いま、「生きる」ことがつらいひとを励ましたいっぽい。

こんにちは。

今回は「栄養」について書いてみたいと思います。
（以前からの読者様は既に気付いていると思いますが・・・
　もちろん「心の栄養」の方です）


人生という冒険に疲れ、（心の）ステータス異常を抱えながら
この辺境のブログへ辿り着いた勇者さま。

このブログがアナタの心の回復の一助となれば幸いです。


しかし、このブログはアナタを救う為だけのモノにあらず。


私自身、「うつ病なう」でありますので、
このブログを書くのは自分を救うためでもあるのです。
（「ちっぽけで無力で何の価値も無い私」の記事が、誰かの
　救いになってるかもって自己満足に浸ったりとかね（笑））


・・・まあ、そんなどーでもいい話は置いといて（笑）


今、心の病によって何もやる気が起きず、何も出来ず、
それでも「何かしなくちゃ」って焦ってるアナタ。

焦らなくて大丈夫です。

なぜなら・・・


焦ってもどーせ何もできやしないから。
（え？それ私だけ・・・？）

厳しいことを言ってるようですが、それが現実だから
しかたない。

心の病気になると、ホント何もできない。マジで。

病状が重くなってくると全てが楽しくなく、自分の好きなコト
や趣味ですらできない（やりたくない）。

それよりもう少し軽い段階、つまり「自分の好きなコトや
趣味はできるけど、仕事や家事等はできない」っていう
場合でも、結局何もできない。

どうしてか？

それは「罪悪感を感じてしまう」から。

仕事も家事も勉強も・・・やるべき事は何一つできないのに、
自分が楽しいコトややりたいこと（例えばアニメ鑑賞、ゲーム、
プラモ製作など）だけやるなんて許されるワケがない・・・
とか思っちゃうから。

・・・んで、悩んでるうちに時間だけが過ぎていき、時計に
目をやりゃ23時55分。
「ああ、結局今日も何もできなかった・・・」
「やるべき事、やらなきゃいけない事は溜まる一方だ・・・
　でも何もできない、やりたいこともできない・・・
　どーすりゃいいか分からない・・・悩みがありすぎて
　眠れもしない・・・」

・・・んで、再び時計に目をやりゃ4時過ぎ。
「ぐはっ、もう朝じゃん・・・」

「私は何て無駄な時間を・・・」
【以下永久ループ】

となるワケです。


ハッキリ言っておきましょう。

「罪悪感を感じる必要は全くない」

アナタは病気なのだから。

どうせ何もできずに無駄に時間が過ぎていくのなら、
今、自分にできる楽しいコトをやればいいんです。

それが「心の栄養」になるんです。


身体の病気やケガをした時は「絶対安静」だとか「体力を
つけるために栄養のあるものを食べる」ってことは肯定的
に捉えられるのに、

心の病気になった時に「絶対安静」をすると・・・

「怠けてる」
「やる気が無い」
「世の中ナメてる」
「甘えてる」
「ダラダラしてんじゃねぇ！」
などと言われ、

「心の栄養を補給」をしようとすると・・・

「やるべき事もやらずに遊びたいだけ」
「楽しいことだけやりたいだけ」
「病気の割には趣味はできるんだね」
「そんな事よりも、他にもっとやるべき事が
　あるんじゃないの？」
「都合のいい病気だな」
「仮病じゃね？」
などと言われる。

なぜか？

それは、見た目には健康そのものだし、心の病になったコトが
ない人には、理解できないから。

だってそうでしょ？

転んでケガをしたり、風邪をひいたりっていうのは、大多数
の人が経験することなのに対し、心の病はそこまで身近な存在
じゃない。

身体のケガや病気に関しては、骨折したりガンになったりした
ことがなくても、今までの自分の経験に照らし合わせて、
「打撲よりもっと痛いんだろうな」とか、「苦しいんだろうな」
とか色々想像しやすいと思う。
テレビとかでもしょっちゅう目にするしね。

でも、心の病気は経験者でなければ「想像できない」。
よって理解するのも難しい。

だから世間の目は冷たいかもしれないけど、アナタが罪悪感を
感じる必要はないのだ。

「心にも栄養は必要」なのだから。
（身体のケガや病気の時は栄養を摂って、心の病気の時だけ
　栄養を摂るどころか我慢するって変じゃない？
　そんな事してたら治るどころか悪化しちゃうよね）


何も出来ないアナタに「やりたいコト」や「できるコト」が
あるってのは大きな前進だし希望でもある。
まずは自分にできるコトからゆっくりやっていけばいい。
やりたいコトを存分にやればいい。

　当然ですが、他人に危害を加えることや　
　犯罪行為は絶対にダメです。

　心の病気を理由にそのような事をする人は、
　私の言っている心の病とは違う種類の病気　
　だと思われます。
　例え病気であっても、他人に危害を　
　加えたりすることは

　決して許されることではない

　というのが私の「揺ぎ無い見解」です。


・・・話を戻しましょう。
お金に余裕があるなら「海外旅行」へ行ったってかまわない。
（私は「金欠病」も併発してるから行けないけど（笑））

職場の人はこう思うかもしれない
「は？　療養休暇で会社を休んでるのに海外へ旅行ですか？」と。

そのプレッシャーに負けちゃダメだ。
むしろ、
「病気だからこそ心の栄養補給の為に海外旅行へ行く
必要があるんだ」
「自分にできるコトを精一杯やろうとしてるんだ」
って自分に言い聞かせて。

楽しいと思えることを「楽しむ」事が、一番の心の栄養に
なるのだから（と私は思う）。

そうすれば今まで「悩むだけで何も出来ずに」無駄に流れて
いってただけの時間が、
「少なくとも、やりたいコトだけはできたのだから、
まったくムダじゃなかったな」って思えるでしょ？

てゆーか、無駄な時間を過ごしたっていう悩みも
少しは軽くなって一石二鳥？みたいな？（笑）