キッズ置いてけ堀の題材だな!
…ということで、元ネタが「キョンシー」ないしは「幽幻道士」という事は私が指摘しない限り、誰も知らないまま終わるんじゃないか?
といっても主人公はキョンシー側ではなく、それにより蘇生された、物言えぬ死体。
つまり言葉を発する事ができない。
これが本作最大のオリジナリティ
謎の2人組に蘇生されるも半死状態で、相手の言葉をスルーするか、頷くことしかできない。
うなずく、うべなう
つまりこちらから相手に質問できないので、一方的に話を聞くことになる
彼らは意味深な言葉を投げかけてくるので、果たして何があったのか、その背景を想像する
ストーリーや結末は想像の範囲内だけど、3つのEDはそれぞれキャラクターに意外性があって面白かったな。
どうも全体的に仄暗いのに、奇妙な明るさを感じた。メッセージウィンドウではなく吹き出しを使っていたり、画面がすっきりしている所為かもしれない
攻略難易度は結構高いと思う。このストーリーはどういう方向に行けばグッドエンドか?と考えると、クリアできるかも。
自力攻略が無理なら、ヒント機能もあります
評価C+
60点
主人公が死体だから、瞬きをしてる演出が度々入るのも良かった
「last good night」と同じく、何かしら仕掛けがあるゲームは面白いですねぇ……
死体が主人公の作品といえば「夏と花火と私の死体」(小説)だが、本作も少し新しい切り口じゃないでしょうか
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