
大三に入って弓が手の中でぐるっと回ると、手の内が崩れる
このときに手の内を崩さないようにするのが大変なのです
私は過去に何カ所かで弓道教室に参加しているのですが、
前回の教室は流派が日置(へき)流だったのです
日置では、先に手の内を決めてしまってから斜めに打ち起こすので、
《ぐるっと回り》がなかったのです
頭の中がごっちゃになってます
〈矢の飛んでいく方向と弓の回転について〉
矢は、つがえて的にむかったときは中心より右側を向いているので、
このまま放つと右の方に飛んで行ってしまいます
また和弓は持ち手の上が長く、下が短いので、
弓を引いてしなったとき、元の位置に戻ろうとするのに上向きの力がかかります。
すると、矢は上の方に飛んで行ってしまいます
これらを防いで、矢を真っ直ぐ飛ばすために弓を握る左手で左方向に捻ってテンションを掛けるのです
これが手の内です
弓は真上から見て反時計回りにねじられるので、
弓を引いて離したときには、弓は持ち手を軸に反時計回りに回転します。
この回転によって、矢に左向きの力を加えます
右側に行こうとする力と相殺させることによって矢はまっすぐ飛んでいくことができるのです
下の図は会に入ったときの手の形です
グリーンは弓の断面で、親指の上に矢が乗ります
Aは控えすぎ
Cは入れすぎ
正しいのはB
※分かりやすい図があったので、参考に自分でイラストにしてみました
頭で理解しても、実際やりながらでないと上手く出来ません
実際に弓を引くのは家で練習が出来ないですからね〜
でも、頭で理解してないと体にも移せない!
まず、目標は体配をちゃんと覚えること、
そして将来の目標は弓返り出来ること
来週は土日連続の稽古!
修行だな〜
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
posted by konomezuki at 18:39
| 日々諸々
2022年06月10日
芒種
漬けてから二週間ほどした梅酒
だいぶ色が進んできました
最低三ヶ月、半年過ぎないとね
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
posted by konomezuki at 16:26
| 日々諸々
2022年06月07日
ヘチマ製かけやすめ考案
弽(ゆがけ)の型崩れを防ぐコレ欲しい
↓籐製
※画像出典 山武弓具店
↓竹製
※画像出典 shokunin-k GALLERY
籐も竹も軽いし、中が空洞になっていて乾燥剤を入れることが出来る
竹のやついいなぁ〜形に無駄がなくて天然素材だし・・・しかし5000円するのだ
軽くて通気性の良いもので
作れないか?
中に綿を詰めたクッションスタイルは出来るけど、綿は通気性が悪い
硬くてしっかりしたものならばモクメン(ウッドパッキング)を詰めるか?
しかしモクメンは扱いが大変だし、他に使い道がないので余っても困る
そこで思いついた!
ヘチマ!!
私は以前、ヘチマの帯枕を作ったのだ
ヘチマは軽くて堅く通気性抜群・・・だったらヘチマで作れないものか?
ヘチマが短かったので、2本繋げた試作バージョンがあった・・・それををばらして使おう!
接着剤などは一切使ってないので、ばらして再利用出来ます
↓まずは、大まかな成形
へちまはとても丈夫で硬いです
スカスカなので接着剤が効かないため、糸で縫って繋いでいます
↓アップはこんな感じ
↓帯枕だった時のまんま、くるんで使っていた麻のボディタオルをそのまま再利用して使う
↓アミアミが非常によく絡んでズレない
↓指の先もしっかり巻く
↓細部を補強したり、立体的にしていきます
何となく、手首のくびれと親指の付け根の太くなっているところをそれっぽく
あまり厚みを出し過ぎても、丸めて仕舞う時かさばって収まりが悪い
様子を見ながらほどよい厚みに
↓試着
いいかも〜
↓紫の木綿布をかぶせて縫い付けて出来上がりです
複雑な形なので、かぶせる布は一枚では無理です
手首で接いでいます
布がたるんだり、余ったりしたところは、内側に折り込んでかがっています
摩訶不思議なカタチ!
ヘチマが足りなくなり、手首は円筒形に出来なかった
但し、この方がつかみやすくて着脱しやすく軽量化にもなったのでかえって良い
並べるとこんな感じ
はめてみます
指もカーブが付いてるのでぴったりフィット!
世にも珍しい、ヘチマのかけやすめ完成です!
ヘチマのかけやすめは、空気のように軽い(35.2g)です!
(ピーマン一個、アスパラガス1本が約30gくらい)
そしてとても硬いです
これは中に乾燥剤は入れられませんが、通気性は抜群
世界初のヘチマのかけやすめ
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↓籐製
※画像出典 山武弓具店
↓竹製
※画像出典 shokunin-k GALLERY
籐も竹も軽いし、中が空洞になっていて乾燥剤を入れることが出来る
竹のやついいなぁ〜形に無駄がなくて天然素材だし・・・しかし5000円するのだ
軽くて通気性の良いもので
作れないか?
中に綿を詰めたクッションスタイルは出来るけど、綿は通気性が悪い
硬くてしっかりしたものならばモクメン(ウッドパッキング)を詰めるか?
しかしモクメンは扱いが大変だし、他に使い道がないので余っても困る
そこで思いついた!
ヘチマ!!
私は以前、ヘチマの帯枕を作ったのだ
ヘチマは軽くて堅く通気性抜群・・・だったらヘチマで作れないものか?
ヘチマが短かったので、2本繋げた試作バージョンがあった・・・それををばらして使おう!
接着剤などは一切使ってないので、ばらして再利用出来ます
↓まずは、大まかな成形
へちまはとても丈夫で硬いです
スカスカなので接着剤が効かないため、糸で縫って繋いでいます
↓アップはこんな感じ
↓帯枕だった時のまんま、くるんで使っていた麻のボディタオルをそのまま再利用して使う
↓アミアミが非常によく絡んでズレない
↓指の先もしっかり巻く
↓細部を補強したり、立体的にしていきます
何となく、手首のくびれと親指の付け根の太くなっているところをそれっぽく
あまり厚みを出し過ぎても、丸めて仕舞う時かさばって収まりが悪い
様子を見ながらほどよい厚みに
↓試着
いいかも〜
↓紫の木綿布をかぶせて縫い付けて出来上がりです
複雑な形なので、かぶせる布は一枚では無理です
手首で接いでいます
布がたるんだり、余ったりしたところは、内側に折り込んでかがっています
摩訶不思議なカタチ!
ヘチマが足りなくなり、手首は円筒形に出来なかった
但し、この方がつかみやすくて着脱しやすく軽量化にもなったのでかえって良い
並べるとこんな感じ
はめてみます
指もカーブが付いてるのでぴったりフィット!
世にも珍しい、ヘチマのかけやすめ完成です!
ヘチマのかけやすめは、空気のように軽い(35.2g)です!
(ピーマン一個、アスパラガス1本が約30gくらい)
そしてとても硬いです
これは中に乾燥剤は入れられませんが、通気性は抜群
世界初のヘチマのかけやすめ
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
posted by konomezuki at 21:04
| 制作ログ