鏡カバーを作りました
古い着物を解き洗いしたもの
幅も丈も足りないので、
背縫いふうに縫い合わせて、上下を接ぎ合わせて
なにげに面倒なことになった
裏は適当にこんな感じ
このカタバミ柄は、昔、母の襦袢だった生地
高校生の頃、着物を着るときに私も着たりした懐かしいもの
とても気に入っていて、大事にハギレとして使っています
これと同じ柄の襦袢あったら欲しい
この菊の模様も気に入っています
でも、部屋が暑苦しくなりました
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2022年06月22日
鏡カバー
posted by konomezuki at 23:30
| 制作ログ
2022年06月20日
序の舞の稽古
蒸し暑い一日です
それにしても、黄色いデンシャはどうして毎日のように遅延するのだろう?
運転見合わせとか遅延の知らせが「チロリン」と毎日鳴るのですよ
今日は6月最後の稽古です
「序の舞」(小さん師匠の出囃子)の稽古です
私の前の生徒Nさんもちょうど同じ「序の舞」をやっている
小唄をやっていたというNさん
小唄はつま弾きなので今までバチで弾いたことがないそうです
私はNさんが落語家に見えてしょうがないんですが・・・
先生は麻の着物です
今頃にぴったり
40年くらい前のお下がりの着物で、さすがに洗って着ようと思って洗ったら、
着物部分が縮んで、内側の居敷当てと寸法が変わってしまい、はみ出した裏地を縫ったのだとか
着物談議は楽しいです
いつも稽古場の防音室に入ると姿勢チェックのために鏡を見ます
湿気で髪の毛がボサボサだ
ここへ入ると、これまでの感覚で端唄にリセットされてしまう
三味線の太さの違いを忘れ、バチのサイズと重さを忘れ、
練習してきたときよりすごく下手になっていて、出だしはいつもガタガタ
何回か引いているうちにやっと調子を取り戻す
・序の舞
序の舞には、9〜10の坪を両方とも人差し指で押さえるところがあります
通常は薬指に移動するのでどうしてもクセで薬指が出てしまう
何故わざわざ両方とも人差し指なのか?というと実はこっそり「スリ」をするため
出囃子は本来の長唄より砕けた感じに弾くので、こういうところがよくあるのです
なるほどなぁ〜やはり楽譜に書かれていない技があちこちにあります
全体的には、
・坪を押さえる手が、受け手になっているので、もっと立てる
・着地が下手なので、ピシッとバチ皮を打つ
端唄の時からずっと言われていたこと
出囃子の先生からは、受け手を直すときは
「鉛筆を持つようなカタチで持つと良い」
直感的に分かりやすいアドバイスをもらいました
竿に対して直角になるようにとか、立てるようにとか、一般的には、よくそう言われるが、
頭で分かっていてもなかなか感覚として結びつかない
鉛筆
これは初めて聞く例えだけど分かりやすい
(左手では鉛筆は持たないが)確かに、持つカタチとして鉛筆は寝かせて握ったりしない
竿を太い鉛筆だと思って、線を引くつもりで坪を移動すればよいのだ
いろんな先生がいろんな表現で教えてくれますが、
自分がピンと来る表現でアドバイスをもらったとき、やっと気がつくことが出来る
自分で気づかない限り、間違いも直らないし上達しないのです
端唄の先輩も「気がつくことが大事」と言っていました・・・
そうすれば、第一関節を立てやすいし、薬指も届きやすくなる
松永鉄九郎先生(長唄の有名な先生)は、正面から見たとき、
「坪を押さえる爪が見えてはいけない」と教えるのだそう
曲を次から次へとやっていると、その曲を弾けるようにするのが精一杯で
気づく余裕がないまま次に行ってしまう
今は、基本センテンスのとても短い練習曲なので、
こういうことを再確認出来るのです
来週は、裏拍子の練習
休符が先に来る「・4・4、・44」「すっちすっちすっちち」というやつ
お伊勢参りとか木遣りくずしで出てきたやつです
長唄は、ほぼほぼ1、2,1、2、の偶数リズム
メトロノームの8ビートがちょうど良いのだそうです
メトロノームのアプリで練習したこともあったけど、
端唄は早くなったり遅くなったりして一定でない(唄に合わせる)
メトロノームだと当てはまらないので、そのうち使わなくなって削除してしまった
「チーン、2、3、4、5、6、7、8、チーン、2、3、4、5、6、7、8、」
8ビートでやってみよう!
出囃子コースを一からやるに当たっての密かな目標
・押さえ方を直すこと
・着地をピタッと決めること
・譜尺を見ないこと
頑張って練習しよう!
帰りに受付の山口先生が「あれ?いつものバチ入れじゃないね」と言うので、
(いつものは端唄用のバチを入れてる)
バチケース要らず、バチの手拭い包みをご紹介してきました
鉄九郎先生も「バチ要らず」という手拭い包みをYouTubeで公開していますが
バチ全体を包むやり方なのです
私のはバチ先だけを包むやり方で、バチの形状を生かした粋な雰囲気の包み方
しかもひざを巻いた手拭いの長いカタチのまま包むことが出来ます
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それにしても、黄色いデンシャはどうして毎日のように遅延するのだろう?
運転見合わせとか遅延の知らせが「チロリン」と毎日鳴るのですよ
今日は6月最後の稽古です
「序の舞」(小さん師匠の出囃子)の稽古です
私の前の生徒Nさんもちょうど同じ「序の舞」をやっている
小唄をやっていたというNさん
小唄はつま弾きなので今までバチで弾いたことがないそうです
私はNさんが落語家に見えてしょうがないんですが・・・
先生は麻の着物です
今頃にぴったり
40年くらい前のお下がりの着物で、さすがに洗って着ようと思って洗ったら、
着物部分が縮んで、内側の居敷当てと寸法が変わってしまい、はみ出した裏地を縫ったのだとか
着物談議は楽しいです
いつも稽古場の防音室に入ると姿勢チェックのために鏡を見ます
湿気で髪の毛がボサボサだ
ここへ入ると、これまでの感覚で端唄にリセットされてしまう
三味線の太さの違いを忘れ、バチのサイズと重さを忘れ、
練習してきたときよりすごく下手になっていて、出だしはいつもガタガタ
何回か引いているうちにやっと調子を取り戻す
・序の舞
序の舞には、9〜10の坪を両方とも人差し指で押さえるところがあります
通常は薬指に移動するのでどうしてもクセで薬指が出てしまう
何故わざわざ両方とも人差し指なのか?というと実はこっそり「スリ」をするため
出囃子は本来の長唄より砕けた感じに弾くので、こういうところがよくあるのです
なるほどなぁ〜やはり楽譜に書かれていない技があちこちにあります
全体的には、
・坪を押さえる手が、受け手になっているので、もっと立てる
・着地が下手なので、ピシッとバチ皮を打つ
端唄の時からずっと言われていたこと
出囃子の先生からは、受け手を直すときは
「鉛筆を持つようなカタチで持つと良い」
直感的に分かりやすいアドバイスをもらいました
竿に対して直角になるようにとか、立てるようにとか、一般的には、よくそう言われるが、
頭で分かっていてもなかなか感覚として結びつかない
鉛筆
これは初めて聞く例えだけど分かりやすい
(左手では鉛筆は持たないが)確かに、持つカタチとして鉛筆は寝かせて握ったりしない
竿を太い鉛筆だと思って、線を引くつもりで坪を移動すればよいのだ
いろんな先生がいろんな表現で教えてくれますが、
自分がピンと来る表現でアドバイスをもらったとき、やっと気がつくことが出来る
自分で気づかない限り、間違いも直らないし上達しないのです
端唄の先輩も「気がつくことが大事」と言っていました・・・
そうすれば、第一関節を立てやすいし、薬指も届きやすくなる
松永鉄九郎先生(長唄の有名な先生)は、正面から見たとき、
「坪を押さえる爪が見えてはいけない」と教えるのだそう
曲を次から次へとやっていると、その曲を弾けるようにするのが精一杯で
気づく余裕がないまま次に行ってしまう
今は、基本センテンスのとても短い練習曲なので、
こういうことを再確認出来るのです
来週は、裏拍子の練習
休符が先に来る「・4・4、・44」「すっちすっちすっちち」というやつ
お伊勢参りとか木遣りくずしで出てきたやつです
長唄は、ほぼほぼ1、2,1、2、の偶数リズム
メトロノームの8ビートがちょうど良いのだそうです
メトロノームのアプリで練習したこともあったけど、
端唄は早くなったり遅くなったりして一定でない(唄に合わせる)
メトロノームだと当てはまらないので、そのうち使わなくなって削除してしまった
「チーン、2、3、4、5、6、7、8、チーン、2、3、4、5、6、7、8、」
8ビートでやってみよう!
出囃子コースを一からやるに当たっての密かな目標
・押さえ方を直すこと
・着地をピタッと決めること
・譜尺を見ないこと
頑張って練習しよう!
帰りに受付の山口先生が「あれ?いつものバチ入れじゃないね」と言うので、
(いつものは端唄用のバチを入れてる)
バチケース要らず、バチの手拭い包みをご紹介してきました
鉄九郎先生も「バチ要らず」という手拭い包みをYouTubeで公開していますが
バチ全体を包むやり方なのです
私のはバチ先だけを包むやり方で、バチの形状を生かした粋な雰囲気の包み方
しかもひざを巻いた手拭いの長いカタチのまま包むことが出来ます
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posted by konomezuki at 22:26
| 三味線関連&稽古日記
掘り出しもの
かっちりとした袋物を仕立てようと、安いリサイクル帯をゲット
状態は最上ランク、未使用しつけ糸付き
格子の中に花七宝、筑前博多織りだということです
こんな模様あまり見ないですね
シミや傷もなし、匂いもなし、
ものが良すぎて、鋏を入れるにはもったいない
しかも打ち込みがいいので固くて縫うの大変
松葉仕立てでしたが、名古屋帯の三角をかがって結局帯として使うことになってしまった
格子なので、ななめにずらして巻くとカッコいいんです
着物も帯も減らしたいのに、増えてどうする
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状態は最上ランク、未使用しつけ糸付き
格子の中に花七宝、筑前博多織りだということです
こんな模様あまり見ないですね
シミや傷もなし、匂いもなし、
ものが良すぎて、鋏を入れるにはもったいない
しかも打ち込みがいいので固くて縫うの大変
松葉仕立てでしたが、名古屋帯の三角をかがって結局帯として使うことになってしまった
格子なので、ななめにずらして巻くとカッコいいんです
着物も帯も減らしたいのに、増えてどうする
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posted by konomezuki at 14:59
| 日々諸々
2022年06月19日
弓道教室5
梅雨の晴れ間の真夏日
朝から暑いです
熱中症にならないように水分を取りながらの稽古
弓道場の射場には工事現場用の扇風機が2台フル始動
昨日に引き続き、3グループに分け、的前10m、巻き藁、体配をみっちりと
的前・巻き藁は外で屋根がないので大変です
暑い・・・弓道は夏には向いていない
だからといって冬も寒くて大変・・・冬も向いていない
この幕の色いいですね
・打ち起こす時の、肩の入れ方と腕の張り
肩をぐっと前に入れると自然に腕が張り、そのまま腕も高く上がるので、
従って高い位置で大三が出来る
・大三から引き分けに行くときは、大三キープのまま10cmくらい少し引いてから引分けに入る
そうすると大きく引くことが出来る
・右手のひねりを効かせて矢筈を押さえる
・引き分けるときの弓手の手の内は、手のひらを上に向けるような感じ
(ちょうだい、と手のひらを差し出すみたいな)
そうすると小指と小指の付け根が閉まる。私の場合はそのとき親指を入れ気味のほうがよい
・ちょっと前押し気味で離れてしまうので注意
・離れの右手はグー(弓を持つ手と同じカタチ)
・弓倒しはシャープに直線的に行う
・すり足は、本当にベタなすり足(つま先もかかとも上げずに擦る)
出来ないことが出来るようになるには、自分で気づくしかない
自分にピンとくる説明や表現をしてくれる先生に当たると、ようやく気づくことが出来る
普通の説明では分からないことがありすぎる
弓道には物理的な説明が必要かもしれない
全10回の教室も折り返し地点まで来ました
後半も頑張ります〜
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朝から暑いです
熱中症にならないように水分を取りながらの稽古
弓道場の射場には工事現場用の扇風機が2台フル始動
昨日に引き続き、3グループに分け、的前10m、巻き藁、体配をみっちりと
的前・巻き藁は外で屋根がないので大変です
暑い・・・弓道は夏には向いていない
だからといって冬も寒くて大変・・・冬も向いていない
この幕の色いいですね
・打ち起こす時の、肩の入れ方と腕の張り
肩をぐっと前に入れると自然に腕が張り、そのまま腕も高く上がるので、
従って高い位置で大三が出来る
・大三から引き分けに行くときは、大三キープのまま10cmくらい少し引いてから引分けに入る
そうすると大きく引くことが出来る
・右手のひねりを効かせて矢筈を押さえる
・引き分けるときの弓手の手の内は、手のひらを上に向けるような感じ
(ちょうだい、と手のひらを差し出すみたいな)
そうすると小指と小指の付け根が閉まる。私の場合はそのとき親指を入れ気味のほうがよい
・ちょっと前押し気味で離れてしまうので注意
・離れの右手はグー(弓を持つ手と同じカタチ)
・弓倒しはシャープに直線的に行う
・すり足は、本当にベタなすり足(つま先もかかとも上げずに擦る)
出来ないことが出来るようになるには、自分で気づくしかない
自分にピンとくる説明や表現をしてくれる先生に当たると、ようやく気づくことが出来る
普通の説明では分からないことがありすぎる
弓道には物理的な説明が必要かもしれない
全10回の教室も折り返し地点まで来ました
後半も頑張ります〜
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| 日々諸々