梅雨の晴れ間でした
夏になるとカバンが重い
日がさ・ペットボトルの水・日焼け止め・虫除け
蔦の勢いがすごい道中です
本日の稽古
・勧進帳
・宮神楽合方
・宮さん宮さん
・草津節
・中の舞(序の舞)
テキストに沿って進みます
「宮さん宮さん」は林家木久扇師匠の出囃子です
笑点に出ていた頃の林家木久蔵さん
子供の頃、黄色い着物の一番面白いおじさん・・・という思い出
「草津節」は「♪くさーつー、よいとーこー、いちどーはーおいで〜〜ドッコイショ[]︎」
という湯もみの時に歌うアレです
出だしのド、ツ、テ、レをいわゆる「はずんで」のリズムで行います
ドン、ツ、テン、レン、という感じ
「はずんで」は端唄にたくさん出てきたので難なくクリア
はずんでバリエーション「軽くはずんで」などもよく出てきたので懐かしいリズム
逆に長唄系では出てこないので出囃子クラスの方には難しいのだそうです
中の舞(序の舞)は柳家小さん師匠の出囃子
ようやく出囃子らしい曲が出てきて嬉しい!
誰もが一度は聞いたことのある出囃子の一つだと思います
能から来ている格の高い曲なので、他の人はおいそれと使えないらしいです
出囃子は長唄から来ているので、長唄がちゃんと出来ないと上手く弾けません
端唄は歌の伴奏的な要素が強いのですが、
長唄の合方(唄なしで曲を聞かせる部分)は三味線の曲弾きが肝心
演奏の速度もかなり速いので、通常のペースで行くと私はなかなかついていけません
長唄は三味線の基礎だと言われる所以です
トラディショナルでクラシカルな音もたくさん出てきます
えっ、次そこ行く?というような音がしょっちゅう出てくる
津軽三味線の人がいきなり長唄をやろうとしても弾けないらしいです
良かった、私だけじゃなかった・・・
私の時間の前のNさん、落語家の方ですか?という雰囲気の人ですが、
「練習してきたばかりなのに、ここだと全然弾けないんだよ〜」と仰っておいででした
そうなんです、その通り
弾いても弾いても、なんか下手〜
「雨が降っても、誰も休まずに来てくれるなんて嬉しい」
先生はこのように言って下さっております
あまり練習が出来なかったので反省
早く長唄に慣れなければ(^_^;)
頑張ります〜
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2022年06月13日
小さん師匠の出囃子
posted by konomezuki at 23:42
| 三味線関連&稽古日記