2013年03月17日
サイノウ×＞×ドリョク
こんにちは。
仕事についていけなくて悩んでいるアナタ（あっ、私か）。
勉強についていけなくて悩んでいるキミ（あっ、昔の私か）。
人付き合いはニガテだし面倒だ、何より、関わった人には
大抵迷惑をかけるコトになっちゃうし、気まずくなるだけだし、
自分の世界に閉じこもっていることが一番楽だし・・・
でも、実は一人でいるのも寂しかったりして・・・
でも、人付き合いはやっぱり【以下永久ループ】
っていうメンドクサイあなた（あっ、私か）
何をやっても上手くいかず、上手くできず【以下略】
最初に言っておきましょう。
「努力では解決できないコトがある」
はい、お悩み解決。
・・・してない、ですかね？
人間、持って生まれた能力以上のコトはできないって事っス。
勉強も、仕事も、人付き合いも、その他諸諸。
・・・・・・・・。
私には分かります。
アナタが誰よりも早く出勤し、始業時間までの間黙々と
溜まった仕事をしていることを。
昼休みも返上でゴハンも食べず、仕事をしていることを。
皆の定時より２時間くらい遅い時間が自分の定時で、
当然のごとくその後もサービス残業をしていることを。
時計にチラっと目をやり、「はぁ・・・あと８時間後には
またココに座ってんだよなぁ・・・」とか考えてることを。
大量の資料を持ち帰り、睡眠時間を削って勉強してることを。
それでも、資料の内容は頭に入らず、仕事の手順もなかなか
覚えられず（覚えられても作業が遅く）、仕事も勉強すべき
ことも溜まっていく一方で、どうしていいのか分からなく
なっている事を。
アナタは充分努力しています。
それはもう、他人の３倍くらい。
でも、その努力や苦労は誰にも分かってもらえない。
それどころか、仕事のデキるまわりの人たちに
「まだ終ってないの？」
「いつも大変だね」
「え？分からない？キミ何年目だっけ？」
「〇〇の文書に載ってるだろ？」
「手伝おうか？」
（手伝ってもらって助かる場合と、困る場合アリ
大抵、手伝って欲しい時には何も言われず、
集中してやりたい時に限って気まぐれに言われる
そして中途半端に手伝われて余計大変になる
でも、立場上「結構です」とは言えないケース）
（ある仕事が90％程度終った段階で）
「（アナタにやらせると遅いから）後はやっとくから、
かして」
（自分の努力はリセットされ、最後の仕上げをやった人に
実績を全部持っていかれるケース）
「頑張ってね」
（言われるまでもなくお前の倍以上頑張ってるっ
ちゅーねんのケース）
「もっと頑張らないとだめだぞ」
「何でできないの？」
（こっちが知りたいケース）
「やる気あるのか」
「もっと真剣にやれよ」
【以下略】
などと言われて言い返せない自分が歯痒くて・・・
（努力してようが、してなかろうが、結果が全ての
世の中だから・・・）
誰よりも努力しているのにまるで罪人扱い。
自分に「やる気」が無いからできないのかな？とか、
努力が足りないのかな？とか思って反省しちゃったり
なんかして。
でも、そうじゃない。
さっきも言ったようにアナタは人一倍努力している。
世界中の誰にも分かってもらえなくても、私には
分かってる。
大丈夫。アナタの気持ちが分かる人がココにいる。
じゃあ、何がいけないのか・・・？
「純粋に能力が劣っている」
それだけのこと。
認めたくないけど、考えたくないけど、それが現実。
だから、自分を責めないで。
むしろ、他人より劣っているのに、人並みにやろうと
努力している自分を褒めてあげて。
現実を直視し、受け入れるコトができれば、少しは
心が軽くなるかも。
「私なりに精一杯やってんだもん、
それで出来なきゃしょーがないじゃん」って。
「劣っている」って表現が受け入れ難いなら、
自分を基準にしてみよう。
「自分の能力は普通だ、しかし、世の中の大多数の
人たちが優秀すぎるのだ」と。
最初の方で「努力では解決できないコトがある」って
書いたと思いますが、以下に書く私の
「屁理屈理論」
を読んでいただければ、ココまで言ってきたことが
少しは分かるかもしれません。
（はたしてココまで読んでいる人がいるのか？（笑））
例えば、勉強や仕事が100m走だとしましょう。
（ちょっと極端ですけど分かりやすく例える為です）
そしてアナタは、親や学校の先生、または職場の上司など
からこう言われます。
「目標（ノルマ）は12秒を切ることだ」
・・・走れますか？
いや、ある程度の人は、努力を重ねることによって
走れると思います。
（凡人よりは才能のある、ちょっとデキるタイプ
のランクの方々ですね）
そして学年トップの優等生、または職場の超エリート社員の
「ウサイン・ボルト」君なんかは、まあ努力などしなくても
体調管理に気をつけていれば楽勝でしょう。
（授業を１回聞けば完璧に覚えてしまうので、塾に通ったり、
予習・復習したり、テスト勉強をしたりする必要の無い
天才タイプの人ですね）
じゃあ、今度は目標（ノルマ）が「9秒60を切れ」なら？
さすがのボルト君も余裕の色が消えるんじゃないでしょうか。
学校で習わない事を勉強する為に塾に通ったり、時には徹夜で
勉強（寝ず勉？）したり、サービス残業したり、帰宅してからも
資料を読んだり、休日返上で仕事したり。
でも、彼ならできます。その努力の分だけ結果が出ます。
だってその分野の「才能」があるんだから。
（実際、それより速いタイム出してるし）
では、我々は？
努力したらできますか？
睡眠を削り、心を削り、命を削って毎日毎日毎日毎日・・・
おそらく無理でしょう。
ある程度タイムを縮めることが出来ても、目標（ノルマ）を
達成するなんて不可能に近いんじゃないでしょうか？
（この地球には70億人もの人がいるので、努力すればできる
人はいると思うし、努力しなくてもできちゃう人がいるかも
しれないけど）
結局何が言いたいのかといえば、今、悩んでるアナタは
「たまたま」勉強や現在の職業などの才能が無いだけで、
決して努力が足りないワケではないってこと。
他人の100倍努力したとしても、決して越えることが
できない「才能の壁」があるってこと。
「努力すればなんでもできる」ってんなら誰もが皆、
100m走でウサイン・ボルトに勝てる道理。
んな訳ゃない。
だから、勉強や今の仕事が他人よりできないからといって、
人付き合いが苦手だからといって自分を全否定する必要は
全く無い。
（でもやっぱ悩んじゃうけどね（笑））
「暗算」や「カラオケ」、「萌えるイラスト」での勝負なら
ボルト君に勝てるかもしれないでしょ？
今の仕事や勉強が、世の中の全てではないのだから。
【追伸】
そもそも「努力」自体ができなくて悩んでるアナタへ・・・
大丈夫。
「努力できる」ことだって才能の一つだから。
「努力できない」人がいたってぜんぜん
不思議じゃない。
（私も努力できない一人です。
今もこうしてツラいリアル（現実）から逃げるために
ブログ書いてるし（笑））
「努力しなきゃ」って思ってるだけで充分頑張ってる。
努力できる時がくるのをゆっくり待てばいい。
もしかしたら、突然１時間後に「その時」が訪れるかも。
（私の「その時」は10年後？ いや、永遠に・・（笑））
