誰だって新しい知識が増えると優越感があり、友達に自慢したくなる。だから「トリビアの泉」は大ヒットした
クイズゲームも、まさにそんな存在だった
本作は『ゲームなんだけど、タメになる。』をモットーに掲げたサークルによる同人ゲームのフリー版で、オタク知識を中心にしたクイズゲームだ
まずクイズゲームというのが、家庭用やアーケードですっかり寂れてしまったジャンルなので、久しぶりにこのような良作を遊べて嬉しかったな
昔は多種多様なクイズゲームが大量に出てたんですよ、ホント……
(;´Д`)
ただ1人でクイズを解くのではなく、相手のいるクイズバトルというのも盛り上がる
RPGのボス音楽がクイズ中に流れており、妙に熱い(笑)。
問題はオタク知識といっても「別冊マガジンで始まったのは〇〇の巨人。〇〇に入るのは?」などのメジャーなものが多いので、アニメを全く見ない私でも普通に遊べた
オタク知識やクイズゲームが好きな人ならハマルんじゃないでしょうか。
ストーリーテイストでキャラクターも立っており、飽きさせない工夫も随所にみられます。
評価B+
70点
GWを家で過ごす皆さんに向けて、過去にコミケなどで頒布したクイズゲームを無料公開します。というのがフリー版公開の動機のようで、その心意気も偉いですねえ……(他のサークルもやってるのかな)
プレイヤーとwinwinなのでは。
【フリゲレビューブログの裏話。グラフィックに満点をつけたフリーゲーム 後編】
グラフィックに満点付けたフリゲ8本のうち、「AlexiA〜アレクシア〜」「#こっち向いて_めごちーv」「reversal」「しらない星のあるきかた」を紹介しました
今回は残り4本と、その解説をします
前置きはここまでに…
グラフィック最高評価のフリゲは……
これだ!
m9(゚д゚)っ
真昼の暗黒
色彩感覚豊かなレトロ風グラフィックもさることながら、画面そのものを、ストーリーとシステムに紐づけた演出を最大限評価。
「アレクシア」と評価理由が少し似ていますが、私は単純に絵が綺麗というよりも、ゲームならではのギミックあるグラフィックを最重要視しています
リュネットプラネット
満点の理由は至ってシンプルです
はざまたそがれ
グラフィック、システム、音楽、徹底したレトロゲーム風への拘りです。
このゲームは……
えっ?
なんですか?
「リュネット」の解説は?ですって…?
見たらわかるじゃないですか…
女の子がフリゲ歴代最カワなんですよ
私…
茶髪ロングの女が大好きなんですよ
…?
完全にお前の好みじゃねえかって?
当たり前じゃないですか。
ここはそういうブログなんですから!
しかしながら客観的評価でも、衣装のバリエーションやドット絵、ガチャなど、細部まで拘り抜いたグラフィックです。
小道具に至るまで、随一のクオリティでしょう。
話を「はざま」に戻します…
レトロゲーム風というか、アヘ顔ダブルピースなどを除くと、もう殆どレトロゲームです。
何せシステムもバックログすらないという、拘りっぷり。
実は私、このシリーズをプレイしてる最中「ちゃんと完結できるのかな?」(連作フリーゲームは頓挫が当たり前)以外にも、あることが気になってました
それは、「このレトログラフィックの描画がきつくなった作者が、普通の作画に逃げるのでは?」です。
何せ「立ち絵」が無い、全てのシーンをフルに描いた、凄まじい熱量の1作目(体験版)だったからです
キャラクターの立ち絵をポンと表示させるだけになるだろうなあ…
そう思っていました
しかしそれは、全くの杞憂でした。
連作フリゲはどうしても画風作風にムラが出てしまいますが…
「はざまたそがれ」は、1ミリの隙間もなく、完璧に全編レトロゲーム風で統一されています
作者は途轍もなく高い技術と強い志を持ってると、私は誰よりも信じてました
絵も勿論綺麗だし、動きや文字にエフェクトがかかるような、独自のゲーム的演出もある。
「レトロゲーム風」フリーゲームとしても、この系統のグラフィックとしても、間違いなく最高傑作です
私は信じてました
「真昼の暗黒」は最高のグラフィックと演出の融合を…
「リュネットプラネット」は最高に可愛い女の子を…
「はざまたそがれ」は最高のレトロゲーム風グラフィックを…
それぞれ掲げています
以上レビューの一端として、最高評価したグラフィックのフリゲを、紹介しました。
単純に「絵が綺麗なフリゲの紹介だろうなあ…」と思っていた方は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔になったのでは
このような評価方針と知った上だと、レビューを読むのが、より面白くなる(?)かもしれませんね
……
ここはブックマークアクセスが1日1000〜1200しかない小規模ブログです
前にも書いた通り自発的にSNSや動画サイトで宣伝しないので、作者、プレイヤーともに、エゴサ、検索をしない限りはまず辿り着かないでしょう
なのでこれからもフリーゲームらしく、フリーに、肩の力を抜いて運営します
極少数だから軽視するという意味では、勿論ありません。
何事も大規模になると自由さを失い鈍化するので、小規模を活かしリラックスした空気感でこれまで通りやるという、スタンスを示しただけです
100万アクセスブログ管理人がチンコー!!で笑ってたら、だいぶやばい人ですしね
今後もよろしくお願いします。
…えっ?
綺麗に締め括ろうとしてるけど…
3本しかないぞ?もう1本は?
管理人はとうとう算数もできなくなったのか?
ですって…?
それはですね…
残りの1本、それは……
このブログの評価方針を完全に覆すゲーム、だったんです…
ゲームグラフィックにこんな使い方あるか?と
それを挙げてしまうとこれまでのゲームはなんだったんだ?となるので、ここでは敢えて告げません
何事にも例外はあるものです
つまり完全なるイレギュラー作品が、1つだけあるのです
どのゲームか推理するのも、面白いかもしれないですねえ…
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