全10回の弓道教室
前回(第2回目)は欠席してしまいました
今日は3回目の開催
前回にかなり進んだと思われ、もう実際の弓に矢をつがえ、
構えの練習に入っていました
・正式な座射の体配、立射の練習
これで試験を通ったはずなのに、すっかり忘れております
部分部分しか思い出せない
しかも、微妙にルールが変わっている
しかも私が教わったときより、とても細かくなっている・・・
物見は弦の上30cm、下10cmとか
見本を全部見た後では、最初から頭に全部入らない
先生の見本が向かい合っているのでよくわからない
(私的には、同じ向きで、ひとつひとつ真似しながらやって欲しいのだが)
・的掛けの仕方、垜(あづち)・安土の作り方などの説明
ここの弓道場は垜の奥行が取れなかったため、通常の垜の角度(45度)より急角度になっています
後ろがコンクリートで土の量が少ない
そのため、乾燥しやすく崩れやすくなっているので注意が必要
水を掛けて固めた後、発泡パネルで覆って保護しているとのこと
今日は参加者は8名だったので、2、2、3名のグループに分けて
弓道場で巻き藁組、的前5mから実際に弓を引いてみる組、
剣道場で手の内組でみっちり稽古
私は手の内が昔からよく出来ていません
先生によって説明もまちまちで、難しいのです
手の内は一生かかっても到達しない難解で奥深いものなのです
今はネットでいろいろ詳しく解説されていますが、
やはりみんな、それぞれの解説をしており、初心者は解釈するのに混乱してしまいます
美しい手の内はこんな感じなのですが
(人差し指は伸ばしても曲げてもよい、この図は曲げているタイプ)
小指、薬指、中指がきれいに揃っているのが理想
手の小さい人は大変です・・・
握りしめずに、丸く輪のように持ち空間を作らないと弓返りしません
弓返りは初心者には難しいポイントです
弓構えから打ち起こしはよいのですが、
大三に入って弓が手の中でぐるっと回ると、手の内が崩れる
このときに手の内を崩さないようにするのが大変なのです
私は過去に何カ所かで弓道教室に参加しているのですが、
前回の教室は流派が日置(へき)流だったのです
日置では、先に手の内を決めてしまってから斜めに打ち起こすので、
《ぐるっと回り》がなかったのです
頭の中がごっちゃになってます
〈矢の飛んでいく方向と弓の回転について〉
矢は、つがえて的にむかったときは中心より右側を向いているので、
このまま放つと右の方に飛んで行ってしまいます
また和弓は持ち手の上が長く、下が短いので、
弓を引いてしなったとき、元の位置に戻ろうとするのに上向きの力がかかります。
すると、矢は上の方に飛んで行ってしまいます
これらを防いで、矢を真っ直ぐ飛ばすために弓を握る左手で左方向に捻ってテンションを掛けるのです
これが手の内です
弓は真上から見て反時計回りにねじられるので、
弓を引いて離したときには、弓は持ち手を軸に反時計回りに回転します。
この回転によって、矢に左向きの力を加えます
右側に行こうとする力と相殺させることによって矢はまっすぐ飛んでいくことができるのです
下の図は会に入ったときの手の形です
グリーンは弓の断面で、親指の上に矢が乗ります
Aは控えすぎ
Cは入れすぎ
正しいのはB
※分かりやすい図があったので、参考に自分でイラストにしてみました
頭で理解しても、実際やりながらでないと上手く出来ません
実際に弓を引くのは家で練習が出来ないですからね〜
でも、頭で理解してないと体にも移せない!
まず、目標は体配をちゃんと覚えること、
そして将来の目標は弓返り出来ること
来週は土日連続の稽古!
修行だな〜
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