山見浩司氏の万華鏡ワークショップに参加しました
山見浩司氏は万華鏡作りの第一人者と言ってもよい、日本を代表する万華鏡作家
本格的な万華鏡が作れるとあって人気のワークショップです
とても楽しみにしていました
いざ、鎌倉へ!!
日曜日の鎌倉は激混み・・・
一番メジャーな小町通りにあるショップですが、
ほんの少し引っ込んだ場所にあるだけで、喧噪から逃れた別世界
万華鏡作りは初体験ですが、
失敗したくないので自分なりにざっと勉強してから行きました
今日作るのは、2ミラー・ドライタイプの最もシンプルで基本形の万華鏡です
二等辺三角形の短い辺は黒で塗りつぶし、V字型の内側が鏡になっていて、
覗くと雪の結晶のような模様が浮かび上がります
本日は、午前、午後、夕方、の計3回のワークショップ
私は午後の部で参加者は8名、私を含め殆どの方が万華鏡作りは初めての方
さて万華鏡作りには光が大事・・・と思い、まずは一番明るい窓際席をゲット!
↓本体の材料です
美しいシンプルな模様が入ったボディです
二等辺三角形に組んだミラーに仮テープを貼り、合わせ状態を確認
二等辺三角形のV字の幅を狭くしていくと、6角形、7角、8角、9角・・・と画数が増えていきます
これを、きれいで均等な8角形になるところで固定します
ところが、ミリ以下のほんの差でずれてしまうので大変です
みんな、決めるのに四苦八苦・・・
万華鏡の工程では、ミラーの合わせ方が最も難しくきれいな放射状にするのは至難の業
位置が決まったら、先生がグルーガンで固定してくれます
↓山見先生です
三角形のまわりに黒スポンジを貼り、筒の中に入れます
お皿の中に見えているのが、万華鏡の中に入れるパーツ
バーナーでひねった細長いもの、ビーズ、丸い粒、竹チューブ・・・
透明なもの、半透明なもの、ガラス、アクリル、ホイル紙、いろいろ・・・
パーツを入れる作業が一番楽しいところですが、思案のしどころでもあります
入れすぎると中で回転しづらくなってしまいます
入れなさすぎても模様がさびしい
同じような大きさ・形のものばかりだと変化がない
細い線状のものを入れたり、大小、質感で変化をつけたり、腕の見せ所です
・ガラスは光を通した時一番きれいなので、なるべくガラスのパーツにすること
・出来るだけ小さい、細かいパーツを使うこと
・なるべくいろいろな形にして、全部不揃いにすること
・色とりどりにしない=紫&グリーンの二色でまとめる
・色物ばかりだと暑苦しいので、透明のものとホワイトを適宜混ぜる
・単調にならないよう、アクセントで引き締め役の濃い一粒を効かせる
・つなぎ色としてピンク、ブルー、水色、ブルーを最小限に効かせて変化を持たせる
以上私の作戦
↓出来上がりました〜蓋をして接着し仮止めしておきます
出来上がったあとは、みんなで見せ合ったり外へ出て自然光で見たり、
キャーキャー盛り上がりまくりでした
美しい万華鏡を作るには、美しいパーツがなくちゃ始まらない
バーナーワークからやりたくなってしまう
万華鏡の本体が、シンプルでとてもカッコいいのです
万華鏡は中身も大事だけど、本体の外観も大事
中を覗いてみたい!
手に取って回す気が起こるようなデザインでなければならない
↓写真上手く撮れないですが、中身はこんな感じ
形や色の変化に富んでいて見ていて飽きない・・・
とても変化する万華鏡が出来ました!
万華鏡にはまりそうです
いつか、オイルタイプも作ってみたいです
Copyright (C)Harue Takamori All rights reserved.
【このカテゴリーの最新記事】